早生まれの赤ちゃんは保育園入園で不利?1月〜3月生まれの保活事情と工夫
■目次
早生まれの赤ちゃんはいつから保育園に入園できる?
1月〜3月生まれの赤ちゃんがいつ保育園に入ることができるのか、知りたいママやパパもいるでしょう。
労働基準法によると産後は8週間の就労を制限しており、保育園の利用対象はママが産後8週間の翌日にあたる生後57日の赤ちゃんとなります。
そのため、1月生まれの赤ちゃんはその年の4月から0歳児クラスに入園可能です。
ただ、保育園によっては生後6カ月以上からしか受け入れをしていない場合もあるので、対象年齢を確認することが大切になります。
また、2月・3月生まれの赤ちゃんは4月時点で生後57日が経っていないため、入園はできず、途中入園や次年度入園となります。
なお「2月に生まれる予定だったけれど1月に出産が早まった」などの理由から、4月入園の条件に該当する可能性もあるため、入園を希望する方は仮申請をしておくとよいかもしれません。
1月生まれ(早生まれ)の保活スケジュールとやることリスト
1月生まれの場合は4月入園も可能となりますが、スケジュールを確認して計画的に保活を進める必要があるでしょう。
保活スケジュールは以下の通りです。
4月〜9月:【妊娠中】保育園の情報収集
10月〜12月:【妊娠中】保育園入園の申し込み
1月〜2月:【出産】保育園入園可否通知が届く
3月:入園準備
4月:入園
入園に向けてやるべきことをスケジュールに沿って詳しく見ていきましょう。
保育園の情報収集をする
まずは、お住まいの市区町村の保育園の情報を収集しましょう。
保育園は認可保育園と認定こども園、認可外保育園の3つがあります。
認可外保育園は国からの認可がおりていない施設で保育料も高めに設定しているため、一般的には認可保育園や認定こども園を選ぶ方が多いでしょう。
通園時間や保育方針、園庭の有無などさまざまな観点から情報を集め、子どもを預けやすい園を選択することが大切です。
気になる園がある場合は見学に行き、園や保育士さんの雰囲気などを確かめるとよいでしょう。
保育園見学の予約電話のかけ方はこちら。
保育園の入園を申し込む
続いて、役所に保育園への入園申し込みを行ないます。
申込用紙には入園希望の園をいくつか選び、入りたい園を順番に記載していきます。
お住まいの地域によって希望園の数は異なるので注意しましょう。
例えば、東京都世田谷区の場合は10施設まで申請可能です。10施設ピックアップするのに時間がかかるママやパパもいるでしょう。いくつ希望できるかは、あらかじめチェックしておくとよいですね。
また、申込には就労証明書や母子健康手帳の写しなどさまざまな書類を提出しなければならないため、どのような書類が必要か、きちんと確認することが大切ですね。
保護者入園可否の通知がくる
申し込み後は保育の必要性を考慮して順番に入園が決定します。
第1希望の園に入れなければ、第2希望に…というように審査が行なわれますが、希望園の待機児童が多かったり、応募が殺到する人気の園だったりする場合は入園できなかった場合もあります。
その際は園児を追加募集する「2次募集」に応募したり、認可外保育園への空き情報を調べたりするとよさそうです。
早生まれの保活で大変だったこと
1月〜3月生まれの子のママやパパに、保活でどんなことが大変だったのかを聞いてみました。
4月入園の場合
0歳児・1歳児入園とそれぞれ大変さに違いがありそうです。ただ、早めに入園に向けて情報収集や園見学を行っておくと、余裕をもって保活を進められそうですね。
途中入園の場合
2月や3月生まれの場合は、早くても0歳児の途中入園となるでしょう。パパの中には、保育園の定員に空きが出るまで育児休暇を延長したという方もいました。
途中入園の場合の入りやすい時期を知りたい方はこちら。
早生まれで希望の保育園へ入園するためのポイント
早生まれの子のママやパパに希望の保育園へ入園するためのポイントを聞いてみました。
世帯の点数を計算しておく
保育園に入るための選考では家庭状況を点数で表し、保育の必要性を考慮して優先順位が決定します。
計算をしたことがないという方も多いため、一度自身の家庭状況をお住まいの地域の点数表に照らし合わせて、確認してみるとよいですね。
保活の点数について詳しく知りたい方は こちら。
候補にする保育園の種類をひろげる
認可保育園や認定こども園だけでなく、小規模保育施設や認可外保育園などさまざまな園に問い合わせして預け先を探したという声が届きました。どのような保育施設があるかわからない場合は、自治体のホームページで確認してみるとよいでしょう。
ベビーシッターサービスを利用する
自治体の中にはホームページなどで加点対象となる項目を公開しているケースもあります。
点数の加点を目指してどのような取り組みをすればよいのか、確認しておくことが大切ですね。
出典:働く女性の母性健康管理措置、母性保護規定について/厚生労働省
出典:世田谷区
早生まれだから不利…と悩まずに入園するための工夫を
早生まれの赤ちゃんが保育園に入園する際、次年度の入園申し込みが終わっていることから保活が大変だと感じる方もいるようです。
保育園によって受け入れ開始の月齢が異なるため、まずは対象月齢を確認して候補となる園を選ぶとよいですね。
妊娠中から情報収集をしたり加点につながる工夫をしたり、自治体や保育園と相談をしながら保活を進められるとよいですね。
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