保育・保活

慣らし保育とは?取り入れるタイミングや仕事を休めないときの対処法と乗り切るコツ

これから入園を控えている方のなかには、慣らし保育について知りたい方もいるのではないでしょうか。今回は、慣らし保育の内容や取り入れるタイミング、仕事を休めないときの対応方法、乗り切るコツをママやパパの体験談を交えてご紹介します。

慣らし保育とは?

慣らし保育はどのようなものなのでしょうか。概要や一般的なスケジュールについてご紹介します。

概要

慣らし保育とは、入園する子どもが新しい環境に無理なく慣れるために、少しずつ時間を伸ばして園生活を過ごすこととされています。

今まで、自宅での生活が中心だった子どもにとって、ママやパパと離れて保育園で長い時間過ごすことは不安も多いことでしょう。保育園という環境以外にも、保育士や友だち、園生活の流れなど、一つひとつにゆっくり慣れていき不安な気持ちを緩和できるようにする目的があるようです。

また、慣らし保育は、保護者にとっても重要な期間とされています。初めて保育園に子どもを預ける場合には、保育士と信頼関係を築くことはもちろん、仕事が始まったときを想定して、送迎や保育園の準備などに慣れることも必要になってくるでしょう。

スケジュール

慣らし保育のスケジュールは、保育園によって異なるようですが、一般的に10日から2週間程度が多いようです。子どもの年齢や個人差によって、どのくらいのペースで1日の保育時間が伸びていくかは変わってくるでしょう。

園によっては、初日は1時間だけの観察や保護者が同伴するといったケースもあるようなので、不安なときは事前に保育園に確認しておくと安心でしょう。

慣らし保育を取り入れるタイミングは?

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職場復帰を控えている方のなかには、慣らし保育を取り入れるタイミングについて知っておきたい方もいるようです。ママ・パパたちに、慣らし保育を行ったタイミングについて聞いてみました。

育休期間中

「入園説明会のときに、慣らし保育期間が2週間あると聞いていたので、育休中に慣らし保育が終わるようにしました。子どもの発熱でお迎えの連絡があったときに、職場復帰前だったので対応しやすかったです」(30代/1歳児のパパ)

慣らし保育期間中は、子どもの様子や体調によって予定が変更する場合もあるため、育休期間中であれば時間の都合がつけやすいかもしれません。ママのなかからは、初めての環境に疲れるせいか帰宅後は甘えることが多かったので、育休中だと気持ちにゆとりをもって対応できたと話す方もいました。

職場復帰後

「仕事の都合で、職場復帰と慣らし保育のタイミングがいっしょでした。職場には前もって慣らし保育の期間中であることを伝えておくと、お迎えもスムーズに行けたのでよかったです」(20代/2歳児のママ)

どうしても職場復帰と保育園の入園が同じ場合には、慣らし保育期間中のことを事前に上司に相談しておくとよさそうです。他には、どうしてもお迎えが難しいときのために、対応策を考えておくと対応しやすかったとの声も聞かれました。

仕事を休めないときの対応方法

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慣らし保育中に、仕事を休めないことや早退できないこともあるかもしれません。ママ・パパたちに聞いた、仕事を休めないときの対処法をご紹介します。

ファミリー・サポート・センター

「慣らし保育が始まる前に、ファミリー・サポート・センターに登録しておきました。近くに頼れる家族が住んでいなかったので、いざというときも預け先があると安心できました」(40代/3歳児のパパ)

ファミリー・サポート・センターとは、自治体が運営する地域の相互支援事業です。利用する場合は、事前に会員登録や打ち合わせを行うケースがあるため、自治体の利用方法を確認して、早めに登録しておくと安心でしょう。

出典:ファミリー・サポート・センターのご案内/厚生労働省

ベビーシッターサービス

「慣らし保育期間中は在宅勤務をしていたため、子どもが帰宅後はベビーシッターの方に依頼しました。子どもの様子を確認しながら、仕事に集中できたのでサポートしてもらえてよかったです」(30代/1歳児のママ)

ベビーシッターサービスを利用して、預け先を確保するのもひとつの方法かもしれません。ベビーシッター会社によっては、保育園の送迎に対応している場合もあるため、いざというときのために登録だけ済ませておくのもよさそうです。

慣らし保育を乗り切るコツ

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慣らし保育期間中は、初めての園生活に戸惑い慣れるまで時間がかかる場合があるようです。最後に、慣らし保育を乗り切るためのコツをご紹介します。

スケジュールに余裕をもつ

慣らし保育期間中は、初めての集団生活のため発熱などの体調不良のほかに、「園でご飯を食べてくれない」「水分を飲んでくれない」といったこともあるようです。

子どもの体調や様子によっては、スケジュールを調整し、予定よりも期間が長くなる場合もあるかもしれません。慣らし保育の期間が長くなっても対応できるよう、職場復帰のタイミングに余裕をもてると安心でしょう。

登園時は早めに別れる

登園時に子どもが、泣いたり嫌がったりする場合には、先生に預けたら早めに別れるとよいかもしれません。子どもはママやパパの顔が見えると、どうしても別れがつらくなり大泣きしてしまうケースもあるようです。

登園時に担任の先生に伝えたいことがあるときは、連絡ノートに記載し、早めに別れられるような工夫ができるとよいでしょう。

保育士と連携をとる

慣らし保育期間中は、子どもが少しでも早く園生活に慣れていけるよう、保育士との連携が大切になってくるでしょう。家での好きな遊びや寝かしつけの方法など、細かく伝えることで、園の方でも対応方法を工夫できるようです。

園に通うようになってからどのような変化が出てきたのか、お迎え時や連絡ノートで伝えることを意識し、情報を共有していきましょう。

慣らし保育は子どもも保護者も園生活に慣れる期間

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慣らし保育とは、入園する子どもと保護者にとって、新しい生活に慣れるための大事な期間のようです。慣らし保育のタイミングは、子どもの様子によって長くなってしまうこともあるため、育休期間中に取り入れるとよさそうです。

一方で、職場復帰といっしょになってしまう場合には、職場に慣らし保育の内容を伝えておくことや、いざというときの預け先を検討しておくとよいかもしれません。慣らし保育期間中は、子どもの気持ちに共感しながらじょうずに乗り越えていけるとよいですね。

慣らし保育期間中の預け先に悩んだときは「キズナシッター」へ

慣らし保育期間中は、予定より早くお迎えの連絡が来たり、急きょ子どもの預け先が必要になったりするケースもあるようです。子どもの預け先に悩んだときのために、「キズナシッター」を検討してみてはいかがでしょうか。

キズナシッターとは、保育士や幼稚園教諭、看護師といった専門の資格や経験をもった方のみが登録できるベビーシッターサービスです。自宅でのシッティング以外にも、保育園や習い事教室への送迎にも対応しています。

依頼するベビーシッターは利用者自身が選択でき、わからないことは事前にメッセージでやりとりをしながら確認ができるので安心感があるでしょう。出産後の職場復帰は、慣れないことも多いため、サポートがほしいときこそ保育のプロであるキズナシッターにお任せください。

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