ベビーシッターを利用したいけれど、費用が気になる方もいるでしょう。港区の補助金・助成制度を活用すれば、経済的負担を軽減しながら子どもを預けることができそうです。仕事や急用でお困りのときこそ、この制度を知っておくと便利です。今回は、港区でベビーシッター利用時に使える補助金・助成制度をわかりやすく解説します。

 

港区のベビーシッター補助金・助成制度を知ろう

港区でベビーシッターを利用するときに、補助金や助成金を利用できることをご存じですか。

 

子育て中のママやパパの中には、仕事や急な用事、病気の回復期などベビーシッターを利用したい場面があるかもしれません。

 

しかし、ベビーシッターは費用が高く、依頼したくても難しいという方もいるでしょう。

 

そんなときは、港区が行なう補助金や助成金制度を活用することで、低コストで子どもを預けることができます。さまざまな制度があるので、詳細を確認してみましょう。

【港区のベビーシッター補助・助成金制度】ベビーシッター利用支援事業

日常生活上の突発的な事情等により一時的にベビーシッターによる保育を必要とする保護者が、ベビーシッターを活用する場合の利用料の一部を補助します。

対象

・ベビーシッターの利用時に児童とともに区内に住み、突発的な事情や社会参加などで一時的にベビーシッターによる保育を必要とする方

・ベビーシッターを活用した共同保育を必要とする方

対象の子ども

満12歳になる年度の末日までの子ども

対象期間

2024年4月1日～2025年3月31日

利用上限時間

子ども1人あたり年144時間

※0歳～6歳の未就学児の多胎児の場合は、子ども1人あたり年間288時間利用可能。また、年度途中で出生した場合でも上限時間まで利用可能

助成金

子ども1人1時間あたりの助成額は以下の通りです。

 

午前7時～午後10時　　2500円

午後10時～翌午前7時　3500円

対象利用料

ベビーシッター事業者を利用した費用のうち、純然たる保育サービスの提供対価（税込）のみが対象

 

※入会金や会費、交通費、キャンセル料、保険料、おむつ代等の実費などその他保育サービスの提供に付随する料金は対象外

※兄弟姉妹で利用する際、未就学児と同数のベビーシッターを派遣してもらう必要があり

 

対象のベビーシッターサービスの事業者を利用した場合に助成金が支給されます。詳細はこちらをご覧ください。

【港区のベビーシッター補助・助成金制度】訪問型病児・病後児保育利用料助成

港区では、子どもの病気によって保育園や小学校に登園・登校させることが難しい場合にベビーシッターを利用する保護者に向けて、費用の一部を助成しています。

対象

以下の要件をすべて満たした方が対象です。

 

・港区に住民登録・居住している方で生後57日目以降から小学校6年生までの子ども及びその保護者

・自宅でベビーシッターを利用している方

・ベビーシッター利用時に子どもが「子ども・子育て支援法における保育の必要性の認定（2号又は3号）」を受け、以下の対象保育施設に入園又は学童クラブを利用している

 

＜対象施設＞

 

・認可保育園

・認定こども園

・地域型保育事業

・港区保育室

・東京都認証保育所

・各都道府県又は区市町村に届出のある認可外保育施設

・港区保育サポート（定期利用）

 

なお、ベビーシッターなどを利用した日の前後7日以内に医療機関を受診していることが条件となります。

助成金

生活保護法による保護を受けている世帯又は住民税非課税世帯の助成費は100％、その他の世帯は利用料の50％が助成されます。※対象児童1名に対する上限額

注意点

・助成の対象経費は、ベビーシッター利用時の自宅における保育にかかる費用

・入会金、年会費、月会費、登録料、交通費などは助成対象外（実際にベビーシッターを利用しており、当該月会費などに保育料が含まれる場合は助成対象）

活用時はサービス内容や利用方法などを確認のうえ、事業者へ直接申し込みが必要です。

対象事業者の一覧はこちらをご覧ください。

【港区のベビーシッター補助・助成金制度】ベビーシッター派遣事業割引券

港区では、ベビーシッターサービスを利用する際に「ベビーシッター派遣事業割引券」が活用できます。ベビーシッターに自宅で子どものお世話や保育施設への送迎などを依頼する際に使える割引券です。

対象

乳幼児から小学3年生（障がいなどで保育が必要な子は小学6年生まで）

補助金額

対象者1名につき、1日あたり4400円（2200円×2枚）利用でき、1家庭1カ月あたり24枚までの使用可能（1カ月最大52800円の補助が受けられる）

 

習い事の送迎やベビーシッターの往復交通費などには使用できないため、注意しましょう。

 

【活用例】

 

なお、KIDSNAシッターでは、ベビーシッター派遣事業割引券を利用できます。詳しくは、こちらをご覧ください。

港区での子育てで子どもの預け先に迷ったら「KIDSNAシッター」を活用しよう

港区でお住まいのママやパパの中には「保育士経験があるベビーシッターを探している」「子どもが風邪の治りかけで保育園に行かせるべきか悩む…ベビーシッターを頼んでみたい」などという方がいるかもしれません。

 

そんなときは「KIDSNAシッター」にご相談ください。

 

KIDSNAシッターは、保育士や幼稚園教諭、または看護師などの資格を所有する方のみがベビーシッターとして活躍しているシッティングのマッチングサービスです。

 

0歳から12歳の子どもであれば同時に3人まで預かりが可能なため、兄弟の育児を頼みたいという方にもご活用いただけます。

 

また、条件を満たす方は訪問型病児・病後児保育利用料助成やベビーシッター派遣事業割引券を活用できるので、経済的な負担を抑えて子どもを預けることができます。

 

スマートフォンを使って気軽に登録・依頼ができるKIDSNAシッターを利用してみてくださいね。