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インタビュー

【シッターQuestions vol.4】自由な選択ができるベビーシッターの魅力~『保育のプロ』としての家庭的な保育~

『シッターQuestions』は、KIDSNAシッターで現役でご活躍されているシッターさまに、シッターになるまで、シッターとしての思い、そしてこれからの展望をお伺いする企画。 第4回は、ベビーシッターを主の仕事としており、家庭的な保育を実践されている早野有美さんにお話をお伺いしました!

シッターになるまでの道のり

 早野さんのこれまでのご経歴を教えて下さい。

地元長野県で4年間幼稚園に勤めました。年少クラスを2年、年中、年長クラスを1年ずつ受け持ち、担当児の卒園と同時に退職しました。

保育以外の仕事もしてみたいと思い、雑貨屋さんに勤めました。キッズ商品を取り扱う売り場で、幼稚園時代の保護者の方やお子さまが会いに来てくれたりして、また保育の仕事が恋しくなりました

上京して保育園で1年勤め、そのころに出会った先生がKIDSNAシッターで働かれている方でした。その先生がとても生き生きとしていたので、この先生のようになりたいと思い、KIDSNAシッターで働くことを選択しました。

上京してみて感じたことは?

保育園と幼稚園の違いもあるかと思うが、朝から晩まで働いている保護者が多い、という印象でした。保育園だとより保護者の方の大変さを感じました。また、保育園にシッターがお迎えに来ることが多く、関東ではよりベビーシッターの需要があることを感じました。関東圏であれば電車での送迎が可能なので、シッターも動きやすいのでは、という印象です。

KIDSNAシッターでの働き方

 シッターとして働く前に不安はありましたか?

身近にいたシッターとして活動されている先生のお話を聞いただけの知識だったので、どのような働き方なのかイメージが湧かずに不安でした。

また、個人事業主になり、正社員とは違って固定のお給料がなくなるため、生活できるのか不安でした。まずは1か月シッターのみで頑張ってみようと思い、昨年4月から活動を始めましたが、最初はあまりお仕事が入らなかったので、幼稚園のパートと掛け持ちをして働くことにしました。幼稚園には空き時間で働きたい、とお伝えしており、シッターメインで稼働しています。

シッターを始めて約1年とのことですが、シッティングの頻度を教えてください。

週に2回長時間を定期でお受けしているご家庭が2件、週1回夕方から夜にかけてのご依頼が1件、月に2回入っているご家庭が1件です。今はありがたいことに定期のご家庭でスケジュールが埋まっており、新しいご依頼はほとんどお受けできない状況です。

軌道に乗るまでどのくらいかかりましたか?また軌道に乗った理由は何だと思いますか?

昨年4月からシッターとして活動を開始しましたが、5月くらいから徐々に軌道に乗り始めました。

登録してすぐはなかなか依頼が入らなかったのですが、自分から積極的に動こうというモチベーションでいました。通いやすそうなところや、そんなに遠くないところでのご依頼が掲示板に出ていたので何件か自分から応募しました。自分から動いてみるのが大事だと思います。

また保護者の方が『プロフィールがよかった』と言っていただけることが多いです。写真の雰囲気や書いている内容を褒めてくださいます。

自分から応募するときに選ばれるポイントとしては、親しみやすさや優しい雰囲気、安心感が第一印象としてプロフィールから受け取れることだと思います。

KIDSNAシッターを選んでよかったポイントを教えてください。

自分でお仕事を選んだり、時給を設定したりできる自由さです。大変なこともありますが、自分にはそれが向いていたと思います。

自分で仕事を選んで、自分で動いて獲得したご依頼は自信にもつながるため、とてもやりがいがあります。

収入についての満足度を教えてください。

保護者の方から「先生時給上げないの?」というお声を頂き、時給を上げさせていただいたので今のところは満足しています。ボーナスはないですが、保育園で働いていた時よりもいいお給料を頂いているので生活するには十分です。

もう少し収入アップできたら生活に余裕が出てくるかと思います。収入アップを目指すためには研修を受けたり、自分ができるオプション料金を考えたりして時給の増やし方を検討していきたいと思っています。

シッターとしての思い・成長

シッターとして働いてみていかがでしたか?

KIDSNAシッターが家事は原則禁止と謳っていることもあって、保護者の方がお手伝いさんという雰囲気ではなく、“保育のプロ”として迎え入れてくださるので、頼りにしてくださっていることをとても感じています。

また、園での勤務経験があるので、お子さまの園での姿を想像してお母さまにお伝えすることができるのが良い点だと思います。「園で頑張っているんですよ」とお伝えすることで保護者の方の心配を取り除いてあげられたらと思っています。

園での勤務の癖で、ついつい時間を気にしてシッティング中の隙間時間にあれこれと動いてしまうことがあったのですが、保護者の方に「後でも大丈夫ですよ、子どもについていてあげてください」と言っていただいたことがありました。園での保育とは違ってじっくりお子さまに向き合う時間をかけていいんだ、ということを実感しました。

 

働くうえで大切にしていることはなんですか?

シッターは家庭の中に入って1対1でかかわるお仕事なので、家庭的な雰囲気でかかわることを意識し、お子さまの行動の裏に隠れている思いをキャッチして受け止めることを心がけています。

園などで集団の場合にはクラスを回していかなければならないため、一人一人に時間をかけられず、単発で少し声をかけてあげることしかできませんでした。シッターは1対1でじっくりかかわることができるので、お子さまの思いをしっかり受け止めてあげられる存在でいたいと思っています。

園で頑張ってきた子にまた頑張らせるということはしたくないため、なるべく家庭的な雰囲気で受け止めることを意識しています。特にスキンシップはお子さまの安心につながると思っています。事あるごとにハイタッチをしたり、ハグをしたりします。そのように接していると、お子さまからの自然なスキンシップが増えてきました。

今までで印象に残っているエピソードを教えてください。

お子さまのお誕生日会に一緒に参加させていただいたことです。私も手作りのプレゼントを渡して一緒にお祝いさせていただきました。シッターの分までケーキを用意していただき、家族のイベントに混ぜていただいたのがとても嬉しかったです。

お母さんは「先生に一緒にいてもらえてよかったね」と、お子さまも「みんなでお祝いできると嬉しいよね」と言ってくださり、家族の一員のように思っていてくれていることが伝わりました。

KIDSNAシッターで働き始めて得られたスキルや成長を教えてください。

園での保育と家庭での保育には大きな違いがあったので、この1年間“毎日が勉強”と思って働いてきました。定期で入らせていただくことで、だんだんと環境に慣れてくるので、新しいことにチャレンジしてみたり、信頼関係ができてきてお子さまの違う一面を見ることができたりします。

保護者の方からお子さまのやりたいことや苦手でできていないことを教えていただき、悩みを聞きながらどう楽しい活動に変えていくかを保育のプロとしてチャレンジしてきました。例えば車が好きなお子さまで場面の切り替えが苦手なお子さまに対して、車のシールを時計に貼り、「長い針がここに来たら○○しようね」と工夫しました。声掛けだけだとなかなか動けないけれど、お子さまが嬉しい気持ちになれるような工夫をしたことで切り替えることができるようになりました。

そのほかにもトイレトレーニングのためのシールカードを用意したり、苦手なところも含めて次につなげられるような準備をして提案しています。

 

シッターとして働く上での課題や難しさを教えてください。

スケジュール管理、それに関しての保護者の方とのメッセージのやり取りが難しいです。

なるべくご依頼いただいた皆さまのお役に立ちたい、という思いでスケジュールを調整することがありますが、同じ日に2つのご家庭から時間調整のお話があった時には、どのようなやり取りをしたら上手に伝えられるのかが難しかったです。

少しのミスから信頼関係が崩れてしまうので、嫌な言い回しになっていないか何度も確認してメッセージを送るように心がけています。

これからの展望

今後挑戦したいこと、目標を教えてください。

シッターとしてのスキルと経験を伸ばしていきたいです。自分自身の強みや活かせるものを見つけて、他のシッターさんと差別化を図り、目に留まるシッターになりたいと思っています。

またシッターとは別の活動ですが、お子さまと保護者の方の憩いの場になるようなカフェを作りたいと考えています。その前段階となる小さなカフェを近々オープン予定です。園での経験やシッターとしての経験を活かして、保護者の方が子育てを楽しめるような場を作れたら、と思っています。

 

最後に…これからシッターを目指す方へメッセージをお願いします。

シッターを始めるまでは、金銭面や個人事業主として自分ひとりでやれるのか、などのプレッシャーがありました。しかし、シッターを続けてみて「シッターとしての経験ができてよかった!」と思っています。

家庭に入っての保育ということで、そのご家族の一番近くで見守れる存在がシッターです。家庭内でしか見られないお子さまの姿や、お母さんとのつながり、信頼関係をしっかり築くことができたりなどやりがいがいっぱいのお仕事です。

事務局の方々も聞きたいことを連絡した時には細かく丁寧にサポートしてくれますので、頑張りたいという意欲さえあれば、絶対にいい経験になるお仕事です。

一緒に頑張れる仲間が増えてくれると嬉しいです。

 

インタビューを終えて…

早野さんの「園で頑張ってきた子にまた頑張らせるということはしたくない」という言葉が心に刺さりました。またその思いから家庭的な雰囲気で接するように心がけているという早野さんのシッターとしての努力に感銘を受けました。今後の更なるご活躍に期待しております!

早野さん、インタビューにご協力いただきありがとうございました!

 

早野さんのプロフィールはこちら…早野有美さん

 

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