子育てをしていると、夜間保育という言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。今回は、夜間保育とはどのような施設かや、夜間保育を利用したいと感じるシーン、夜間保育ならではの施設の選び方を、ママ・パパたちの体験談をもとにご紹介します。

夜間保育とは

一般的な保育園と、夜間保育では何が違うのか知りたい方もいるようです。厚生労働省の資料をもとに、夜間保育についてご紹介します。

概要

厚生労働省の資料によると、夜間保育とは22:00頃までの夜間に保育を行う事業です。開所時間はおおむね11時間とされています。夜間のみの保育施設もあるようですが、昼間の保育に加えて夜間も実施する保育施設が一般的です。

出典：休日保育・夜間保育・特定保育関係（続き）/厚生労働省

保育内容

夜間保育では、赤ちゃんや子どもたちの生活リズムに合わせて活動しているそうです。昼間の保育と違う点では、夕食、沐浴や入浴、睡眠などの時間があることでしょう。

また、異なる年齢の子どもが同じ部屋で過ごすケースが一般的で、異年齢交流につながるともいえます。

夜間保育が必要なシーン

ママ・パパたちに、夜間保育に赤ちゃんや子どもを預けたいシーンを聞いてみました。

「仕事で県外へ出張するとき、普段利用している保育園の閉所時間を過ぎても預かってもらえる施設がないか探しました」（20代/3歳児のママ）

「妻がケガをして入院したとき、赤ちゃんを夜まで預かってほしいと思いました。私は通勤時間が長く、自宅周辺へ戻ってくる時間も遅いため、夜間保育に対応している保育園が必要でした」（30代/11カ月の赤ちゃんのパパ）

「母の介護のため、週末は実家に泊まって対応することになりました。深夜に目が覚めてしまう母と、夜泣きをする息子2人のお世話をすることは大変だったので、夜間保育を利用したいと考えています」（40代/2歳児と5歳児のママ）

仕事や入院、介護などを理由に夜間保育が必要だと感じたママやパパがいるようです。他には、夜勤の仕事を続けるために夜間保育所を探したという家庭もありました。

夜間保育施設の選び方

ママ・パパたちに聞いた、夜間保育施設の選び方をご紹介します。

保育時間の幅

「22:00で閉所する施設と、延長保育にも対応している施設があります。私は仕事が22:00までなので、延長してもらえる保育施設に絞り込んで選びました」（20代/3歳児のママ）

閉所時間を重視して保育施設を選んだママがいるようです。他には、昼間から夜間までの保育時間の幅が広い施設など、利用したい時間帯に開所しているかをポイントにした家庭もありました。

アクセスのしやすさ

「自宅または職場から、保育園までのアクセスのしやすさもポイントです。私は、夜間に子どもと移動することが考えて、自宅から近い保育施設を選びました」（20代/1歳児のパパ）

保育施設までのアクセスを考える方も少なくないのではないでしょうか。ママのなかからは、子どもといっしょに過ごす時間を長くつくりたいため、会社から近い場所にある夜間保育施設を選んだという声も聞かれました。

保育料

「夜間保育の料金は、昼間と比べると高めです。経済面も考えて保育所選びをすることも大切だと考えます」（40代/5歳児のママ）

夜間保育施設を探すとき、保育料が気になる家庭もあるようです。園のホームページで確認した方や、見学や説明会の際に料金について質問した方もいました。

園との相性

「保育方針や理念、園の雰囲気との相性も大切です。複数の園を見学するなかで、アットホームな家庭的な雰囲気の施設もあれば、習い事の教室のような雰囲気の施設もありました」（30代/3歳児のママ）

赤ちゃんや子どもを夜間に預ける際、雰囲気や相性が気になる方もいるでしょう。子どもと先生の相性を重視するパパの声もありました。

夜間保育先を選ぶときは家庭のニーズに合わせて

夜間保育とは、昼間の保育の夜間版で、22:00頃までを目安に赤ちゃんや子どもを預かる制度やサービスを指します。仕事や介護などさまざまな理由により、夜間に自宅で保育が難しい場合は、夜間保育に対応している保育所などを利用している家庭がありました。

保育時間や保育料、園との相性なども確認しながら、家庭のニーズに合った施設を見つけられるとよいですね。

夜間の預け先の候補として「キズナシッター」

夜間の預け先を探すとき、「夜間保育施設が見つからない」「送迎に時間がかかってしまう」といった悩みを抱えるママやパパもいるようです。夜間保育が必要なときは、「キズナシッター」を活用してみてはいかがでしょうか。

キズナシッターは、5:00から23:45まで利用可能なベビーシッターサービスのマッチングサービスです。昼間の保育園へ迎えに行き、ママやパパが帰宅するまでの間、ご自宅でシッティングが可能なため、送迎の手間が省けると好評いただいています。

0歳から12歳までの赤ちゃんや子どもを、同時に3人まで対応していることから、兄弟育児をされている家庭にも利用しやすいといえるでしょう。慣れている自宅での夜間保育をご希望の場合は、キズナシッターをぜひご利用ください。

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