渋谷区は子育てしやすい街?子育て支援の助成金や一時預かり事業などを解説!
渋谷区の子育て支援を知りたい!
渋谷区では、妊娠や出産、子育て期の世帯に向けてどのような支援制度があるのか気になりますよね。
渋谷区では、区独自の助成金制度や一時保育預かり事業など、手厚いサポートを実施しています。
上手に支援制度を活用し、家計や育児の負担を減らしていきましょう。
渋谷区の子育て支援~助成金制度~
渋谷区では、子育て家庭を支えるための補助金・助成制度が利用できます。きちんと活用するためにも詳細をチェックしていきましょう。
ハッピーマザー出産助成金
渋谷区では、経済的負担を軽減し出産ができるよう、出産した人に助成金を支給しています。
【助成対象】
助成対象は以下の条件を満たした方です。
- 妊娠12週を超えて(85日以上)出産している※妊娠12週を超えた(85日以上)流産・死産の場合も含む
- 出産日の3カ月前から申請日現在まで継続して区内に住民登録がある
- 健康保険に加入している
【助成金】
1人の出産につき限度額10万円
※加入中の健康保険から付加給付が支給される場合は、その額を控除した金額を支給します。付加給付についての詳細はこちらをご覧ください。
申請期間は「出産日」から起算して1年以内となりますので、早めに申し込むとよさそうです。
出産・子育て応援事業
渋谷区では、妊娠期から出産・子育て期それぞれで使用できる東京都発行のクーポン券を贈呈しています。育児用品や家電製品、子育て関連サービスなどに使用できます。
詳細は以下の通りです。
【出産応援ギフト】
対象者:妊娠届を提出し、妊婦面談を受けた方(妊娠16週~32週目の方)
給付金:妊婦の方1人あたり、5万円相当のギフトカード
※安心して出産を迎えられるように保健師が妊婦面談を実施しています。その際にギフトの支給に関する案内があります。
【子育て応援ギフト】
対象者:子どもを出生し、乳児家庭訪問を受けた養育者
給付金:10万円相当のギフトカード(東京都が実施する赤ちゃんファースト制度の5万円分を含む)
※赤ちゃんの健やかな成長や子育てを応援するために訪問員が自宅へ訪問します。その際にギフトの支給に関する案内があります。
すでに他の自治体からギフトを受け取っている方は対象外です。
送付にはLINEでの申請が必要です。申請内容の審査終了後、ギフトが郵送されます。申請日の翌月末頃に発送されます。詳しくは、こちらをご覧ください。
子どもの医療費助成制度
渋谷区では、子どもの養育者(保護者)に対して、医療費の助成も行なっています。渋谷区に住所を有する、0歳から18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある子どもが対象です。
助成対象外の方もいるため、以下の内容を確認しておきましょう。
【助成対象外】
- 生活保護受給者
- 日本の健康保険に加入していない
- 児童福祉施設などに措置入所している
- 里親に委託されている
※高校生相当世代(15歳の4月1日から18歳の3月31日まで)の子どもが保護者と別居している場合や誰からも監護(子どもに必要な監督保護)されていない場合は役所の窓口まで相談する必要があります。
入院や通院、調剤などの保険診療内の自己負担分や入院時の食事療養費の自己負担分、補装具など、健康保険からの給付が決定されたものが助成対象です。
助成を受けるには医療証の交付申請が必要となります。詳しくはこちらをご覧ください。
幼児の無料フッ化物塗布
渋谷区では、区内在住の幼児が利用できる「幼児の無料フッ化物塗布券」を配布しています。券の郵送時期は、子どもが3歳になる月末頃のようです。
この券を特定の歯科医療機関で利用すれば、無料でフッ化物塗布を受けられます。
病児・病後児保育のベビーシッターの利用料金助成
渋谷区では、児童の病気やけがなどによって保育施設への登園が難しい際に自宅でベビーシッターサービスを利用した保護者に対して、ベビーシッター料金の一部を助成しています。
【対象】
渋谷区に在住し、保育施設などに在籍(一時保育により在籍している場合を除く)または事業などを利用している未就学児童
【該当条件】
以下の対象施設(区内外を問わない)に在園する児童
<対象施設>
- 認可保育園
- 認定こども園
- 認証保育所
- 渋谷区立保育室
- 渋谷区幼保一元化施設
- 家庭的保育事業など(家庭的保育事業、小規模保育事業、居宅訪問型保育事業、事業所内保育事業)
- 児童福祉法第59条の2の規定による届け出を行なっている認可外保育施設(待機児童向けの東京都ベビーシッター利用支援事業を利用している場合を除く)
【助成金】
ベビーシッターを利用した初日から連続した7日以内の期間で、実際に利用した日について、1時間につき1000円の助成が受けられます。※対象児童が生活保護世帯または住民税非課税世帯の児童である場合は、1時間につき2000円を助成
1世帯当たり1児童の年間(4月1日~翌年3月31日)上限額は10万円です。
【注意点】
- 1日の利用助成限度は10時間
- 1事由の申請時間の合計において、1時間未満の時間が生じた場合は切り捨てとなる
- 算定の結果、助成額が助成対象となる利用に要した費用を上回る場合は助成対象となる利用に要した費用の限度を助成
原則、ベビーシッターなどを利用した日にちの前後7日以内に医療機関を受診していることが条件となります。
また、利用対象となるベビーシッター会社やNPO法人への申し込みが別途必要になります。申請できる期間は、ベビーシッターなどを利用した日から1年以内です。
ベビーシッター派遣事業割引券
渋谷区では、ベビーシッターサービスを利用する際に「ベビーシッター派遣事業割引券」が活用できます。ベビーシッターに家庭内での保育やお世話、保育施設への送迎などを依頼する際に使える割引券です。
【対象】
乳幼児から小学3年生(障がいなどで保育が必要な子は小学6年生まで)
【補助金額】
対象者1名につき、1日あたり4400円(2200円×2枚)利用でき、1家庭1カ月あたり24枚までの使用可能(1カ月最大52800円の補助が受けられる)
習い事の送迎やベビーシッターの往復交通費などには使用できないため、注意しましょう。
なお、KIDSNAシッターでは、ベビーシッター派遣事業割引券を利用できます。詳しくは、こちらをご覧ください。
幼児教育・保育の無償化制度
渋谷区では、保育の必要性の認定を受けるなどの条件を満たせば、幼児教育・保育の無償化制度を利用した助成を受けられます。
保育園や幼稚園、認定こども園などを利用する3歳~5歳までの子どもの保育利用料が、無料になります。0歳~2歳までの子どもは、住民税非課税世帯を対象として利用料が無料になります。
仕事を理由にベビーシッターを利用する方は、必要な書類を用意することで助成を受けられる可能性があります。
基本的にベビーシッターサービスの利用後に申請し、後から給付が受けられる償還払いが適用されるようです。その場合は、請求書や受託証明書などの書類が必要になるでしょう。
当サービスKIDSNAシッターでは、受託証明書の発行も行なっていますのでご利用くださいね。
渋谷区の子育て支援事業
続いて渋谷区の子育て支援事業について紹介します。
待機児童数からみる子育て支援
待機児童の解消に向けた取り組みが積極的に行なわれた結果、渋谷区の2023年4月時点の待機児童数は0人です。
また、待機児童が発生した場合に区内2カ所の認可外保育施設で特別枠を設けているため、安心して子育てができる環境が整えられていると言えるでしょう。
一時預かり事業
渋谷区ではさまざまな種類の一時預かりを利用することができます。
【一時保育制度】
一般的な一時預かり制度です。区内在住の小学校就学前までの子どもを預けることができます。区内15カ所の保育園が対応しているようです。
<対象>
- 渋谷区内在住の児童
- 生後57日目から小学校就学前までの児童
- 健康で集団保育が可能な児童
<利用料金>
1日(4時間以内)2000円 (8時間以内)3000円
<利用上限>
子ども1人あたり、1カ月で最大8日まで
対応している保育園などの詳細はこちらをご覧ください。
【リフレッシュ一時預かり保育SKIP(スキップ)】
区独自で行なっている一時預かり制度です。保護者のリフレッシュを目的とした生後3カ月~未就学前の子どもの預かりを民間保育施設に委託して実施しています。
<利用日時>
平日10時~18時(祝日、年末年始を除く)
<利用料金>
1時間1300円(利用は2時間以上8時間以内)
※登録時の手数料1000円の他、食費、保育衛生用品代などの費用がかかります。
申請方法などの詳細はこちらをご覧ください。
【赤ちゃん・子どものショートステイ】
保護者が病気や家族の介護、出産などの理由で養育が困難な状況であり、他に子どもを養育する人がいない場合、子どもの宿泊保育を依頼することができます。
<対象>
区内在住で、利用要件に該当する18歳未満の方
<利用料>
1泊2日6000円から(1日増につき3000円加算)
※月に一度、一度につき6泊7日まで申し込むことが可能です。
【緊急一時保育】
保護者や家族が傷病や出産などを理由に一時的に子どもの世話をできなくなった場合、保護者に代わってその子どもを区立保育園に預けることができます。
区内在住の満1歳から小学校就学前までの子どもが対象です。原則、保育期間は最長1カ月です。詳細についてはこちらをご覧ください。
渋谷区の子育て支援情報
最後に渋谷区の子育て支援情報について紹介します。
ネウボラ子育てハンドブック(毎年発行)
渋谷区での妊娠、出産、子育て期に関する情報をまとめたハンドブックです。必要な手続きや相談窓口などの詳細を記載しているので、育児に役立てることができるでしょう。
シブヤ母子健康ノート
渋谷区のLINE公式アカウントから子育て支援サービスで、紙の母子健康手帳の補完をスマートフォンなどで行なうことができます。
妊娠中や出産後の母子の体調記録や成長記録などを管理でき、情報をスマートフォンで回覧できるため、家族で共有することが可能です。
出産・育児に関するアドバイスも表示される仕組みになっているため、さまざまな場面で活用しやすいでしょう。
渋谷区での子育てで子どもの預け先に困ったときは「KIDSNAシッター」
渋谷区でお住まいのママやパパの中には「安心して預けられるベビーシッターを探している」「子どもが少し咳をしているから保育園に行かせるべきか悩む…ベビーシッターを頼んでみたい」などという方がいるかもしれません。
そんなときは「KIDSNAシッター」にご相談ください。
KIDSNAシッターは、保育士や幼稚園教諭、または看護師いずれかの資格を所有する方のみが登録できるベビーシッターとのマッチングサービスです。
0歳から12歳の子どもまで同時に3人まで預かりが可能なため、兄弟の育児を頼みたいという方も預け先として利用してみませんか。
また、条件を満たす方はベビーシッター派遣事業割引券や病児・病後児保育のベビーシッターの利用料金助成を活用できるので、経済的な負担を抑えて子どもを預けることができます。
スマートフォンを使って気軽に預かり依頼ができるKIDSNAシッターを活用してみてくださいね。
KIDSNAシッターのご利用方法
ご利用の流れ
KIDSNAシッターのアプリより、保護者さまとお子さまの情報を登録します。事務局で確認後、審査結果をメール通知します。審査が完了したらシッターへの依頼ができるようになります。
シッター探し
審査を待つ間にシッターを探しておきましょう。アプリの検索画面からご希望条件・日時を設定し絞込検索ができます。お気に入りのシッターをアプリ上で保存しておくこともできます。
面談依頼を送る
面談依頼を
送るシッターの
見積りを待つ見積りを承認
(依頼確定)初めてのシッターとは1時間の面談を行い、お預かり内容や保育方針の確認をし、お子さまと慣れてもらいます。面談には1時間分の料金が発生します。面談依頼を送ると見積りが届くので、確認して依頼を確定します。
- 面談依頼を送るとメッセージのやりとりが可能になります。
シッティング依頼を送る
シッティング
依頼を送るシッターの
見積りを待つ見積りを承認
(依頼確定)面談依頼を送ったら、続いてシッティング依頼を送ることができます。シッターから見積もりが届いたら、内容を確認して依頼を確定します。
面談・シッティング当日
当日、シッターは5分~10分前を目安に到着するので、ご家庭のルール、お預かりの注意事項、鍵の扱い、緊急時の対応方法など必要事項をお伝えください。
完了後の決済/レビュー
面談・シッティング完了後、シッターからシッティング報告書が届きます。内容をご確認いただけましたら、決済ボタンを押してください。事前にご登録いただいたクレジットカードでのお支払いになります。
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