ベビーシッターになるには?仕事内容や向いている人について解説!
ベビーシッターとは
まずはベビーシッターについて、基本的なことを知りましょう。
ベビーシッターとは、主に利用者の自宅へ行き、1人から2、3人の子どものお世話をするお仕事です。
パートやアルバイトとして働く人が多く、労働時間は自分で決められることから、時間の融通がききやすいといえるでしょう。
時給はおおむね1000円から1500円で、雇われる先によってはそれ以上のところもあるようです。
ベビーシッターに向いている人とは
ベビーシッターは、子育て経験がある人や熱意をもって子どもに接することができる人にぴったりの仕事です。
どのような人が向いているのかまとめてみました。
子育ての経験がある人
仕事を始める上で子育て経験があることは、大きなメリットになります。
育児のノウハウを活かせる職業と言えるでしょう。
子育て経験は、預かる側だけでなく、預ける利用者側の気持ちも分かるため、利用者や子どもに寄り添ったベビーシッターとなることができるのではないでしょうか。
体力がある人
子どもと関わる仕事なので、体力があることはとても重要です。
子どもの年齢が低い場合は、抱っこやおんぶをする機会も多いでしょう。
年齢が大きくなると、興味に応じて全身を使って一緒に遊ぶこともあるかもしれません。
子どもは、遊んでくれる人が大好きです。
距離をぐっと近づけるためにも、遊び込める体力があるとよいでしょう。
子どもを預かる責任を理解している人
仕事をしていく上では、まずは「子どもの安全を守る」ことが第一優先となります。
ベビーシッターは利用者から信頼されて、子どもを預かるので、子どもを怪我させるようなことはあってはならないことです。
もしもの事があったときには、迅速に子どもの安全を確認していくことが大切になってきます。
子どもにたっぷりの愛情を注げる人
「子どもが好き」ということはとても重要なポイントです。
しかし、ご家庭によってさまざまな性格の子どもがいるので、時には対応が難しいかなと思うことがあるかもしれません。
そんな時でも、たっぷりの愛情を注ぎ、子どものために一生懸命になれることは、この仕事をしていく上で大切になってくるでしょう。
子どもに関わるお仕事の経験がある人
子どもに関わるお仕事の経験は、それだけでも大きなメリットとなります。
これまでのお仕事の経験から、一度に多くの子どもに関わったり、一人ひとりの子どもに合わせて対応していくことも行っているでしょう。
ベビーシッターは、個人保育ではありますが、子どもに関わる時の気をつけるべきポイントや、一人ひとりに合わせた対応スキルは活かしていくことができるでしょう。
ベビーシッターになるには
実際にベビーシッターになるには、試験や資格は特に必要ありませんが、あなたに「お子さんを預けたい」という利用者の方がいなければ、お仕事はスタートできません。
そのため、ベビーシッターを始める際には、個人での開業、派遣会社への登録やマッチングサービスを利用するのが一般的です。
ここでは、それぞれの特徴やポイントを紹介します。
試験
ベビーシッターになるための試験はありません。
しかし、派遣会社へ登録する際に、採用試験があったり、個人事業主として仕事を始める際には、子どもの安全を守るために都道府県などに届け出を行う必要があります。
出典:厚生労働省/児童部会子どもの預かりサービスの在り方に関する専門委員会
資格
ベビーシッターは基本的に、無資格でもできる仕事です。
しかし、利用者から信頼を得るためや子どもについて理解するためにも、「子どもに関する資格」を持っていることは有利と言えるでしょう。
例えば保育士資格や幼稚園教諭免許などの公的な資格のほかに「認定ベビーシッター」という民間資格もあります。
まったくの無資格の場合には、ベビーシッターの仕事を理解し、安全にお世話をするために、認定ベビーシッターについて勉強するのもよいでしょう。
個人事業主
ベビーシッターは、開業するために特別な資格は必要ありませんので、個人で開業することは可能です。
個人で営業する場合は、信頼して預けてくれる利用者を見つけることが課題です。
また、ベビーシッターには子どもの安全を第一に考えるという責任があります。
開業する時には、子どものゲガや利用者の私物を壊してしまうなど万が一に備えて、損害賠償保険に加入しておくと安心ですね。
「公益社団法人全国保育サービス協会」というベビーシッター業に関わる協会に加入していれば、協会の保険制度を利用できます。
利用者からの信頼を得るためにも、協会への加入を検討してみてくださいね。
出典:保育サービス業総合補償制度のご案内 /公益社団法人全国保育サービス協会
派遣会社へ登録
ベビーシッター専門の派遣会社と社員契約をし、派遣会社のベビーシッターとなります。
社員として契約することにより、仕事の依頼を会社が斡旋してくれるので、安定した仕事量を確保できるでしょう。
社員として契約することになるので、福利厚生を受けることができるのも魅力ですね。
派遣会社には独自にベビーシッターの研修を行っているところも多く、ベビーシッターを始めるときに、不安な点が解消できるかもしれません。
マッチングサービス
マッチングサービスとは、子育てをしている利用者とベビーシッターとして働きたい人を直接つなぐサービスのことです。
マッチングサービスを利用することで、利用者を探すことがとても簡単になりますし、打ち合わせもスムーズとなり、シッター業務もしやすくなります。
また、子どもの万が一の怪我や事故に備えて、登録シッターのための保険制度を用意しているサービスもあります。
マッチングサービスへの登録は無料なところも多く、時給についてもスキルや経験に合わせて、自分で設定できるところもあります。
利用者がリピーターになってくれることもあるので、2回目以降のシッティングは特にスムーズに進んでいくようです。
ベビーシッターのお仕事
ここでは、ベビーシッターの働き方、仕事場所、人間関係、給与について具体的な情報をまとめました。
働き方
ベビーシッターの働き方についてはパート、アルバイトで働いている人が多いですが、個人事業主や正社員として勤めている人もいるようです。
個人事業主の場合、自分の都合に応じて勤務時間を決められるため、時間の融通がききやすいと言えます。
仕事場所
ベビーシッターの主なお仕事場所は、利用者のご自宅です。
利用する日に訪問し、お家の中でお子さんを預かることが多いでしょう。
また、利用者に変わって、幼稚園や保育園、時には習いごと教室への送り迎えをすることもあるようです。
利用者の自宅以外で、ちょっと変わったベビーシッター業務としては、イベントなどの託児ルームなどがあります。
近年では、子ども連れでイベントに参加できることも増え、ベビーシッターの働く場所は増えつつあります。
人間関係・子どもの年齢
預かる子どもの年齢は、おおむね0歳から12歳。
乳児よりも、幼児から小学生ぐらいのお子さんを預かることも多いようです。
お仕事上で関わる人間関係は、お子さんと、その保護者・利用者の方が中心です。
一般的な会社やアルバイトよりも人間関係がシンプルで、利用者や子どもと関係を築いていくことになります。
ベビーシッターでは、利用者がリピーターになることも多く、2回目以降は関係ができているのでスムーズに進んでいくことでしょう。
給与
ベビーシッターの給与面については、時給は平均1000円~1500円で、会社によってはそれ以上になることも。
持っている資格や経験、実績、スキルによっても変動します。
資格やアピールポイントが増えることは収入にも影響するので、常にスキルアップを心がけたいですね。
近年では、習い事を兼ねて依頼できるベビーシッターにも注目が集まっています。
ピアノや英会話など、自分の得意な分野をアピールしていくこともよいかもしれません。
ベビーシッターも働き方のひとつの選択肢に
ベビーシッターになるにはどうしたらよいのか、仕事内容などを紹介しました。
この仕事は、子どもが好きな人にとっては、子どもと一緒に楽しい時間を過ごせるという点で、ぴったりのお仕事でしょう。
自分の時間を大切にしながら、育児を頑張っている利用者さんのサポートができる「ベビーシッター」という働き方もひとつの選択肢に考えてみてはいかがでしょうか。
保育士資格、幼稚園教諭免許を持っている方であれば、「キズナシッター」を利用することができます。
キズナシッターは、「保育士・幼稚園教諭の有資格者だけ」が登録できるベビーシッターマッチングサービスです。
時給は全国どの地域でも最低1600円から自分で設定できるので、働き方によっては、高収入も期待できます。
時間も最低2時間から設定できるので、融通がききやすく、自分の時間を優先しながら仕事をすることも可能となります。
資格や経験を活かし、一人ひとりの子どもと深く関わり、子どもの思いを大切にしていけるキズナシッターを視野に入れてみてはいかがでしょう。
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