保育・保活

リフレッシュ保育は利用しにくい?一時預かり事業をリフレッシュ目的で活用したい

リフレッシュ保育として一時預かり事業を活用したい方のなかには、利用目的を伝えにくいと感じている方もいるのではないでしょうか。今回は、リフレッシュ保育が利用しにくい理由や一時預かり事業の利用について、一時預かり事業以外のリフレッシュ保育の預け先をママやパパの体験談をもとにご紹介します。

リフレッシュ保育が利用しにくい理由

一時預かり事業に赤ちゃんや子どもを預かってほしいとき、リフレッシュ目的として利用しにくいと感じる方もいるそうです。ママ・パパたちに、リフレッシュ保育を利用しにくいと感じる理由を聞いてみました。

「一時預かりを受け付けている園から、『仕事や介護、病気の方を優先に予約を受け付けている』と言われました。リフレッシュ目的では希望の日時に予約がとりにくいので、また断られるかもしれないと思うと、申し込みをしにくいと思いました」(20代/1歳児のママ)

「赤ちゃんを預けて自分の時間を作ることに、後ろめたさを感じてしまいます。しかし、目や手が離せない時期の赤ちゃんのお世話を毎日続けていると、たまには休息の時間もほしいです」(30代/2カ月の赤ちゃんのママ)

「同居する夫の両親は、『乳幼児期は親が子どもを育てるもの』という考えの方なので、リフレッシュ保育の利用に迷っています。夫の両親に知られずに子どもを預かってもらいたいのですが、このような気持ちのまま利用するのもモヤモヤすると思いました」(40代/2歳児のママ)

さまざまな理由で、リフレッシュ保育を利用することに前向きになれないと感じている方がいるようです。パパのなかからは、用事がある妻が1人で外出する際に子どもを預けたいが、毎日1人でお世話をしている妻のことを考えると利用しにくいという声も聞かれました。

一時預かり事業の利用について

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一時預かり事業の内容や利用の仕方について、厚生労働省の資料とママ・パパたちの体験談を交えてご紹介します。

概要

一時預かり事業とは、日常生活をする上で突発的な事情や社会参加などにより、一時的に家庭での保育が困難になった乳幼児を、保育所等で一時的に預かる事業です。

内閣府の資料によると、育児疲れによる保護者の心や身体的な負担を軽減するための支援が必要という課題に対し、保育所や幼稚園、認定こども園などにおいて乳幼児を預かることで安心して育児ができる環境を整え、児童福祉の向上を図ることを目的としています。例として、東京都大田区では通院やPTAの会合、リフレッシュなど理由を問わずに利用可能です。

出典:一時預かり事業実施要綱/内閣府

出典:一時預かり事業/大田区

利用方法

一時預かり事業の利用方法は、自治体や施設によってさまざまでしょう。大田区の一時預かり事業を活用したママ・パパたちに話を聞いてみました。

「リフレッシュ保育を利用するためには、事前に登録が必要でした。手続きのために、記入した登録用紙と健康保険証、乳幼児医療証を持参しました」(40代/1歳児のパパ)

「登録後は利用予約を取ります。希望する日時を伝える際、別の日程でも構わない場合は第2や第3候補も用意しておくと、スムーズに予約を取りやすかったです」(30代/4カ月の赤ちゃんと3歳児のママ)

「うちが利用している園では、リフレッシュ保育を利用した当日に現金で利用料金を支払う流れです。お釣りのないように用意してほしいと言われていたので、利用料金ぴったりで持参しました」(20代/2歳児のママ)

事前登録後に利用申し込みを行い、利用当日に料金を支払う流れが一般的なようです。1カ月に複数回利用する場合は、月の最終利用日にまとめて利用料金を支払ったというパパの声もありました。

一時預かり事業以外のリフレッシュ保育の預け先

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希望する日時に、リフレッシュ保育の利用予約が取れないケースもあるようです。ママ・パパたちに聞いた、リフレッシュ保育以外の一時的な預け先をご紹介します。

家族

「私の実家に相談し、赤ちゃんを預かってもらったことがあります。用事が終わったらすぐに実家に戻り、両親の負担を少なくするように心がけました」(30代/2歳児のママ)

実家に子どもを預かってもらったママがいるようです。他には、子育て経験のある姉妹に自宅へ来てもらい、子どもと留守番をしてもらったというママの声もありました。

ベビーシッターサービス

「育児疲れを感じていたので、ベビーシッターサービスに1日シッティングしてもらいました。自分の希望日に対応してもらえると、疲れがピークになる前に利用しやすいので助かります」(40代/9カ月の赤ちゃんと4歳児のママ)

ベビーシッターサービスを活用し、希望する日時に1人の時間を作ったママもいるようです。パパのなかからは、複数のベビーシッターサービスに登録しておくと、一時預かり事業の予約が取れなくても預け先を確保しやすいとの声も聞かれました。

ファミリー・サポート・センター

「一時預かり事業の利用予約が取れないときは、ファミリー・サポート・センターを活用しています。依頼に合わせて事務局がマッチングをしてくれるため、早めに支援依頼をしておくとよいでしょう」(40代/1歳児と5歳児のパパ)

ファミリー・サポート・センターとは、育児の支援をしてほしい方と、支援したい方がそれぞれ会員となり、依頼に合わせて地域で支援し合う取り組みです。赤ちゃんや子どもを預かってもらう場合、支援を行う方の自宅でシッティングを行うことが一般的なようです。

一時預かりはリフレッシュ目的でも利用できます

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リフレッシュ目的で一時預かり事業を利用しにくいと感じている方もいるそうです。内閣府の資料によると、保護者の育児疲れの際の利用も可能とのことなので、心身の状態に合わせて利用申請するとよいでしょう。リフレッシュ保育の予約が取れないときは、ベビーシッターサービスやファミリー・サポート・センターなども活用し、前向きに育児をするための息抜きとして、自分の時間も作れるとよいですね。

リフレッシュ保育なら「キズナシッター」も

リフレッシュ保育を利用したいとき、「希望する日時の予約が取れない」「一時預かり事業の時間外も依頼したい」といった悩みもあるようです。心や身体の休息が必要なときは、「キズナシッター」も活用してみてはいかがでしょうか。

キズナシッターは、保育士や幼稚園教諭、または看護師いずれかの国家資格所有者のみがシッティングを担当するベビーシッターのマッチングサービスです。利用時間は5:00から23:45までと幅広く、休業日もないことからさまざまニーズに対応しています。

一時預かり事業ではリフレッシュ目的と言いにくいと感じている方や、希望日に予約が取れないという方も少なくないようです。いざというときの一時的な預け先の候補として、キズナシッターの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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