働き方

男性のベビーシッターってアリ?働き方やベビーシッターとしての強みは?

近年、共働き家庭の増加や、どうしても子どもを預けて用事を済ませたいなど、さまざまな理由から、ベビーシッターの利用が広がりつつあります。その中で、男性のベビーシッターにも注目が集まっています。「ベビーシッター」と聞くと女性のイメージが強いかもしれませんが「子どもとアクティブに遊んでもらえる」「男の子が喜ぶ」など、さまざまな理由から男性の需要が高まっています。そこで今回の記事では、男性のベビーシッターの強みや働き方について紹介します。

男性ベビーシッターのお仕事とは

まずはじめにベビーシッターのお仕事には、性別による向き・不向きというものはそこまでありません。

 

一般的なベビーシッターのお仕事は、基本的に保護者の自宅に行き子どもの保育やお世話を行います。

 

預かる子どもの年齢は、おおむね0歳から12歳となり、年齢が幅広いため仕事内容もさまざまです。

 

年齢が低い子どもになると、食事の援助、オムツ替えや寝かしつけなど身の回りのお世話が中心になるでしょう。

 

年齢が高くなると、遊び相手になったり、宿題を見てあげたりすることもあります。

 

最近では、保護者の要望に応じて、幼稚園や習い事の送迎を行ったり、公園で遊ぶ、家の中で工作をしたり、英語やピアノを教えてあげるなど、ベビーシッターの役割も広がりを見せています。

 

その上で、近年では男性ベビーシッターのニーズも高まってきています。

 

男性ベビーシッターを利用した保護者の中には、「思いっきり体を動かして子どもと遊んでもらえる」「ママには見せない男の子の姿を感じることができる」などの声が寄せられています。

 

本業の仕事をしながら、空いた時間に副業としてベビーシッターに取り組む方も多く、これからの新しい働き方としても注目されています。

 

男性ベビーシッターの強み

男性ベビーシッターの強み

allensima/Shutterstock.com

 

前述のように、子育て中のママから期待されているところは大きいものの、まだまだ数的には少数派の男性ベビーシッター。

 

もし働くなら、男性ならではの視点を生かしたいところですね。

 

そこでここでは、男性のベビーシッターの強みについて4つのポイントに分けて紹介します。

 

子どもの体力に負けず、アクティブに体を動かせる

子どもは、年齢が大きくなればなるほどに体力が付き、疲れ知らずで遊びます。

 

男性ベビーシッターであれば、子どもの体力に負けず、アクティブに体を動かせることもあるでしょう。

 

利用者の中には、ただ預かってもらうだけでなく、子どもにたくさん遊んでほしいと考え、ベビーシッターをお願いすることもあるようです。

 

子どもが充実感を感じられる時間を過ごせると、利用者からも感謝されることでしょう。

 

ママや女性保育士では考えつかないような遊びを思いつく

子どもは、自分の知らない遊びが大好きです。男性ベビーシッターの考えた遊びに興味津々となることでしょう。

 

体を思いっきり動かす遊びや、細かい製作など、子どもの興味に応じで、提案をしていくことで、子どもの興味関心を引き出すことができることでしょう。

 

また、自身が子どもの頃に楽しんだ遊びを提案することも、子どもにとっては魅力的な遊びになるかもしれません。

 

自分の幼少期を思い返しながら関わることで、見えてくることもあるでしょう。

 

男の子の対応

男性ベビーシッターは、特に男の子に人気のようです。

 

特に年長児から小学生くらいの男の子になってくると、男性の方のほうがコミュニケーションが取りやすいこともあります。

 

年齢が大きくなると、ママには話しにくいことでも、男性ベビーシッターであれば、男同士で色んな話をしていたり、同性だからこそ分かる工作や遊びを楽しむ姿も見られるようです。

 

そのため、男の子がいるママの中には、ベビーシッターは是非男性にお願いしたいと考えている方もいます。

 

ママの困っていることをサポートできる

男性として、自分の得意分野を活かすことで、ママをサポートすることができるでしょう。

 

ママの中には、ベビーシッターに頼み事や相談があった際に、なかなか声に出すことをためらう方もいます。

 

事前に「困ったことがあったときには気軽に声をかけてください」「〇〇が得意なので、なにかあったら声をかけてくださいね」と一声伝えることで、ママも話しやすくなり信頼性を築いていくことができるかもしれません。

 

男性だから不利になることはある?

ベビーシッター業務を行う上で、男性だから不利になることはあまりないでしょう。

 

0歳児~2歳児の女の子については、おむつ替えや着替え、お風呂の補助などがある場合に気にする保護者もいるかもしれませんが、特に幼児以上になると、不利になることは少なくなってきます。

ベビーシッターといえば、赤ちゃんを預かるイメージが強いかもしれません。

 

しかし、実際には年長から小学生の預かり需要も多いため、性別の違いで著しく不利になる職業ではありません。

 

男性ベビーシッターの働き方

 

男性ベビーシッターとしての働き方には、保育関係のお仕事をしている方が副業として行う場合と、一般のお仕事をしている方が副業として働く場合が多いようです。

 

ここでは、それぞれの働き方について、特徴を紹介します。

 

保育関係で働いている人の副業として

保育現場でお仕事している方にとって、男性ベビーシッターは、本業を最大限に活かしながら、丁寧に一人の子どもと関わることができる、魅力的なお仕事といえるでしょう。

 

保育士としての働きだけでは、十分な収入を得られないと感じたとき、副業としてベビーシッターを選ぶ男性も多いようです。

 

男性ベビーシッターは、保育業務と通じる部分も多く、まったく別の副業を始めるより負担を感じることは少ないでしょう。

 

初めてお仕事を始めるときには「どのようなお子さんなのだろう」と緊張もあるかもしれません。

 

ただし、これまで培ってきた保育士としての子どもとの関わり方であったり、援助の仕方をそのまま生かす事ができるため、信頼関係を築くことも比較的スムーズといえるでしょう。

 

ベビーシッターの業務を行うことで、保護者の方に感謝されたり、お子さんに「また来てね」と声をかけられることで、自分が必要とされているという「やりがい」を感じられることも多いようです。

 

また家庭での個別保育を経験することで、本業の保育を見直すきっかけとなるようです。

 

実際に男性保育士がベビーシッターをしてみたケース

こちらでは、実際に現役の男性保育士がベビーシッターにチャレンジしてみた記事を紹介します。

 

日々保育園業務に取り組み、休日に副業として男性ベビーシッターとして活躍している長谷川さん。

 

保育の現場では、なかなか見ることができない家庭での子どもの様子に触れることで、本業では子どもの家庭にも思いを寄せ、より丁寧な保育を心がけるようになったと話します。

 

また、保育現場では当たり前にしていることで、利用者さんからとても感謝され、やりがいを感じたりと、それぞれの職業にプラスになっているようです。

 

出典:資料 男性のベビーシッター長谷川さんのインタビュー記事

 

保育関係以外で働いている人の副業として

現在、子どもに関わるお仕事をしていなかったとしても、保育の勉強をしたことがあったり、保育現場の経験をお持ちの方もいるかも知れません。

 

そんな方にも男性ベビーシッターはおすすめです。ベビーシッターのお仕事は、最低2時間からできるところもあり、時間の融通がききやすいため、副業として取り組む方も多いもの。

 

 

普段のお仕事とは異なるので、業務になれるまで時間がかかることがあるかもしれませんが、子どもとの関わりを大切にしていくことで関係を作っていくことができるでしょう。

 

なかなか子どもに関わったことがない方でも、子どもの目線を意識することで、どんなことを考えているのかに気がつき、寄り添ったお世話や遊び方ができるでしょう。

 

また、お仕事を通じて将来子どもを持ったときに「子どもについて少しでも理解できれば」という思いで働いている方もいるようです。

 

今、子どもをお持ちの方であれば、育児の経験を活かして、ベビーシッターのお仕事に取り組むことができるでしょう。

 

自分の子ども以外のお子さんのお世話をすることは、子どもの成長や、発達の姿にはさまざまな個性があることがわかるなど、子ども理解につながります。

 

こうした気づきは子育てを見直すきっかけになることもあるようです。

 

ベビーシッターは、1人でお子さんを預かるという責任あるお仕事であり、普段の経験が通用しないこともありますが、子どもと関わることで見えることや、子どもの成長を感じたり、喜んでいる姿を見ることで本業とは違った「やりがい」を感じられるお仕事といえるでしょう。

 

男性の副業の選択肢として、自分ならではの男性ベビーシッターを目指してみよう

男性の副業の選択肢

MIA-studio/Shutterstock.com

 

男性のベビーシッターについて、特徴や働き方について紹介しました。ベビーシッターのお仕事内容は、ご家庭の要望によって変わってくることとも多いです。

 

そのため、ベビーシッターは一人ひとり、自分なりの強みを活かすことで活躍できるお仕事ともいえるでしょう。

 

特技や技術面だけではなく「笑顔が素敵」「子どもの声を大切にする」そのような関わり方も大きな強みとなります。

 

子どもとの関わりの中から、自分の個性が見えてくることもあるかもしれません。

 

男女の違いを意識するというよりも、「自分ならでは」の強みを活かして、副業に男性ベビーシッターを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

 

保育士資格をお持ちの男性であれば、キズナシッターに登録してみませんか?

 

キズナシッターは、利用者とベビーシッターをつなぐマッチングサービス。

 

自分の空いている時間を登録し、そこに利用者がシッター業務の依頼をするため、時間の融通がききやすく、副業などライフスタイルに合わせてお仕事をすることができます。

 

一般的なアルバイトより時給が高く、1600円から自分で料金を設定できるのがうれしいですね。

 

お仕事をしていく上で、万が一のことが心配になるかもしれませんが、登録することで保険に加入することができ、安心して業務にあたることができます。

 

一人ひとりの個性に応じて、保育活動を工夫したり、思いに寄り添った保育を行うことができる「ベビーシッター」になり、保護者や子どものサポートをしてみませんか。

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