保育・保活

東京都墨田区の保活事情。保育園の入園に関する点数について

東京都墨田区の認可保育園では、申し込みの際に、各家庭状況に応じて付けられる点数がとても重要になりますが、それぞれの自治体によって点数付けには違いがあります。 今回は、墨田区の保活事情とともに、2018年度の入園案内を参考に、選考基準について墨田区の特徴を踏まえながら詳しく紹介します。

東京都墨田区の認可保育園の保活事情

東京都墨田区は、江戸からの伝統が息づく歴史ある、ものづくりのまちです。

 

いわゆる「下町」と呼ばれ、東京スカイツリーなど観光地も多く、錦糸町などの繁華街もあります。

 

墨田区の認可保育園は、2017年に定員数が293人増加しましたが、その分認可保育所に申込む人数も前年度より267人増加しました。

 

2018年の待機児童数は189人となり、前年度より41人増加しています。

 

墨田区では、待機児童解消計画として、保育園の整備を図り、定員数を増やしてきましたが、人口増加が予想より上回り、待機児童の改善には至っていない現状です。

 

また、1歳児の入園希望の倍率は、0歳児より厳しい状況のため、0歳児から入園を考える世帯も多いですが、墨田区の認可保育園では、0歳児の受け入れを行っていない園もあり注意が必要でしょう。

出典:「保育所等関連状況取りまとめ(平成29年4月1日)」を公表します/厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11907000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Hoikuka/0000176121.pdf

出典:墨田区待機児童解消計画/墨田区
https://www.city.sumida.lg.jp/kosodate_kyouiku/kosodate_site/kosodate_keikaku/taiki_kaisyo_plan28.files/taiki_kaisyo_plan28.pdf

東京都墨田区の保育園利用に関する情報

ここでは、東京都墨田区の認可保育園の利用に関する情報を、選考スケジュール、申し込みに必要な書類に分けて詳しく説明します。

選考スケジュール

まず、2018年4月入園のスケジュールがどうだったか、確認しましょう。

 

2018年4月入園希望者の申込み締切は前年2017年12月中旬となり、子ども施設課入園係に直接提出するか、郵送での申込みが可能でした。

 

しかし、2017年12月5日以降に生まれた子どもについては、直接入園係の窓口に提出する必要があったようです。

 

選考の結果は、2月中旬頃文書で通知が届きます。

 

内定すると、内定した保育施設より連絡があり、面接や健康診断を行うようです。

 

入所できなかった場合には、待機となります。

 

申込書は12 月入所まで有効となり、入所希望月の翌月以降に希望保育施設に園児の空きが出た場合に、選考会議にかけられます。

 

待機になった後の結果は、内定した場合のみ電話で連絡が来ていたようです。

提出書類

保育園の入園には、さまざまな書類の提出が必要になります。

 

受付期間に、きちんと提出ができるよう、事前の準備を怠らないことが保活を進めていく上で大切でしょう。

 

申し込み書類は、墨田区のホームページからもダウンロードすることができますので、家庭の状況に応じて、どの書類が必要なのか早めに確認しておくことが大切でしょう。

 

詳しい内容については、入園案内を参考にしてください。

1、支給認定申請書
※マイナンバー(個人番号)提供に係る確認書類も用意する
2、保育施設(入所・転所)申込書
3、お子様の状況について
4、重要事項確認書兼同意書(すべての項目のチェック欄にチェックし、署名をする)
5、1月から3月までの保育施設入所希望確認書(4月二次申込み以降は提出不要)
※4月一次の申込みをする場合は、1月~3月の入園を希望しない方も必ず提出する
6、保育の必要性が確認できる書類(父母ともに証明書類が必要)
7、その他(状況に応じて必要な書類)

東京都墨田区の選考基準

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東京都墨田区の選考基準

認可保育園は、年齢別に定員が決まっています。

 

そこで市区町村独自の選考基準を作り、定員を超えて申込みがあった場合には家庭の点数(選考指数)に応じて、優先順位を決めています。

 

 

東京都墨田区の選考基準は、現在働いている人に関しては、他の自治体と大きな違いはありません。

 

一方で、求職活動中の人は「内定と未定」に分けられ、細かく点数付けされています。

 

例えば、フルタイムで内定が決まっていても、基準指数は12点となり、職場復帰をする方より厳しい現状のようです。

 

他にもどのような特徴があるのか、詳しく見ていきましょう。

指数の特徴

墨田区のフルタイム勤務の定義は「週5日以上かつ40時間以上の就労を常態」としていて、親一人のフルタイムが20点換算で、合計40点がフルタイム共働きの点数になります。

 

休憩時間 60 分までは就労時間に算入するようです。

 

保育の実施選考指数表に基づき、世帯ごとの「選考指数」は変わってきます。

 

選考指数の計算方法は「選考指数=基本指数(父)+基本指数(母)+調整指数」となり、この合計点が選考基準となります。

 

ひとり親家庭の場合は、就労、妊娠、障害などの保育を必要とする理由が「不存在」となり、20点が換算されるようです。

主な調整指数

東京都墨田区の調整指数は、加算指数が22項目、減算指数が4項目にわかれており、加算の種類が多くを占めています。

 

他の自治体では、基本指数の最高点が20点の場合、加算項目が20項目以上になることは、あまりありません。

 

さらに、加算の点数も、1点から8点と幅広いです。

 

そのため、調整指数の加算で、順位付けを明確にしているといえるかもしれません。

 

世帯の状況に応じて、あてはまる項目がないか、細かく確認しておくことが重要でしょう。

 

加算項目のなかには、2歳児や3歳児のクラスの保育が終了する保育施設からの卒園に伴う、4月転所の場合8点、別々の保育施設に在所している兄弟姉妹が、同じ保育施設に転所を希望する場合7点など、高い点数が設定されています。

 

他にも、どのようなときに、加算や減算がされるのか抜粋して紹介します。

【加算される場合】
・保護者が生活保護等を受けており、かつ、就労または就労内定している場合、プラス6点
・家庭的保育者(保育ママ)及び小規模保育所から認可保育園への転所を希望する場合、プラス1点
・2歳児クラスで保育が終了する保育施設からの卒園及び3歳児クラスで保育が終了する保 育施設からの卒園に伴う4月転所申込みの場合、プラス8点
・別々の保育施設に在所している兄弟姉妹について、兄弟姉妹が引き続き在所する保育施設 への転所 を希望する場合、プラス7点
・兄弟姉妹が引き続き在所する保育施設への新規入所を希望する場合(転所は除く)プラス3点
・申込児童を現在、認可外保育室等に月極契約で月48時間以上預けている場合、プラス2点
・各申込み締切日時点で、保護者が産後休暇または育児休業を取得している場合で、復職を予定している場合、プラス2点

 

【減算される場合】
・保護者の勤務実績が正規の勤務日数の50%以下であると判断される場合(直近3カ月のうちひと月でも該当すれば適用する)マイナス2点
・親族その他の者が同居しており、申込児童を保育することが可能な場合、マイナス2点
・3カ月以上の保育料の滞納がある場合、マイナス5点
・墨田区に勤務地のみがあり、管外受託となる世帯(転入予定者は除く)マイナス1点

同一指数になった場合の優先順位

 

墨田区の優先順位には、上位に保育士の記載があります。

 

保育士もしくは保育教諭として一定時間勤めている保護者の子どもが優先されるようです。

 

待機児童の解消のため、保育士確保を優先していると言えるでしょう。

 

その後の順位では、父母の基準指数、母親の基準指数、母の類型、父の類型が順位に影響してくるようです。

 

このことから、共働き家庭でフルタイムで勤務している方が優先になってくるでしょう。

 

同一指数になった場合の、墨田区の優先順位を詳しく見ていきましょう。

1、緊急性が非常に高く、特別な配慮が必要と認められる世帯(虐待やDVのおそれがある場合など、社会的養護が必要と認められる場合等)
2、保護者のいずれかの類型が不存在である
3、保護者のいずれかが単身赴任中で、かつ入所希望日以降もその状態が継続する予定である
4、申込児童と同居する親族(保護者含む)が身体障害者手帳、愛の手帳もしくは精神障害者保健福祉手帳を保持し、または要介護の認定を受けている場合
5、保護者が保育士もしくは保育教諭として、区内の保育施設に月120時間以上勤務している場合、または区内の学童クラブにおいて児童の育成に従事する者(学童クラブ指導員等)として月120時間以上勤務している場合
6、前年度の住民税が非課税である世帯
7、前年度の区民税(市町村民税)所得割の合計額が48,600円未満の世帯(保育料(利用 者負担額)算定における所得階層区分がD5以下の世帯。
ただし、非課税世帯に該当する世帯は除く。

8、父母の基準指数(調整指数を付する前の指数)の合計が高い世帯
9、母の基準指数(調整指数を付する前の指数)が高い世帯
10、母の類型が以下に該当する
優先順位は(1)居宅外労働(2)居宅内労働(自営)(3)居宅内労働(内職)
(4)出産(5)妊娠(6)疾病・負傷(7)障害(8)介護・看護(9)災害復旧(10)求職活動(11)就学・職業訓練の順とする
11、父の類型が以下に該当する
優先順位は(1)居宅外労働(2)居宅内労働(自営)(3)居宅内労働(内職)
(4)出産(5)妊娠(6)疾病・負傷(7)障害(8)介護・看護(9)災害復旧(10)求職活動(11)就学・職業訓練の順とする
12、新規入所(申込児童が区の保育施設に入所していない)申込みである
13、養育している子どもの人数の多い世帯
14、保育料の滞納が無い世帯
15、各申込み締切日時点で、墨田区に引き続き居住している期間が長い世帯
16、保護者の前年度(1 月から3月までの入所選考にあっては、当該年度)の区民税(市町村民税) 所得割の合計額が低い世帯

出典:平成30年用【認可】保育施設利用申込みのご案内/墨田区
http://www.city.sumida.lg.jp/kosodate_kyouiku/kosodate_site/azukeru/hoikuen/nyuuen/riyou_annai/H30annaiv2.files/H30goannai-2-2.pdf

認可保育園以外の子どもの預け先は?

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認可保育園以外の子どもの預け先は?

以上のように、都市部であるほど認可保育園に入るのは難しい状況があります。

 

保活を進めていくなかでは、認可保育園以外の子どもの預け先についても、検討しておくことが大切でしょう。

 

ここでは、東京都墨田区の「小規模保育事業所」「家庭的保育者」「認証保育所」について詳しく紹介します。

小規模保育事業所

墨田区には、小規模保育事業所が9園あります。

 

0歳児から2歳児を受け入れており、定員は10名から19名となります。

 

園によっては、2歳児のみ受け入れている施設もあるため、利用を検討する場合にはきちんと確認が必要でしょう。

 

小規模保育事業所を利用した場合、2歳児卒園に伴う、3歳児クラスへの4月転所となります。

 

その場合、再度入園申し込みが必要になり不安がありますが、調整指数のなかで、加点対象の項目があり、転園する園児が優先となるでしょう。

出典:出典:平成30年用【認可】保育施設利用申込みのご案内 P14 /墨田区
http://www.city.sumida.lg.jp/kosodate_kyouiku/kosodate_site/azukeru/hoikuen/nyuuen/riyou_annai/H30annaiv2.files/H30goannai-2-2.pdf

家庭的保育者(保育ママ)

墨田区には、21人の家庭的保育者が登録しています。

 

保育ママは、定員が2人から5人の少人数保育となり、家庭的な環境のなかですごせるようです。

 

生後43日以降から2歳児までの子どもを受け入れており、保育ママによって、土曜保育や自園調理を行っている場合もあります。

 

基本開所時間は、概ね8:30から17:00となり、時間外保育も行っていますが、別途料金がかかります。

 

保育料は、認可保育園の基準額と同じです。

出典:家庭的保育者(保育ママ)/墨田区
http://www.city.sumida.lg.jp/kosodate_kyouiku/kosodate_site/azukeru/hoikuen/ninka_hoiku/hoikumama294.html

認証保育所

墨田区には、7カ所の認証保育所があります。

 

認証保育所とは、待機児童の解消や駅の近くに保育施設を作り通園の負担を減らすなど、さまざまな保育ニーズに対応するため、東京都が独自の基準で設置した保育施設です。

 

全施設で、0歳児保育を実施し、13時間以上の開所をしています。

 

認証保育所を利用する場合には、利用者と施設が直接契約をします。

 

認証保育所は、認可保育園より保育料が高額なイメージがありますが、保護者の経済負担を軽減するために保育料の補助が整備されています。

 

補助額は、認可保育園を利用した場合との保育料の差額が支払われますが、差額全額を保証しているものではありません。

 

詳しい内容については、墨田区のホームページを確認してください。

出典:認証保育所/墨田区
http://www.city.sumida.lg.jp/kosodate_kyouiku/kosodate_site/azukeru/ninkagai/ninsyou_hoikuzyo.html

墨田区の情報をもとに、保活をスムーズに進めていこう

Sellwell/shutterstock.com

墨田区の情報をもとに、保活をスムーズに進めていこう

東京都墨田区の保活事情や、保育園の入園の際に基準となる点数について詳しく紹介しました。

 

保活は疑問点が多く、不安に感じることが多いかもしれません。

 

そこで、墨田区では「保育コンシェルジュ」による保育サービス相談が行われています。

 

保育を希望する保護者の方の相談にのってくれるようです。

 

保育サービス相談は、毎週区役所にて行われており、予約は不要のため、気軽に参加してみてはいかがでしょうか。

 

台東区の情報をもとに、保活をスムーズに進めていきましょう。

キズナシッターについて

もし待機児童になったときの子どもの預け先として、キズナシッターを検討してみてはいかがでしょうか。

ベビーシッターを定期的に利用すると保育園入園に有利に

ベビーシッターは定期利用すると認可外保育園の扱いとなり、調整指数の加点対象となります。

 

墨田区では「申込児童を現在、認可外保育室等に月極契約で月48時間以上預けているとき」プラス2点という点数が取得でき、今後の認可保育園への入園が有利になるでしょう。

 

なお、この加点を確実にするために、ベビーシッターに「受託証明書」を発行してもらい、子どもを預けていることを証明してもらうことが大切です。

 

入園申し込みの、調整指数の注意事項のなかに「保育施設受託証書の添付が必要です」と書かれていますので、保育施設受託証書と同じ扱いとなる「受託証明書」を必ず準備しておきましょう。

 

キズナシッターでは、登録しているベビーシッターが、厚生労働省のガイドラインを遵守した対面面談と審査を経ており、全員が保育士または幼稚園教諭、看護師のいずれかの資格を持っています。

 

自宅にいながら、保育園の先生にマンツーマンで保育をしてもらっているイメージです。

 

保育のプロが家庭の要望にあわせ、子どもに寄り添ったシッティングを行うため、保護者からも「子どもの興味にあわせ、活動をさまざまに工夫してくれる」「資格を持ち、経験が豊富なので、安心して預けられる」など、多くの声が寄せられています。

ベビーシッターは、専用アプリの紹介ページを参考に自分で選ぶことができ、事前面談を行い、相性や人柄を確認してからお願いすることもできます。

 

定期利用ができるため、ベビーシッターと信頼関係が築きやすく、育児のなかで悩みが出てきたとき、相談もしやすいでしょう。

 

料金についても、各社の福利厚生サービスを利用することができるので、ご自身やご家族のお勤め先の会社が加入している、ベビーシッター補助サービスを利用することで、お得な料金で利用することができます。

 

希望保育園の内定がもらえなかったときには、キズナシッターも預け先のひとつとして、候補にあげてみてはいかがでしょうか。

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