働き方

保育士が保育園から独立し、フリーランスとして働くお仕事とは

一般的に保育士が働くというと、保育園で勤務するイメージが強いかもしれません。しかし、保育園から独立し、保育士の資格や経験を活かして「フリーランスとして働く」という道もあることをご存知ですか?今回の記事では、保育士がフリーランスを目指す理由とともに、フリーランスとして働くとき、どのような選択肢があるのか紹介します。

保育園から独立し、保育士がフリーランスとして働くとは

保育士と聞くと、保育園をはじめとした子どものための各施設で働くイメージが強いかもしれません。

 

しかし、世の中にはフリーランスの保育士がさまざまな場所で活躍しています。

 

フリーランスで働くことは、決して特別なことではありません。

 

自分の資格や経験に自信を持ち、こんな働き方がしたいなという考えを持っている方が、フリーランスという道を選んでいるようです。

 

保育園の枠にとらわれず、どんな働き方をしてみたいかもう一度考えてみてはいかがでしょうか。

 

フリーランスを目指す理由

保育士がフリーランスを目指す理由は、人それぞれで違いますが、大きく分けると3つの悩みが出てきたときに検討していることが多いようです。

 

ここでは、保育の質に関する悩み、職場環境に対する悩み、勤務時間や給料に対する悩みについて紹介します。

 

保育の質に関する悩み

保育園は、勤務する保育園によって、保育方針が異なり、やり方が変わってくることがあります。

 

また、クラス活動が中心となり、一人ひとりの子どもの性格や個性に合わせて、丁寧に対応したいと思っても、全体の子どもを見なければならず、対応が難しいこともあるでしょう。

 

そのようなとき、もっと子ども一人ひとりに寄り添った保育がしたいと感じる方も多いようです。

 

そのような悩みを抱えたとき、自分が理想とした保育をしていきたい、一人ひとりの思いを大切にした保育をしたいと考えて独立を考える方もいるでしょう。

 

職場環境に対する悩み

保育園で働く時には、園長、同僚、調理師・栄養士、看護師、保護者、地域の方など、さまざまな人と関係作りをしていくことが大切になってきます。

 

その中で、同僚とうまく関係を作っていくことができず、職場に馴染めなかったり、人間関係で悩みを抱え、仕事に支障が出てくることもあるようです。

 

そのようなとき、関わる大人にあまり左右されることなく、子どもとより深く関わりたいと思うことでしょう。

 

こうした人間関係に悩まされことなく子どもに関わるお仕事がしたいと思い、フリーランスの道を選ぶ方もいるようです。

 

勤務時間や給料に対する悩み

保育園の正規職員の業務では、子どもに関わる以外にも書類制作、行事の準備、活動の準備など仕事内容が多岐にわたり、勤務時間外で仕事を行うこともあります。

 

また、他の業種と比べると、仕事量に見合った給料が得られないと悩む方も少なくないようです。

 

そのような悩みを抱えたとき、せっかく苦労して取得した資格や経験を活かして、もっと自由に働けるような、または、専門性を活かして収入を上げられるような働き方として、フリーランスを検討する方もいるようです。

 

保育士のフリーランスとしての仕事内容

保育士のフリーランス

spass/Shutterstock.com

 

保育園から独立し、フリーランスとして仕事を始めるにはどのような道があるのか気になる方もいるでしょう。

 

ここでは、フリーの保育士、ベビーシッター、子どもに関わる事業に携わるの3つについて紹介します。

 

これら3つの働き方は、それぞれだけに取り組んでいる人もいれば、複数を掛け持ちして生活している、という方もいます。

 

フリーの保育士

保育園での業務をそのまま活かすフリーランスのお仕事として、フリーの保育士があります。

 

フリー保育士とは、欠員があった保育園に勤務をしたり、若手保育士が多い保育園に、しばらくヘルプの保育士として入り、保育士の業務について、実践的に教えていくなどの働き方があります。

 

フリーの保育士は、人材派遣会社に登録をすることで、人材派遣会社を経由してお仕事を紹介されたり、知り合いがいる保育園と直接契約をし、複数の園を掛け持ちしながら働いている方もいます。

 

フリー保育士の勤務時間は決まっているので、勤務時間外にお仕事をすることはありません。

 

人間関係についても、長くひとつの園に勤務するわけではないので、複雑に感じることは少ないでしょう。

 

一度に複数の園を掛け持ちしたり、保育園にとっては助っ人のような役割が大きいといえるかもしれません。

 

そのため、フリーランスの保育士として働く場合、どんな現場であっても柔軟に対応できるような保育の技量を持つ人が歓迎されることでしょう。

 

求められるスキルとしては、0歳から年長児まで担任をした経験を持ち、それぞれの年齢において、ある程度発達段階を理解していること。

 

ほかにも、初めて会う子どものことを理解できたり、ピアノを無理なく弾けるなどの即戦力となれるような方が歓迎されるようです。

 

フリーの保育士として働くと、いろんな保育園を経験することができるので、保育のスキルが高まったり、さまざまな保育を肌で感じることができ、自分の成長にもつながることでしょう。

 

ベビーシッター

資格や経験を活かすフリーランスのお仕事として、ベビーシッターもあります。

 

ベビーシッターは主に保護者の自宅に行き、お子さんの保育やお世話を行います。

 

他にさまざまな商業施設での託児ルームやイベントで子どもを預かることもあります。

 

対象となる子どもの年齢は、おおむね0歳から12歳と幅広いため、お世話をするお子さんによって仕事内容も異なってくるでしょう。

 

年齢が低い場合には、食事の援助、着替えや寝かしつけなど、身の回りのお世話が中心となるようです。

 

年齢が大きくなると、お子さんの気持ちを汲み取りながら、一緒に遊んだり、宿題を見てあげることもあるでしょう。

 

また、ベビーシッターを利用する保護者は「仕事で忙しい」「冠婚葬祭があって、どうしてもお願いしたい」など、理由もさまざまです。

 

そのため、保育園や幼稚園、習い事の送迎を行ったり、公園に子どもを連れて行くなど、担当する保護者の要望に応じて、ベビーシッターの行うことは変わってくるようです。

 

ベビーシッターになるには、個人事業主となる、派遣会社に登録する、マッチングサービスの利用するの3つの方法があります。

 

このお仕事は、自分の空いている時間、おおよそ2時間から勤務を行うことができるため、プライベートの時間を大切にしたりと、ライフスタイルに合わせた働き方がしやすいでしょう。

 

また、子ども一人ひとりと深く関わりたいという思いをお持ちであれば、ベビーシッターはピッタリのお仕事といえるでしょう。

 

1人で子どもを預かることになるので責任がある業務ではありますが、その子の思いや個性に合わせて「〇〇がしたい」という気持ちを一番に考えながら保育することができるでしょう。

 

子どもに関わる事業に携わる

保育業務とは違いがありますが、資格や経験を活かして、子どもに関わる事業に携わるフリーランスの働き方があります。

 

近年、活発になっている保育士のための研修講師をはじめ、保育の視点から起業するという働き方もあるでしょう。

 

また、保育士の専門性を活かせるお仕事として、子どもに休日の遊び場を提供する、保育士や親子向けの記事ライターなどの職業もあります。

 

子どもに関わる事業に携わるときには、こんなことがしたいという強い気持ちが大切でしょう。

 

自分の特技を活かし、新しいことに挑戦することもできるといえるでしょう。

 

保育園から独立して、フリーランスの保育士として自分の可能性を見つけていこう

保育園から独立

Nanako-Yamanaka/Shutterstock.com

 

保育園から独立し、フリーランスを目指す理由をはじめ、どのような働き方があるのか、お仕事内容も合わせて紹介しました。

 

保育士がフリーランスとして働くことに、少しでもイメージが湧いたでしょうか。

 

フリーランスと聞くと「難しい、大変そう」と感じることもあるかもしれません。

 

しかし、さまざまな現場を肌で感じたり、子どもに寄り添った保育ができたりと、保育園という枠にとらわれることなく働くことは、自分の可能性を引き出すきっかけとなるかもしれません。

 

保育士として働いていた経験に自信を持ち、自分の可能性を見つける働き方をしてみてはいかがでしょうか。

 

保育士資格・幼稚園教諭資格、看護師免許を持っている方であれば、キズナシッターを検討してみてはいかがでしょうか。

 

キズナシッターは、保護者と利用者をつなぐマッチングサービスです。

 

お仕事は最低2時間から自分で設定することができて、自分の設定した時間に利用者の申し込みがあるので、時間の融通がききやすく、ライフスタイルに合わせて仕事が行えます。

 

また、収入は一般的なの保育園のアルバイトより高く、時給1600円から自分で設定することができ、働き方によっては、保育園で働いていたときよりも、高い収入も期待できるでしょう。

 

ベビーシッターとして働く上で、万が一のときのために、保険に加入することができサポートが充実しています。

 

資格や経験を活かし、子どもが「やってみたい」と感じることに寄り添いながら、「楽しかった」と思ってもらえるような個別保育を実現してみませんか。

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