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子どもにかかわる仕事

育児経験を活かした保育の仕事の種類。保育の仕事を目指すときにしたこと

育児経験を活かして保育にまつわる仕事をしたいと考える方もいるのではないでしょうか。今回は、育児経験を保育の仕事として活かす際に強みになる部分や、育児経験を活かした保育の仕事の種類、実際に仕事に就くためにしたことを、ママ・パパたちの体験談をもとにご紹介します。

育児経験を保育の仕事に活かすときの強み

ママ・パパたちに、子育ての経験を保育の仕事として活かす際、どのような部分が強みになるのか聞いてみました。

共感性

「子育てを経験した今の自分だからこそ、同じ環境の方に共感できる部分があるのではないかと考えました。赤ちゃんや子どもだけでなく、保護者の気持ちに寄り添った保育をしたいです」(40代/12歳児のママ)

実体験からくる共感性の高さが強みになると考えたママがいるようです。子どもや保護者それぞれで考え方が違うことを受け入れたうえで、共感するポイントも伝えられそうだと考えるママやパパもいました。

柔軟性

「子育ては計画通りにいかないことや、思いがけないことが起こることを経験しました。その都度、状況に合わせて対応する力がついたことは、保育の仕事に活かせそうだと思います」(30代/4歳児と7歳児のママ)

育児経験で臨機応変に素早く対応する柔軟性が身についたママもいました。柔軟性も保育の仕事をするうえで活かすシーンのある強みのひとつといえるでしょう。

育児経験を活かした保育の仕事

stock.adobe.com/Paylessimages

育児経験を活かした保育にまつわる職種をご紹介します。

保育士

保育士は0歳から小学校就学前の乳幼児を対象に、赤ちゃんや子どもの生活全般のお世話をしながら、食事や排泄など基本的な生活習慣を身につけるといった保育を担う仕事とされています。

保育士として働くためには、国家資格の「保育士資格」が必要です。保育士資格を取得する方法は、主にこちらの3種類です。

1.大学や短期大学、専修学校などの保育士養成機関に入学し、所定の単位を取得して卒業する。
2.大学や短期大学の通信教育または夜間教育を受け、所定の単位を取得して卒業する。
3.各都道府県が実施する保育士資格試験に合格する。

育児経験を活かして保育士として社会復帰する方だけでなく、産後に保育士資格を取得し、保育園の他に、認定こども園、児童養護施設、乳児院、母子生活支援施設などで働く方もいるそうです。

出典:保育士って?/全国保育士会

保育補助

保育補助とは、保育士の指示に従って保育士をサポートする仕事とされています。保育士資格がなくても保育園などで働けるため、無資格でも育児経験を活かして働けるといえるでしょう。保育補助はパートタイマーや派遣など非正規雇用のケースもあるそうなので、家庭と仕事のバランスもとりやすく、保育士資格の勉強中の方や、保育の仕事を経験したうえで将来を考えたい方に向いているかもしれません。

ベビーシッター

ベビーシッターとは、赤ちゃんや子どもを一時的に預かる仕事とされています。ベビーシッター会社に就職する他には、個人事業主として自分で依頼を受ける方や、ベビーシッターのマッチングサービスに登録する方など働き方はさまざまです。ベビーシッターとして働くために必要な資格はないため、育児経験のみでも仕事を始められます。

子育て支援員

子育て支援員とは、保育の人材不足解消を目的として、2015年に子ども・子育て支援新制度によって設置された新しい資格です。国が定めた2種類の研修を修了し、証書の交付を受けることで子育て支援員として働けるそうです。働き方の種類は、小規模保育やファミリー・サポート・センター、一時預かり、放課後児童クラブ、地域子育て支援拠点などで、主な仕事内容は保育士のサポートとされています。

出典:子ども・子育て支援新制度ハンドブック(平成27年7月改訂版)/内閣府

育児経験を活かして保育の仕事を目指すときにしたこと

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子育てを経験したママ・パパたちに、保育の仕事を志したときに実際に行ったことを聞いてみました。

将来のビジョンを描く

「乳幼児期の育児をしていた頃の私は、『育児書と同じようにやりたい』『理想のお母さんでありたい』と考えていましたが、子育ては思ったようにはいきませんでした。今なら経験から柔軟な考え方や対応ができると思い、個々に合わせた育児や成長を見守ることを大切にして、多様性を受け入れる保育人材として社会貢献していきたいです」(40代/11歳児と13歳児のママ)

保育の仕事を通じた将来のビジョンを描いたママがいるようです。パパのなかには、子育てしながら働く保育士の見本になれたら、さらに保育人材が増えて地域が活性化するのではないかと考える方もいました。

具体的な志望動機を書く

「履歴書を書くときは、志望動機を具体的に書くことがポイントです。私は子育て支援センターや娘が通った園の保育士さんのおかげで育児をしながら仕事をしてこられました。今度は私が保育の仕事に携わってペイフォワードしたいという想いを綴りました」(30代/9歳児のママ)

面接で持参する履歴書の志望動機の欄に、育児の経験を活かして保育の仕事を志す理由や背景を記入した方もいるそうです。保育の仕事に就いたママのなかからは、面接担当の方から「志望動機がしっかりしていたことが印象深かった」と言われたとの声もありました。

育児経験を活かせる保育の仕事はさまざま

stock.adobe.com/buritora

育児経験を活かして保育の仕事を目指す方もいるようです。資格が必要な保育士や子育て支援員の他に、保育補助やベビーシッターなどの無資格でも働ける職業もありました。育児経験を保育現場でどのように活かしたいのかや、将来のビジョンを具体的に考え、希望する保育の道へ進めるとよいですね。

育児経験を活かした仕事として「キズナシッター」も

育児経験を活かして保育にまつわる仕事をしたいという方のなかには、ベビーシッターサービスに興味のある方もいるようです。登録するベビーシッター会社を選ぶときは、「キズナシッター」を選択肢のひとつにしてみてはいかがでしょうか。

キズナシッターは、保育の仕事をしたい方と、赤ちゃんや子どもを預かってほしい家庭をつなぐベビーシッターのマッチングサービスです。働く時間帯や価格、エリアを自分で設定できるため、仕事と家庭の両立もしやすく、プライベートの時間も作りやすいと好評です。

調理や洗濯など家事全般は現時点ではお受けしていないため、保育の仕事を志す方にフィットした働き方といえるでしょう。副業として登録しておくことも可能なため、まずはアプリのダウンロードから始めてみてはいかがでしょうか。

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