子育て

子育て中の共働き夫婦。実家が遠いことによる心配事や実家以外のサポート先

共働きをしている場合、実家が遠いことで子育てに関する心配を抱える家庭もあるのではないでしょうか。実家以外に協力してもらえるサポート先が気になるママもいるかもしれません。今回は、実家が遠いことによる心配事や近くに頼れる実家がない場合の共働き家庭のルール、実家以外のサポート先を体験談を交えてご紹介します。

実家が遠い場合の共働き

子育てをしている家庭のなかには、両親が共働きをしているということも少なくないようです。ママやパパの実家が遠い場合、祖父母からのサポートが受けにくいことでどのような働き方をしようか考えるママもいるかもしれません。今回は、実家が遠い共働き家庭の悩みや対策についてご紹介します。

実家が遠いことによる心配事

ママやパパの実家が遠いとき、子育て中の家庭が抱える心配事にはどのような内容があるのでしょうか。ママたちに、実家が遠いことによる心配事を聞いてみました。

子どもの体調不良やケガ

「子どもが小学校に行っている間に発熱するなど体調を崩すと、先生から迎えに来てほしいという連絡が来くることがありました。子どものためにすぐに迎えに行きたいのですが、仕事のキリがよくなくても中断しなくてはいけないので、同僚に迷惑をかけないか心配になります。実家の近くに暮らしていたら、祖父母に子どもを迎えに行ってもらうなどして、私の帰宅時間までいっしょに過ごしてもらえるかもしれないと考えることもあります」(30代/7歳児のママ)

 

子どもの体調が優れないときやケガをしたときには、仕事の途中でも迎えが必要な場合もあるようです。両親の仕事が営業など外回り中心の場合、保育園から遠い場所で仕事をしているときにケガのための迎えが必要だという連絡が来ると、すぐに駆けつけたくても時間がかかってしまうこともあるかもしれません。そのようなときに、実家が近かったら自分の両親にお願いできたかもしれないと考えるというパパの声もありました。

残業や休日出勤

「突然の残業に対応するときは、夫に相談して子どもの学童保育へのお迎えを変わってもらうことがあります。実家と電話で世間話をしていると『そんなときは私が手伝いに行ってあげられたらいいんだけど、遠いから難しいね』と母が言ってくれました。母の気持ちが嬉しく感じられました」(40代/12歳児のママ)

 

共働きをしていると、予定にない残業ひとつでその後の家族のスケジュールが変わってくることもあるかもしれません。ママのなかからは、夫婦の休日出勤が重なって子どもが『児童館に行きたくない』と言ったとき、大好きな祖父母の家が近くだったら子どもも喜んで遊びに行けたかもしれないと考えたという声も聞かれました。

自分の休養

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「実家から遠い場所に住んでいると、自分の休養のために実家にサポートをお願いしにくいと感じてました。気軽に行き来しにくい距離なので、子育てや家事、仕事に疲れたときは仕事の昼休みを活用して休憩をとるようにしています」(20代/7カ月の赤ちゃんと2歳児のママ)

 

自分の休養を取りたいとき、実家が遠いと気軽に頼みにくいと感じるママもいるようです。仕事が転勤になり引越しを経験したパパからは「以前は自宅と実家の距離が近かったのですが、引越し後はこれまでのようなサポートが受けられなくなり、自分の体を休める余裕がなくなった」という悩みも聞かれました。

実家が遠い共働き家庭のルール

実家から遠い場所で暮らしていると、祖父母からのサポートがなくても、家庭と仕事のバランスがとりやすくなる工夫が知りたいママやパパもいるのではないでしょうか。ママたちに聞いた、実家が遠い共働き家庭のルールをご紹介します。

子育て

「夫婦で話し合い、子育ては2人で協力して行うことを決めました。私も夫も子どもと過ごす時間が限られているため、子どもが両親どちらとも過ごす時間を作りたいと思いました。朝は夫と、夜は私と過ごす時間を長めにとるなど工夫しています」(20代/2歳児と4歳児のママ)

 

夫婦で子育てを協力して行うというルールを作った家庭があるようです。ママとパパのどちらかが子育てをメインに担当するのではなく、子どもと関わる時間が偏らないように相談できると、家族の絆もより深まるかもしれません。

家事

© kurgu128 – Fotolia

 

「家庭と仕事のバランスを考えたとき、子育ての時間を長めにとるために家事にかかる時間を減らせないか夫と相談しました。そこで、便利な家電を活用して子どもと過ごす時間を作ろうというルールを決めました。我が家では、食器洗い乾燥機や乾燥機能つきの洗濯機を活用しています」(40代/5歳児と6歳児のママ)

 

家事の時短につながる便利家電を活用すると、実家からのサポートを受けられなくても子どもと過ごす時間がとりやすくなるかもしれません。他にも、お掃除ロボットが床を掃除しやすいように、バッグや脱いだ服などを床に置かずに片付けるルールを作ったというママの声もありました。

仕事

「保育園のお迎えは、仕事が早く終わった人が担当しようという話し合いをしました。夫婦で共有できるカレンダーアプリを使い、毎日の勤務時間を入力するとお互いのスケジュールを把握しやすくなり、お迎えの担当を決めるときもスムーズになりました」(30代/4歳時のママ)

 

仕事のスケジュールを夫婦で共有した家庭もあるようです。子どもの体調不調など、いざというときに備えて有給休暇の残り日数を夫婦で共有しておくのもよいかもしれません。他にも、実家の協力がなくても仕事と家庭のバランスがとりやすいように、子どもが小学校を卒業するまでの期間は時短社員にするといった、働き方を会社と相談したというママの声もありました。

実家以外のサポート先

実家が遠い場合でも、誰かにサポートしてもらいたいときもあるかもしれません。ママたちに聞いた、実家以外のサポート先をご紹介します。

病児保育

「子どもの体調不良時に病児保育を利用しました。夫が出張中だったため、体調を崩した最初の3日間は私が仕事を休んで家で看病しましたが、回復し始めた4日目から病児保育を利用することで、締切が近かった仕事を期日までに間に合わせることができました」(30代/3歳児のママ)

 

子どもが体調を崩したときに病児保育を利用したママがいるようです。病児保育は事前に登録が必要な場合もあるので、近所に子育てをサポートしてもらえる人がいない場合には予め申し込みをしておくとよいかもしれません。

保育園や学童保育

「保育園の入園時に、夫婦の実家が遠いことを伝えていざというときに延長保育を利用したいと相談しました。うちの子が通う園の場合は、仕事が長引いて遅くなりそうなときは事前に先生に相談すると『〇〇時までなら大丈夫です』と快諾してもらえるので助かっています」(20代/5カ月の赤ちゃんのママ)

 

実家が遠い場合でも、保育園の延長保育を利用することで家庭と仕事のバランスを保ちやすいと感じるママがいるようです。他にも、開設時間の長い民間の学童保育を利用すると、実家の協力が難しい場合でも仕事を続けやすいというママの声もありました。

サポートサービス

「うちは週に1度ファミリー・サポート・センターを利用しています。小学校に子どもを迎えに行ってもらい、塾まで送ってもらえるので仕事を中抜けしなくてよくなりました」(40代/6歳児のママ)

 

「仕事や家事のバランスがとれず、誰かに助けてもらいたいときにベビーシッターサービスがあることを知りました。近所に実家や親しい友人がいなかったので、子どもに慣れているベビーシッターの方が来てくれて助かりました」(30代/1歳児と6歳児のママ)

 

ファミリー・サポート・センターやベビーシッターサービスを利用したママもいるようです。ママのなかからは、人見知りをする子どものために、毎回同じ方に依頼しやすいベビーシッターサービスを定期利用しているという声も聞かれました。

実家が遠くても子育てしながら共働きはできる

© milatas – Fotolia

 

実家が遠い場合、いざというときに祖父母からのサポートが受けられないことを心配するママやパパもいるようです。実家が遠方の場合には、夫婦で家庭での分担や働き方について相談したり、ときには周りのサポートを受けたりと工夫するとよいかもしれません。実家以外にサポートをしてもらえる相手として、保育園や学童保育、サポートサービスを利用したママもいました。実家が遠くても夫婦で協力し、子育てしながら共働きしている家庭もあるようなので、自分たちの家庭に合ったサポートを選択しながら家庭と仕事のバランスがとれるとよいですね。

実家が遠い場合の子どもの預け先として「キズナシッター」の活用も

実家から離れた地域で暮らしていると、「近くに頼れる人がいない」「実家が遠方なのでサポートをお願いしにくい」と感じることもあるかもしれません。そのようなときは、全国各地のベビーシッターが登録している「キズナシッター」を活用してみてはいかがでしょうか。

 

キズナシッターに登録しているスタッフは、保育士や幼稚園教諭、看護師などの国家資格を全員が所有しているため、子どもの気持ちに寄り添った丁寧なシッティングが可能です。また、スタッフ全員と対面審査をしているため、安心して利用できると好評を得ています。

 

専用のアプリを使って会員登録からシッティングの依頼、料金の支払いを一括でできるところも忙しい共働き家庭には魅力のひとつではないでしょうか。子育ては、夫婦だけが悩みを抱えるものではありません。実家が遠い場合の子どもの預け先のひとつとして、ときには保育のプロの力を借りてみるのもいかがでしょうか。

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