ベビーシッターの働き方とは?「派遣会社に登録」と「マッチングサービスの利用」の違いは?

ベビーシッターとはどのようなお仕事?
ベビーシッターとは、保護者の自宅に伺い、保護者に代わってお子さんの身の回りのお世話をしたり、成長をサポートするお仕事です。
子どもを預かる時間は3時間~4時間程度で、おおむね0歳から12歳の子どもが対象となり、仕事内容も年齢や発達、ご家庭の要望などによって変わってきます。
最近では、共働き家庭が増え、保育園に預けられない、病気の子どもを見ていてほしいなどさなざまな理由から、ベビーシッターの需要も広がりつつあります。
「ベビーシッター」という言葉から、赤ちゃんのお世話をするイメージがあるかもしれませんが、実際には幼児から小学生を預かってほしい、というニーズもたくさんあります。
ベビーシッターにはどんな働き方がある?
ベビーシッターとして仕事を始めるには、「子どもを預けたい利用者(保護者)」を探す必要があります。
地域での口コミや知り合い関係で探す、という人もいるようですが、最初はなかなか難しいもの。
そのため、現在多くのベビーシッターは「ベビーシッター派遣会社への登録」「マッチングサービスを利用する」のいずれかの方法でお仕事先を探しています。
それぞれの特徴を知り、自分にあった働き方を見つけていきましょう。
派遣会社に登録する

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ベビーシッターになるための一つの方法として、ベビーシッター専門の「派遣会社に登録する」があります。
ここでは、派遣会社に登録する上での、働き方の仕組み、給与、働く時間など特徴について紹介します。
働き方の仕組み
ベビーシッター専門の派遣会社と社員契約をすることで、派遣会社のベビーシッターとなることができます。
派遣会社は利用者からの依頼を集約し、社員のベビーシッターにお仕事の割り振りを行います。
会社によっては、随時採用試験を行っているところもあり、興味を持ったときには、まず話を聞いてみるとよいかもしれません。
給与
時給は、おおむね1000円から1300円となります。
通勤費は支給されるところが多く、自宅から直接利用者のご自宅に行きます。
時給については、持っている資格やベビーシッターを行う時間によって変動があります。夜間・深夜などには加算がある場合が多いでしょう。
働く時間
一日おおよそ3時間から、お仕事を受けるところが多いです。
仕事の依頼を会社が斡旋してくれるので、安定した仕事量を確保しやすいでしょう。
また、自分の予定に合わせて、シフトを出せるところもあります。
特徴
ベビーシッター業務が未経験の方には、最初はお仕事のイメージがつかず心配になることもあるかもしれません。
派遣会社の場合は独自の研修を行っているところもあり、不安感を解消してお仕事が始められるでしょう。
また、その派遣会社の社員となるので、基本的には社会保険をはじめとした福利厚生の制度を受けることができます。
子育て中の社員にとっては、会社に託児施設があり、子どもを預けて働くことができるところもあるようです。
さらに、会社によっては、保育士など、ベビーシッターのための資格取得サポートをしているところもあります。
ベビーシッターは、保育士資格などを持っていることで、子どもへの理解が深まったり、利用者に信頼感を持ってもらうことができるので、資格を持っていない方がベビーシッターの業務を始めたいと思っているときには、大きなメリットとなるでしょう。
マッチングサービスを利用する
ベビーシッターになるためのもう一つの方法として「マッチングサービスを利用する」があります。
ここでは、マッチングサービスの利用した際の働き方の仕組み、給与、働く時間など特徴について紹介します。
働き方の仕組み
ベビーシッターのマッチングサービスとは、「子どもを預けたい利用者」と「ベビーシッターとして働きたい人」をつなぐサービスのこと。
こうしたベビーシッター専用のサービスに登録することで、スムーズにお仕事を始めることができます。
お仕事の依頼を受けるには、それぞれのサービスにシッターとして登録します。その後、専用のアプリを使い、仕事ができる時間を登録しておきます。
マッチングサービスではシッターのプロフィールとして、スキルや経験、利用者の口コミなどが投稿できるようになっていて、利用者はこうした情報を参考にベビーシッターを選び、アプリ上で依頼をします。
お仕事が決まったらアプリ上で打合せし、シッティング後に、マッチングサービスを介して給与が支払われます。
勤務時間
おおよそ2時間程度からお仕事を受けることができます。
働く時間や場所を自分で決めることができるため、時間の融通がききやすく、プライベートと仕事の両立がしやすいでしょう。
給与
時給は、おおよそ1000円から1500円となり、自分で設定できるところもあります。
持っている資格や特技など、アピールポイントが増えることで、時給を上げられたり、利用者からの依頼が増えるため、お仕事を始めたあとも常にスキルアップを目指していきたいですね。
特徴
ベビーシッターは利用者がいないと成り立たないお仕事です。
しかし、マッチングサービスを利用することで、利用者を探すことが簡単になり、打ち合わせもスムーズに進むため、シッター業務もしやすくなるでしょう。
また、業務を始める際には、お金のやり取りや届け出など心配事があるかもしれません。
そのような悩みに対しても、サービスの運営側が、料金のやりとりの代行をしてくれたり、シッター業務の自治体への届け出(必須)を、登録の際にサポートをしてくれるので安心感があります。
業務を行う際には、子どもの万が一の怪我や事故に備えて、登録シッターのための保険制度を用意しているサービスもあります。
マッチングサービスでは利用者が自分でベビーシッターを選ぶことができるため、利用者がリピーターになってくれる傾向があり、2回目以降のシッティングは特にスムーズに進んでいくこともあります。
ベビーシッターになるために
ベビーシッターは子どもの命を預かる責任あるお仕事といえます。
利用者にとってみれば、安心して子どもを預けられる方に来てもらいたいと考えることでしょう。
そのため、保育士、幼稚園教諭、看護師資格など子どもに関わる資格を持っていることは、大きなメリットといえますね。
特に、保育現場での経験があれば、これまでの知識やスキルを活かしてお仕事ができ、利用者から信頼を得られるベビーシッターになれるでしょう。
ほとんどの場合は1人で子どもを預かる責任を負うことになるので、子どもの安全を第一に考え、行動ができることが大切になってきます。
最近では、簡単な家事や料理のサポートを行う、病気の子どもを預かる、ピアノや英語、運動を教えるなど、ベビーシッターのサービスが多岐にわたるようになり、さまざまな役割を担うようになってきました。
子どもを安全に見守る、という基本はおさえたうえで、保護者や子どもをサポートできるような特技を増やしていくことで、ベビーシッターとしての価値も上がっていくでしょう。
ベビーシッターの働き方の特徴を知り、自分にあった働き方を見つけよう

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ベビーシッターの働き方について「派遣会社に登録する」「マッチングサービスを利用する」を解説してきました。
ベビーシッターは働き方によって、受けられるサポートが異なります。
自分がどのようなサポートを必要とし、どんな働き方がしたいかによって選択肢は変わってくることでしょう。
それぞれ、選ぶ派遣会社、マッチングサービスによっても違いがあるため、今回の特徴の違いを参考にしながら、自分にあった働き方を見つけていきましょう。
ベビーシッターとして、充実感をもってお仕事ができることを願っています。
保育士資格、幼稚園教諭免許、看護師免許を持っている方であれば、キズナシッターへの登録をおすすめします。
キズナシッターとは、利用者とベビーシッターをつなぐマッチングサービス。
給与は一般の保育園のアルバイトよりも高く、時給は最低1600円から自分で設定できます。
働き方によっては、高収入も期待できるでしょう。勤務時間は2時間から設定でき、週1日から働くことも可能です。
お仕事を行う上で、万が一のことがあったときの保険やサポートもあり、登録とともに加入できるのは、安心ですね。
資格や経験を活かして「ベビーシッター」となり、子ども一人ひとりに寄り添いながら、楽しい時間を過ごすサポートをしてみませんか。
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