遊び飲みの原因とは?ママが困ったことや5つの対策方法
■目次
赤ちゃんの遊び飲みが始まったときにママが困ったこと
赤ちゃんの遊び飲みとは、ミルクや母乳を飲んでもらいたいのにニヤッとしたり、おっぱいをさわったりして集中して飲んでくれないことをいいます。
生後3カ月頃から遊び飲みをし始める赤ちゃんがいるといわれていますが、中には遊び飲みをしない子もいるため、個人差があるでしょう。
実際に、赤ちゃんの遊び飲みで困ったことをママに聞いてみました。
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おっぱいを飲む量が減った
遊び飲みが始まって急に赤ちゃんの飲む量が減ると、おっぱいのトラブルに見舞われるママもいるようです。中には、ミルクをあげても遊ぶばかりで、興味がなさそうな赤ちゃんの様子を見て不安になったというパパの声もありました。
授乳に時間がかかり心配になった
授乳に時間がかかってストレスを感じたというママの声が多数寄せられました。遊び飲みをする姿にかわいらしさを感じることもありますが、繰り返し同じ様子だと疲れてしまいますよね。
赤ちゃんの遊び飲みが始まる5つの原因と対策方法
そもそも、赤ちゃんの遊び飲みが始まるのには、どのような原因が挙げられるのでしょうか。考えられる原因と対策方法をまとめました。
周囲の環境によって気が散る
赤ちゃんがおっぱいやミルクを飲んでいるときにテレビの音が聞こえたり、周りが騒がしかったりすると、気が散ってしまって遊び飲みが始まることがあるようです。
<対策方法>
赤ちゃんが遊び飲みを始めたときは、静かな環境に移動してもう一度授乳してみるとよさそうです。
授乳用のケープやクッションを使うと、落ち着いておっぱいを飲める子もいるかもしれません。環境を整えたうえで授乳してみるとよいですね。
お腹が空いていない
遊び飲みを始める原因の一つに、お腹が空いていないという場合があります。
新生児の頃はお腹がいっぱいになっても気づかずに飲みすぎる赤ちゃんもいる一方で、生後3カ月頃から満腹感を感じる子もいるそうです。
その場合は、遊び飲みは「もうお腹がいっぱいだよ」という赤ちゃんのサインの可能性がありそうですね。
<対策方法>
赤ちゃんの体重の増減を見て心配がない場合、おっぱいを飲まなくなったときでも無理に与えなくてもよいかもしれませんね。
ただ、授乳から間隔があいてもおっぱいを飲まなかったり、ぐずったりするときは赤ちゃんの体調が悪い可能性もあるため、病院の受診を検討してみましょう。
ママの気を引きたい
遊び飲みを始めるとおっぱいをさわったり、ママの顔をぺちぺちとたたいたりとする子もいます。それはママにもっと自分を見てほしいという合図なのかもしれません。
例えば、授乳中にママがテレビに集中していると、もっとかまってほしくて遊び飲みを始める赤ちゃんもいるようですよ。
<対策方法>
授乳中はできるだけ赤ちゃんの様子を見ながらスキンシップを大切にしましょう。頭をなでたり、背中をさすったりしながら対応してみてくださいね。
「上手に飲めたね」などと言って笑顔で声をかけると、赤ちゃんもうれしくなっておっぱいに集中してくれそうです。
飲みづらさを感じている
授乳やミルクをあげるときの姿勢によっては、飲みづらさを感じて遊び飲みを始める赤ちゃんもいるそうです。
おっぱいを飲むときに身体がよじれていないか、哺乳瓶用の乳首が合っているかなどの確認をすることも大切ですね。
<対策方法>
横抱きや縦抱き、フットボール抱きなどさまざまな抱き方を試して、赤ちゃんが飲みやすい体勢を考えてみるとよいでしょう。※フットボール抱きのコツはこちらをチェック。
中にはママのおっぱいが張っているのが原因で、赤ちゃんが飲みづらさを感じる場合も…。
おっぱいマッサージをしたり少し搾乳したりしてから飲ませるなど工夫してみましょう。
おっぱいの味が変わった
赤ちゃんの中には、おっぱいの味がいつもと違うと感じて、遊び飲みをする子がいます。母乳はママの体調や食事の内容などによって味が変わることがあるそうです。
<対策方法>
ママはおっぱいの味が変わらないように、自身の栄養バランスを考えて食生活に気をつけましょう。規則正しい生活を心がけ、ストレスを溜めないことが大切です。
また、母乳の出が悪いときはミルクを取り入れるのも一つの方法です。
ただ、赤ちゃんの中にはミルクの味が苦手な子もいるので、様子を見ながら与えるとよさそうですね。母乳と粉ミルクの混合育児についてはこちら をご覧ください。
赤ちゃんの遊び飲みで体重が増えないときは?
遊び飲みが続き、赤ちゃんの体重が増えずに不安を抱くママやパパもいるでしょう。
心配なときは保健師さんに相談したり、病院を受診したりして日記をつけるとよいかもしれません。
また、日頃から遊び飲みを始めた様子や時間を記入しておけば、状況を説明しやすいでしょう。
赤ちゃんの遊び飲みは様子を見ながら対応策を考えよう
赤ちゃんの遊び飲みは生後3カ月頃からよく見られるようなので、赤ちゃんの体重がいつも通り増えていたり、機嫌がよかったりすれば問題なさそうですね。
ただ、体調が悪くておっぱいやミルクが飲めない場合もあるため、きちんと様子を観察することが大切です。
また、子育て中に「乳腺炎になって体調が悪い」「夜泣きが続いてストレスが溜まっている」など疲れが蓄積している方もいるかもしれません。
そんな時は一人で悩みを抱え込まずに休憩も必要です。
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