保育園に入れないと生活できない。ママたちに聞く解決策と今からできること

「保育園に入れないと生活できない」と悩む子育て世帯
赤ちゃんや子どもが保育園に入れないことで生活ができないと悩んでいる家庭もあるようです。なかには、SNSの保活に関する投稿などでよく目にするという方もいるかもしれません。
そこでまずは、ママやパパたちに、入園先が決まらないことで生活ができないと考える背景を聞いてみました。
経済的なこと
経済的な理由で、子どもを保育園に入れないと生活の見通しが立たない家庭もあるようです。ほかには、度重なる物価高で家計が苦しいため、子どもを保育園に預けて夫婦でフルタイムの共働きをしたいと考えているパパもいました。
育休後の職場復帰
育児休業後の仕事復帰に向けて、入園先を探す方がいました。育休中のママのなかからは、夫の転勤により県外へ引っ越すことになり、新居の近くで保育園を見つけられないと生活できないのではないかと悩む声もありました。
下の子の出産や介護
妊娠中や出産後間もない時期に家庭での保育が困難な場合、出産予定月を含む前後2カ月を保育が必要な理由として認定される自治体もあるようです。ほかには、親の介護が必要になったため、子どもを保育園に預けないと仕事と育児、介護を両立しにくいというパパの声も聞かれました。
保育園の一次募集に受からなかったときの対応法
では、実際に保育園の一次募集に通らなかった場合、どのように対処すればよいのでしょうか。ママ・パパたちにそのようなときの対応法について聞いてみました。
二次募集に応募する
一次募集で入園先が決まらなかった場合、二次募集している保育園に申し込んだママがいるようです。ほかには、一次募集で落ちてしまった園に空きが出て、二次募集に申し込んだら内定したという家庭もありました。
預け先の視野を広げる
エリアを広げて、自宅から離れた保育園も対象にしたパパがいるようです。認可保育園のみを検討していた家庭からは、認可外保育施設や認定こども園も候補にしたという声も聞かれました。
育休を延長する
厚生労働省の資料によると、保育所などに入所できないときに限り、最長で子どもが2歳になるまで育休は延長できます。保育園の一次募集に受からなかったときは、職場に申請して育児休業を延長することもひとつの方法かもしれません。
出典:「育児休業」の延長を予定されている労働者・事業主の皆さまへ/厚生労働省パートナーと交代で育休を取得する
「パパ・ママ育休プラス」とは、両親がともに育児休業する場合に、要件を満たせば育児休業期間が延長される制度です。パートナーの育休終了の少し前に自身も育休を取ったことで、いっしょに子育てに専念したり、子どもの預け先を探す時間が取れたりしたというパパの声もありました。
出典:パパ・ママ育休プラス/厚生労働省保育園入園に向けて点数を上げる工夫
ほかにも、ママやパパたちは保育園入園に向けてさまざまな工夫をしているようです。なかでも、保育園入園の点数(選考指数)を上げるよう意識したという声が多くありました。具体的にどのようなことをすればよいのか、聞いてみました。
雇用形態や月の勤務時間を見直す
保育園入園の審査基準のひとつとして家族の就労状況があり、雇用形態によって加点の対象となる自治体があるそうです。ほかにも、月間の合計勤務時間によって調整指数が変更になるケースもあるようなので、まずは自分の自治体の調整指数表を確認してみるとよいかもしれません。
認可外保育施設を利用する
ベビーシッターサービスを継続利用し、加点につなげた家庭もあるようです。ほかには、企業主導型保育所を利用したという声もありました。加点項目は自治体によって異なり、基準もさまざまなため、しっかり確認する必要がありそうです。
視点を変えることも大切
ここまで、保育園に入れないときの対応方法や、入園選考における点数の上げ方についてお伝えしてきましたが、それでも保育園に入れない場合はどうすればよいのでしょうか。ここでは、少し視点を変えた対処法を紹介します。
家計を見直す
子どもが小さいうちは出費がかさむという家庭も少なくないのではないでしょうか。その上、保育園に入れないとなると働くことができずにどうしたらよいのか頭を抱えている方もいるかもしれません。
子どもが小さいうちの家計のポイントは固定費だといわれています。たとえば、通信費を安いプランに替える、必要ない保険を整理するなど、削れるお金がないか一度洗い出してみてはいかがでしょう。家計に占める割合の大きい固定費を削減することで、いっきに月数千円から数万円ものお金が浮いたという体験談もありました。
自宅でできる仕事を探す
なかには、どうしても働かなければいけないという家庭もあるでしょう。その場合は、自宅でできる仕事を探してみてはいかがでしょうか。家庭を優先しながら少しずつ働くことができるので、精神的にも楽になれるかもしれません。
先輩ママからはクラウドサービスを利用する、フリーランスになる、といったアイデアが聞かれました。自分の得意なことを活かしながら少しでも家計にプラスになる仕事ができれば、この先の未来も明るく感じられるかもしれません。
今だけ専業主婦になる
子どもが小さいうちだけと考え、専業主婦になる方法もあるようです。
保育園へ通う場合、入園グッズをそろえたり移動手段として電動自転車を購入したりと、意外と出費があるものです。さらに自分が働くとなると仕事に関する出費も発生することになります。
専業主婦になることで、より子どもとの時間を大切にできたと感じたり、不用品をフリマアプリへ出品して家の中をすっきりさせたりと、精神的に前向きになれる方法はたくさんあるのではないでしょうか。
保育園に入れないと生活できないと悩む前に、今できることから少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。
保育園に入れないときは制度の利用や審査基準の加点も
保育園に入れないと生活できないと悩む家庭が多いのには、育休明けの職場復帰や下の子の出産、親の介護など、家庭によってさまざまな背景があるようです。
ママやパパたちは、保育園の一次募集に受からなかったときも、二次募集している保育園へ申し込んだり育休の延長を職場に相談したりと前向きに行動していました。保育園入園に向けて、月の勤務時間を見直したり、認可外保育施設を利用したりと調整点数の加点につながる工夫をしてみてもよいでしょう。
今回紹介したママやパパたちの体験談を参考にしながら、保育園に入れないときもポジティブに活動していけるとよいですね。
「キズナシッター」は受託証明書も発行しています
子どもが保育園に入れないと生活ができないと感じる家庭のなかには「保育園に入園するための点数が足りない」「子どもの預け先がないので働けない」という方は多いのではないでしょうか。そんなときは、「キズナシッター」を利用してみてはいかがでしょうか。
キズナシッターに登録しているベビーシッターは、すべての方が保育士や幼稚園教諭、看護師の国家資格を所有しています。また、利用者のレビューや専用アプリの紹介ページを参考に、利用者自身がどのベビーシッターの方に依頼するか選ぶことができるため安心です。
ベビーシッターサービスを一定期間利用することで、自治体によっては認可保育園入園の加点対象になることがあるため、入園申込みの前年度にキズナシッターを活用する家庭もあるようです。なお、キズナシッターでは受託証明書の発行にも対応しています。
保育園入園の調整指数を上げる工夫のひとつとして、この機会にぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
スマホ版・ベビーシッターさん検索はこちら
Click!詳しくはこちらお住まいのエリアからシッターさん検索が可能です♪
※実際のご予約依頼はアプリからお願いします。
KIDSNAシッターのご利用方法
ご利用の流れ
KIDSNAシッターのアプリより、保護者さまとお子さまの情報を登録します。事務局で確認後、審査結果をメール通知します。審査が完了したらシッターへの依頼ができるようになります。
シッター探し
審査を待つ間にシッターを探しておきましょう。アプリの検索画面からご希望条件・日時を設定し絞込検索ができます。お気に入りのシッターをアプリ上で保存しておくこともできます。
面談依頼を送る
面談依頼を
送るシッターの
見積りを待つ見積りを承認
(依頼確定)初めてのシッターとは1時間の面談を行い、お預かり内容や保育方針の確認をし、お子さまと慣れてもらいます。面談には1時間分の料金が発生します。面談依頼を送ると見積りが届くので、確認して依頼を確定します。
- 面談依頼を送るとメッセージのやりとりが可能になります。
シッティング依頼を送る
シッティング
依頼を送るシッターの
見積りを待つ見積りを承認
(依頼確定)面談依頼を送ったら、続いてシッティング依頼を送ることができます。シッターから見積もりが届いたら、内容を確認して依頼を確定します。
面談・シッティング当日
当日、シッターは5分~10分前を目安に到着するので、ご家庭のルール、お預かりの注意事項、鍵の扱い、緊急時の対応方法など必要事項をお伝えください。
完了後の決済/レビュー
面談・シッティング完了後、シッターからシッティング報告書が届きます。内容をご確認いただけましたら、決済ボタンを押してください。事前にご登録いただいたクレジットカードでのお支払いになります。
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