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病児(病後児含む)保育について【シッターさま】

最終更新日:2024年3月14日

目次

病児保育について

■病児保育のルール・マナー
■病児(病後児を含む)保育と通常保育の違い
■対象シッター
■対象可能シッターになるには
■対象年齢
■対応時間
■お預かりできる症状・疾患
■お預かりできない症状・疾患
■与薬について

病児保育の依頼引き受け~シッティング終了までの流れ

様々なご依頼のケースについて

■病児保育の依頼を、通常保育へ変更する方法
■通常保育の依頼を、「保育開始前」に病児保育へ変更する方法
■通常保育の依頼を受けたが、「保育開始中」に病児になった場合
■健康なお子さまと病児のお子さまを同時にシッティングしてほしい
■シッティング先の同居家族が発熱・感染症に罹患、またはその疑いがある場合
■感染症における病児保育終了基準は?

その他、よくある質問

■病児保育対応可能シッターになったら何が変わりますか?
■病児保育対応可能にしたら、どんな病児にも対応しないといけないですか?
■事前に通院されたことはどうやって確認すれば良いのしょうか?
■保護者さまに病児保育についての案内をしたいです。
■病児保育でのトラブル事例を教えてください。

お問い合わせ先

⚠topic

2024.0314

東京や大阪をはじめ、全国で相次いで「麻しん(はしか)」の感染者が確認されています。

KIDSNAシッターの病児保育では、麻しん(はしか)は、お預かり不可の疾患です。

改めて、シッターの皆様も正しい知識を持って、感染予防に努めていただきますようお願い申し上げます。

【麻しん(はしか)について】
症状としましても、判断が大変難しく感染後10~12日の症状のない期間があり、初期症状は鼻水、咳、微熱など風邪のような症状のため、普通の風邪と区別するのは困難と言われております。

特に、妊娠中の方への影響が大きいため、細心の注意と報告・連絡・相談をしていただきながらシッティングをしていただきますようお願い申し上げます。

参考
麻しん(はしか)について_厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/index.html

麻しん(はしか)(Measles)_厚生労働省検疫所FORTH
https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/name62.html

対策一例:
・ご自身のワクチン接種状況、罹患歴の確認
・お住まいの地域の感染状況を確認
・シッティング先のご家庭への注意喚起/予防接種状況のヒアリング
・シッティング先への交通手段の変更(交通公共機関を避ける)など

大切な命をお守りするため、またシッターさまご自身の身を守るためにも、感染症予防に努めていきましょう。
シッターさま・保護者さま双方で、気持ちよくご利用いただけるよう、ご協力をお願い致します。

 

病児保育について

KIDSNAシッターでは、病児保育の対応が可能となりました。(2023年6月29日~)

KIDSNAシッターでは、診断されていないお子さまの病児保育はお子さま・シッターさまの安全の観点からご依頼をお断りしております。また、対象年齢は、満0歳4ヶ月~12歳としています。

(※ご依頼時には受診されたことが確認できる書類の添付も必要となります)

保護者さまより病院受診後の、診断名やお子さまのご様子をヒアリングしてください。

診断名が、KIDSNAシッターが定める対応可能な疾病、症状の分類に記載があり、またシッターさまが対応可能であると判断された場合、ご依頼へ進んでいただきますようお願い致します。

安全なシッティングが行えるよう、ご協力をお願い致します。

病児保育のルール・マナー

病児(病後児含む)のお預かりをされた場合には、その後お伺いするご家庭へお伝えしてください。

シッターさまは様々なご事情(妊娠中のお母さまがいる、持病をお持ちのお子さま、高齢のご家族がいるが等)のご家庭に入り、シッティングを行います。

大切な命をお守りするため、隠さずにお伝えしましょう。

また、保護者さまへのルール・マナーとして、病児・病後児・病児の可能性がある場合は、病児保育としてご依頼し、シッターさまへお子さまの症状や診断名などし詳しくお伝えいただくようお伝えしております。

シッターさま・保護者さま双方で、気持ちよくご利用いただけるよう、ご協力をお願い致します。

病児(病後児を含む)保育と通常保育の違い

▼病児保育は、以下のお子さまの状態を示します。

病気の急性期にあるお子さま、病気やけがなどが急性を経過し、回復期にあるが、医師もしくは保護者さまの判断で、集団保育を避け自宅で安静の確保・配慮が必要な状態(病後児)は、病児保育でご依頼ください。

▼通常保育は、以下のお子さまの状態を示します。

日常生活に制限がなく過ごせるお子さまは通常保育でご依頼ください。

対象シッター

病児保育研修とテストなどを受けていただき、総合的な判断で事務局より合格通知が得られた方。

対象可能シッターになるには

【確認方法】

アプリ内ホーム右上の三本線をタップ→「お仕事確認リスト」→「KIDSNAシッター病児保育研修資料」

①病児保育の資料・動画での研修を受けていただきます
②病児保育のテストを実施していただきます
③合格された方は、アプリから病児保育対応可否を選択いただけるようになります
設定方法→アプリ>マイページ>シッティング条件>「対応可能オプション」
④病児対応可能シッターとして、保護者様に表示され、病児保育を受けていただけます

対象年齢

満0歳4ヶ月~12歳(※各シッターさまにより対応可能年齢は異なります)

対応時間

24時間(※各シッターさまにより対応可能時間は異なります)

お預かりできる症状・疾患

(※各シッターさまにより預かりの可否は異なります)

■発熱(37.5度前後)

※平熱に個人差がありますので、37.5度前後としております。平熱は必ず面談時に確認し、定期的に保護者様へ確認を取りましょう。

■気道症状(咳、鼻水)

※日常生活(睡眠・食事など)が困難である、呼吸が困難な様子であるなどの気道症状は、病児保育とします。

※発熱を伴わない軽度な咳・鼻水の場合などは原則通常保育とします。

■胃腸症状:(下痢、嘔吐、腹痛など)

※24時間以内に嘔吐または下痢が2回あった場合

■病後児(診断後、回復期にあるが集団保育を避け自宅で安静の確保に配慮が必要な状態)

■感染症/感染症以外(下記、一覧へ記載のあるもの)

お預かりできない症状・疾患

■医師の診断がついていない病児

■医療行為を伴う保育(鼻水吸引も医療行為に含まれます)

■以下に記載の疾患

細菌性赤痢(せきり)・コレラ・風しん・麻しん(はしか)・百日咳(ひゃくにちぜき)・髄膜炎菌性髄膜炎(ずいまくえん)

・結核(けっかく)・エボラ出血熱・鳥インフルエンザ(H5N1)・重症急性呼吸器症候群・ジフテリア・マールブルグ病・ラッサ熱・ペスト・南米出血熱・痘そう・クリミア・コンゴ出血熱・腸チフス・パラチフス・手術後の自宅安静期間

与薬について

薬はお子さまを診察した医師の指示によるものであるもののみの対応となります。(市販の薬は与薬できません。)

また、病児保育以外のご依頼でも与薬は可能です。

※各シッターさまにより対応の可否は異なります

~与薬の流れ~

①保護者さまから与薬を依頼された場合には、必ず与薬依頼書を記載していただくようお伝えください。

②与薬依頼書をシッターさまが確認し、目視で薬を確認しながら適宜ヒアリングを行いましょう

③与薬依頼書2ページ目の「与薬対応記録【シッターさま記載用】 」を記載し、与薬の対応を行いましょう。

その他、与薬依頼書不要なもの

※ご自宅で一度お使いになったことがあるものに限る

・日焼け止め(スプレー、ジェル、クリーム)

・虫除け(スプレー、ジェル、クリーム)

・かゆみ止め

・保湿剤 ※薬品を含む病院から処方されたものは、与薬依頼書が必要です

ご使用は、保護者さまとしっかりご相談いただいたうえで、ご対応いただいて問題ございません。

 

病児保育の依頼引き受け~シッティング終了までの流れ

①必ず面談/ヒアリングを行いましょう。

既に面談済みの場合でも、病児の場合その日のお子さまの様子によっての配慮が必要になりますので、メッセージなどでも良いので事前にヒアリングを行いましょう。

②病児保育の見積もり依頼内の、症状の詳細と受診されたことが確認できる書類を確認しましょう。

不明点があれば保護者さまへメッセージなどでヒアリングを行いましょう。

③お預かり可能な場合、見積もりを送っていただき、保護者さまからの承認を待ちます。

④保護者さまから承認され、ご依頼が確定されましたら、お預かりへ向かいます。

※あると便利なもの

・ご自身の着換え

・マスク

・使い捨て手袋

・ビニール袋

・体温計(ご家庭のものが紛失している、電池が切れているなどのケースもございます)

SIDS・排泄・体温チェックシート

・手指消毒(アレルギーなどないか確認してから使用してください)

⑤お子さまの症状や様子に合わせ、適切に関わりを持ち、安全にお預かりを行いましょう。

⑥保護者さまご帰宅後は、お子さまのご様子・体温・食事・排泄などについては、必ず口頭でもお伝えしましょう

⑦報告書には、お子さまの様子の詳細を記載してください。

 

様々なご依頼のケースについて

病児保育の依頼を、通常保育へ変更する方法

保護者さまから相談がきましたら、疾患に応じて「判断者」「病児保育終了基準」を確認してください。

◆疾患別病児保育終了基準-判断者

■保護者判断:医師の診断を受け、保護者がシッターへ病児保育修了基準を満たしている旨を伝える

→特に書面での手続きは必要ありません。メッセージなどで、保護者様へ確認を行いましょう。

■医師判断 :医師からの意見書をシッターへ提示し、病児保育修了基準を満たしている旨を伝える

→園や学校などへ提出されたものでも構いません。ない場合には、医師の意見書【KIDSNAシッター】をご利用ください。

 

上記判断者の判断と共に、シッターさまよりお子さまのご様子をヒアリングし通常保育への変更をご検討ください。

※キャンセル料が発生するお時間(前々日19時)からの、病児保育から通常保育への依頼変更は不可となります。

病児保育料金は発生しますが、通常保育としてお子さまとお過ごしいただけます。

※ご注意

回復期にあるが、医師もしくは保護者さまの判断で、集団保育を避け自宅で安静の確保・配慮が必要な状態(病後児)は、病児保育でご依頼ください。

通常保育の依頼を、「保育開始前」に病児保育へ変更する方法

▼病児対応可能シッターさま

●病児保育への変更可能な場合

→症状などの詳細、通院が確認できる書類を必ずメッセージ内で、お送りいただくよう保護者さまへお伝えください。

依頼をし直す必要はございませんが、病児保育の場合、シッティング料が変わる場合は、保護者さまへ料金についてお伝えしましょう。

 

●シッティング不可な場合

→お預かりできない理由を丁寧にお伝えし、保護者さまから依頼をキャンセルしていただくようお伝えください。

※依頼日の前々日19時からの、キャンセルはキャンセル料が発生いたします。

 

▼病児対応不可シッターさま

病児対応不可なシッターさまは、病児保育は受けられません。

お預かりできない理由をお伝えし、保護者さまから依頼をキャンセルしていただくようお伝えください。

※依頼日の前々日19時からの、キャンセルはキャンセル料が発生いたします。

 

▶お困りの保護者さまには、シッター募集掲示板をご活用いただくようお伝えしてみましょう。

通常保育の依頼をしたが、「保育開始中」に病児になった場合

以下の表の通りの判断基準となります。

◆病児保育 – 対応可否の判断基準

▼病児対応可能シッターさまの場合

※その日の依頼は、病児保育に切り替わり、依頼開始~依頼終了までの時間に病児保育料金が加算されます。

①保護者さま、またはシッターさまにより通院をしていただきます

②診断後、シッターさまがシッティング続行可否を判断

・続行可能→通常保育料金に追加で、病児保育料金が全体に加算されます。

・続行不可→通常保育料金は、ご予約時間分発生します。また、お預かり~お引継ぎまでの時間まで、病児保育料金が加算されます。

 

▼病児対応不可シッターさまの場合

保護者さまへご帰宅をしていただき、お引継ぎとなります。

※通常保育料金は、ご予約時間分発生します。

※病児対応不可シッターさまは、病児に関するオプションをつけることは禁止します。

オプションを付けられたい方は、病児保育対応可能シッターとして、申請をしてください。

健康なお子さまと病児のお子さまを同時にシッティングしてほしい

病児保育として2名のご依頼していただくようお伝えください。

シッティング先の同居家族が発熱・感染症に罹患、またはその疑いがある場合

お子さまへ感染している可能性が高いため、原則、病児保育でのご依頼となります。

感染症における病児保育終了基準は?

以下、表の基準で定めております。

◆疾患別病児保育終了基準-判断者

その他、よくある質問

病児保育対応可能シッターになったら何が変わりますか?

病児保育を受けることができ、時給や病児に付随するオプションをつけることが可能です。

※病児保育のご依頼を受ける・受けないは、シッティング条件からご自身で設定することが出来ます。

また、病児保育の研修を受けることで、日常保育での対応力も備わります。

病児保育対応可能にしたら、どんな病児にも対応しないといけないですか?

対応可能に設定いただいた場合でも、必ずしも対応いただく必要はございません。
⇒事前に保護者さまに、通院時の診断やお子さまの症状の詳細をしっかりとお聞きした上で、お預かりが難しい場合は安全のためにお断りください。

事前に通院されたことはどうやって確認すれば良いのしょうか?

保護者様には、必ず通院の上、病児保育を依頼していただくようお願いしております。
予約リクエスト時に、通院が確認できる書類を添付いただきますので、シッター様にても通院後のお預かりであることをご確認ください。
保護者さまのご依頼の流れは、こちらからご確認いただけます。

保護者さまに病児保育についての案内をしたいです。

保護者さま向けのFAQは、こちらからご確認いただけます。

病児保育でのトラブル事例を教えてください。

・お子さまの様子や検温結果を口頭や文面のみでお伝えしたことでのトラブル
→口頭や文面では伝わりきらず、シッター様と保護者様で認識の齟齬が起こることがございます。
口頭や文面と併せて、エビデンスをお写真でお送りいただくようにしましょう。また、写真撮影は許可を得てから行ってください。

 


・シッター様の病児保育の基準が曖昧であったことでのトラブル
→病児保育を含むご自身のシッティングルールは、事前に保護者様へしっかりお伝えしておきましょう。
また、料金の説明や、キャンセル・変更についての部分も丁寧にお伝えしておくことが大切です。
(文面や書面で残しておくと確認の際に、役立ちます)

KIDSNAシッター事務局より

これまで、シッターの皆さまからも保育についてのご要望をいただき、ありがとうございます。
少しずつではございますが、皆さまからのご要望・ご意見をサービスに反映し、KIDSNAシッターが、皆さまにとって想いをより実現できる一助となれますと幸いです。

お問い合わせ先

▼お問い合わせフォーム
https://forms.gle/qx8EHxLaVa1KiBk1A

▼KIDSNAシッター
https://sitter.kidsna.com/sitter

▼よくあるご質問はこちら
保護者さま  https://sitter.kidsna.com/help
シッターさま  https://sitter.kidsna.com/sitter/help

▼Instagram
https://www.instagram.com/kidsna_sitter/

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