保育・保活

保育園に入れないと生活できない理由は?入園先が見つからないときの対応や工夫

子どもが保育園に入れないことで、生活できないと感じるママやパパもいるのではないでしょうか。今回は、入園先が見つからないと生活ができないと考える理由や、保育園の一次募集に受からなかったときの対応、保育園の入園に向けて点数を上げる工夫について、ママ・パパたちの体験談を交えてご紹介します。

保育園に入れないと生活できない理由

赤ちゃんや子どもが保育園に入れないことで生活ができないと感じる家庭もあるそうです。ママ・パパたちに、入園先が決まらないことで生活ができないと考える背景を聞いてみました。

経済的な理由

「夫の給与は業務内容によって毎月変動があるため、生活費にゆとりがないことが悩みです。これからかかる子どもの教育費を考えると、少しでも早く働き始めないと生活が厳しいと感じました」(30代/3カ月の赤ちゃんのママ)

経済的な理由があり、子どもを保育園に入れないと生活の見通しが立たない家庭があるようです。他には、新型コロナウイルスの影響で収入が減ったため、子どもを保育園に預けて夫婦でフルタイムの共働きをしたいと考えているパパもいました。

育休明け職場復帰のため

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「現在妊娠中で、娘が1歳を迎えるタイミングで職場に復帰する予定です。入園先が決まらないと復帰できないため、今から保活をしています」(20代/妊娠中の女性)

育児休業後の仕事復帰に向けて、入園先を探す方がいました。育休中のママのなかからは、夫の転勤により県外へ引っ越すことになり、新居の近くで保育園を見つけられないと生活できないのではないかと悩む声もありました。

下の子の出産や介護のため

「自宅と夫の会社が遠く、通勤に時間がかかるため、平日はワンオペ育児をしています。妊娠後期や産後2人の子どものお世話をすることを考えると、昼間数時間だけでも上の子に保育園に通ってもらえないかと考えました」(40代/2歳児のママ)

東京都大田区の資料によると、妊娠中や出産後間もない時期に家庭での保育が困難な場合、出産予定月を含む前後2カ月を保育が必要な理由として認定されます。他には、親の介護が必要になったため、子どもを保育園に預けないと仕事と育児、介護を両立しにくいというパパの声も聞かれました。

出典:保育の必要性等の認定(教育・保育給付認定)について/大田区

保育園の一次募集に受からなかったときの対応

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ママ・パパたちに聞いた、保育園の一次募集に受からなかったときの対応をご紹介します。

二次募集に応募する

「希望していた保育園に落ちてしまったため、二次募集している別の園を探して申し込みました。事前に二次募集の受付期間を確認し、必要な書類を用意しておくとスムーズに申し込みやすいです」(20代/3歳児のママ)

一次募集で入園先が決まらなかった場合、二次募集している保育園に申し込んだママがいたようです。他には、一次募集で落ちてしまった園に空きが出たため、二次募集に申し込んだら内定した家庭もありました。

預け先の視野を拡げる

「自宅から距離が近い保育園には受からなかったので、広範囲で探すことにしました。通勤ルートや会社の近くまで範囲を広げ、園の定員に空きがあるか1カ所ずつ確認して保活したことがあります」(40代/1歳児のパパ)

エリアを広げて、自宅から離れた保育園も対象にしたパパがいるようです。認可保育園のみを検討していた家庭からは、認可外保育施設や認定こども園も候補にしたという声も聞かれました。

育休を延長する

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「希望する保育園に入れないことが決まり、育休を延長できるか会社と相談したことがあります。子どもが1歳6カ月まで育休を延長できることになったので、これから半年かけて入園先を決めたいと思いました」(30代/8カ月のママ)

保育園の一次募集に受からなかったとき、職場に申請して育児休業を延長することもひとつの方法かもしれません。厚生労働省の資料によると、保育所などに入所できないときに限り、最長で子どもが2歳になるまで育休は延長できます。

出典:「育児休業」の延長を予定されている労働者・事業主の皆さまへ/厚生労働省

パートナーと交代で育休を取得する

「娘が1歳になるまで保育園が決まらない状況だったため、『パパ・ママ育休プラス』という制度を活用しました。私の育休が終わるタイミングに交代する形で夫に育休を取ってもらい、生活のため私が仕事に復帰しました」(20代/1歳児のママ)

「パパ・ママ育休プラス」とは、両親がともに育児休業する場合に、要件を満たした場合に限り育児休業期間が延長される制度です。パートナーの育休終了の少し前に自身も育休を取ったことで、いっしょに子育てに専念したり、子どもの預け先を探す時間が取れたりというパパの声もありました。

出典:両親で育児休業を取得しましょう!/厚生労働省

保育園の入園に向けて点数を上げる工夫

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保育園の入園に向けて調整点数を上げる工夫について、ママ・パパたちに聞いてみました。

雇用形態や月の勤務時間を見直す

「夫の扶養範囲内で、パートタイマーとして働く予定でした。住んでいる自治体が好評している調整指数表を確認すると、両親ともにフルタイム勤務の場合は加点になることがわかり、保育園に入るために働き方を見直すことにしました」(40代/3歳児のママ)

保育園の審査基準のひとつとして家族の就労状況があり、雇用形態によって加点の対象となる自治体があるそうです。他にも、月間の合計勤務時間によって調整指数が変更になるケースもあるそうなので、住んでいる自治体の調整指数表を確認してみるとよいでしょう。

認可外保育施設を利用する

「我が家が暮らす自治体では、認可外保育施設を一定期間継続利用することで加点対象になります。希望する保育園に申し込む前年度に、ベビーシッターサービスを利用しながら働いたことで加点されたことがよかったのか、無事に入園先が決まりました」(20代/2歳児のパパ)

ベビーシッターサービスを継続利用し、加点につなげた家庭もあるそうです。他には、企業主導型保育所を利用した家庭もありました。加点状況は自治体によって異なり、利用期間や利用料金などさまざまな基準があるそうです。

保育園に入れないときは制度の利用や審査基準の加点も

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保育園に入れないと生活できない理由には、育休明け職場復帰や下の子の出産や親の介護など、家庭によってさまざまな背景があるようです。保育園の一次募集に受からなかったときの対応として、二次募集している保育園への申し込みや育休の延長などがありました。保育園の入園に向けて、月の勤務時間を見直したり、認可外保育施設を利用したりと調整点数の加点につながる工夫をした家庭もあるそうなので、家庭に合った働き方や預け先を検討できるとよいですね。

「キズナシッター」は受託証明書も発行しています

子どもが保育園に入れないと生活ができないと感じる家庭のなかには「保育園に入園するための点数が足りない」「子どもの預け先がないので働けない」というシーンがあるようです。子どもの預け先に悩んだときは、「キズナシッター」を利用してみてはいかがでしょうか。

キズナシッターに登録しているすべてのベビーシッターの方は、保育士や幼稚園教諭、看護師の国家資格を所有しています。利用者自身が利用者のレビューや専用アプリの紹介ページを参考に、依頼するベビーシッターの方を選ぶことができるため安心です。

ベビーシッターサービスを一定期間利用することで、自治体によっては認可保育園入園の加点対象になることがあるため、入園申し込みの前年度にキズナシッターを活用する家庭もあります。キズナシッターでは、受託証明書の発行にも対応しているため、調整指数を上げる工夫のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。

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