妊娠や出産、子育てについて幅広く学ぶことができる「両親学級」。自治体や民間企業、産院などが主体となって全国各地で開催され、多くの方が参加しています。今回は両親学級の活用内容についてわかりやすく解説します。参加者の感想もまとめたので、これから赤ちゃんを迎える準備をしたいママやパパは、参考にしてみてくださいね。

 

両親学級とは

両親学級とは、妊婦さんやパートナーが妊娠や出産、子育てについて学び、赤ちゃんを迎える準備をする場です。

 

別名、母親学級と呼ばれ、日によって母親のみが参加し、仕事の休みの日に父親が加わるなど、参加方法はさまざまなようです。

 

両親学級は、妊娠・出産・育児に対する理解を深め、夫婦で協力して子育てを行なうために必要な知識やスキルを身につけることが目的です。全国各地で行なわれ、多くの方が参加しています。

両親学級の開催場所

両親学級の開催場所は主催者によって異なります。

 

自治体や民間企業、産院などが主催者となる場合が多く、それぞれ地域の保健センターや企業内のセミナールーム、産院内のスペースなどで実施されています。

 

勤務先の企業が従業員向けに開催する場合は、育児休業制度の取得方法や給付金についても詳しく説明を受けられるようです。

 

中には自治体と企業、産院と3つの両親学級に参加するご家庭もあるでしょう。

 

自由参加なので、興味のある方はお住まいの地域の開催場所や日程を調べるとよいですね。

 

定員制限や申し込み期限などが設けられているため、その点もチェックしてみましょう。

両親学級の活動内容

両親学級の開催は出産予定月によって日程が振り分けられ、全3回～5回程度のコース
になります。

 

医師や看護師、助産婦、栄養士などが講師となり、出産や子育てに関わる講習を実施します。

 

ここで、両親学級の活動内容の例を見てみましょう。

 

 

特に初めての出産を控えているという場合には、どのように赤ちゃんのお世話をすればよいのか迷うことがあるでしょう。

 

両親学級では、人形を使って沐浴やおむつ替えなどを行なう場合があるので、実践的な練習ができそうですね。

 

また、沐浴について詳しく知りたい方はこちら、おむつ替えについて知りたい方はこちらをご覧ください。

両親学級に参加してよかったこと

 

続いて両親学級に参加してよかったことを参加者に聞いてみました。

妊娠や子育てについて学ぶことができた

 

両親学級では、先輩ママやパパから実際の出産や子育ての体験談を聞ける機会が多いようです。直接話を聞ける機会というのは貴重ですよね。

友だちができた

 

両親学級に参加することでママ友ができたという声が寄せられました。中には家族ぐるみで仲よくなり、その後も子どもを交えて出かけるようになったというパパもいました。

心配事や不安を相談できた

 

出産や子育てに関して不安を抱くことは多いですよね。両親学級を通じて専門職の方と顔見知りになると、心配ごとを相談しやすくなりそうです。

両親学級に参加して出産に備えよう

両親学級では妊娠〜子育てまで、さまざまなことを学べるでしょう。

 

最近はオンラインで実施する自治体や企業が増えているようなので、参加してみるとよいですね。

 

また、出産後に自分の体調や子育てに不安になったり、産後うつの状態になったりする方もいるかもしれません。そんな時はぜひキズナシッターの利用を考えてみてくださいね。

 

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