保育・保活

【保活のやり方】いつから、何から始めるとよい?流れと保育園見学のポイントも

保活のやり方がわからないと悩む方もいるのではないでしょうか?いつから始めるのか、何からやるとよいのか、あらかじめ把握しておくとスムーズに準備ができるかもしれません。今回は、保活のやり方について解説します。ママやパパたちの体験談もあるので、保活が不安…と感じている方はぜひチェックしてみてください。

やり方がわからない!そもそも保活とは?

保活とは、子どもを保育園や保育所へ入園させるために保護者が行なう活動のことを指します。

女性の社会進出や共働き家庭の増加に伴い、乳幼児期から保活をしている家庭も少なくないのではないでしょうか。保活を始めるタイミングは結婚後や妊娠中、産後に仕事を始めるときなど家庭によってそれぞれ異なるでしょう。

現在、保活を控えている方の中には、どうやって進めるとよいのか、やり方がわからない方もいるかもしれません。

今回は、保活がいつからスタートし、何から始めるとよいのかなどをくわしく紹介します。

保活のやり方:いつから始める?基本スケジュール

保活を始める前に、まずは基本的なスケジュールを把握しておくことが大切です。
認可保育園と認可外保育園では、少々流れが異なるようなので、あわせて確認してみてくださいね。

認可保育園

・4~9月:情報収集
・6~9月中旬:保育園見学・説明会
・10~12月:入園申込
・1~3月:結果発表
・4月:入園

認可保育園は、一般的にいつでも入園できますが入園しやすい時期があります。それは、年度が新しくなる4月。特に0歳児クラスでは、新年度の4月は進級する子どもがいないため入りやすくなるでしょう。

不承諾通知が届いた場合には、市区町村の入園案内窓口に相談に行き、入園できる手立てを検討するのもひとつの方法です。認可外保育施設の空きを確認していくことも大切になってくるでしょう。

認可外保育園

無認可保育園とも呼ばれる認可外保育園は、1年を通して入園希望の受付が行なわれています。

そのため、空があれば毎月入園が可能なので、見学をするなど情報収集をしながら状況をチェックしていきましょう。

保活のやり方:進め方(体験談あり)

iStock.com/west


保活を開始するとき、進め方について悩む方もいるのではないでしょうか。特に初めて行なう場合は、何から始めるのとよいのか迷いますよね。
ここでは保活の流れとあわせて、実際に保活を経験したママやパパたちに聞いた、保活を進めるときのポイントを聞いてみました。

(1)情報収集

保活をするとき、保育施設の情報収集から始めた家庭は少なくないようです。
他には、住んでいる地域の待機児童数や、前年度の入園申し込み資料から加点や減点対象の項目を確認するなど、気になる情報を集めている家庭もあるでしょう。

<ママやパパたちの声>

「保活を始めた頃、保育施設の種類について調べました。認可と認可外保育施設の違いや、小規模保育施設、認定こども園などがあり、どの種類の保育施設が我が家に合っているのか考えたことがあります」(20代/6歳児のパパ)

「何から始めたらよいかわからなかったとき、自宅から通いやすい範囲の保育施設をピックアップすることから開始しました。自宅から園や、園から会社までの移動をイメージすることもポイントです」(40代/4歳児と8歳児のママ)

 
保育園・幼稚園検索|子育て情報メディア「KIDSNA(キズナ)」

(2)計画

スケジュール管理などをし、計画的に保活を進めるとよいでしょう。
候補となる園が同じ日に園開放や見学会を開催する場合、入園後の生活をイメージして申し込み先を夫婦で相談したという家庭もあるようです。

<ママやパパたちの声>

「入園申し込みの時期までどのような過ごし方をするか夫婦で相談しました。園開放や見学、入園説明会の日程や、それぞれの申し込み締め切りをスケジュール管理した記憶があります」(30代/8歳児と9歳児のママ)

「前年度の入園案内を参考に、保活計画を立てました。入園申し込み日から逆算してスケジュールを立て、必要な書類を用意する場合は締切よりもゆとりを持った日にちにしました」(20代/2歳児のパパ)

(3)見学や説明会

保育施設の見学会や説明会に参加してみるのもよいでしょう。
複数の園開放に参加したママのなかからは、子どもが特に気に入った保育園に入園申し込みをするきっかけになったという声も聞かれました。

<ママやパパたちの声>

「インターネットや口コミだけではわかりにくいと感じ、気になった保育施設の見学に行きました。実際に園でどのような活動をしているのかや、先生と子どものやり取りから雰囲気を感じ取れるので、入園先を決める前にいろいろな園を見学できてよかったです」(30代/5歳児のママ)

「見学会や入園説明会では、園からのお話の後に質疑応答の時間がありました。入園申し込み前に気になっていたことを直接聞けるよい機会だったと思います」(40代/3歳児と6歳児のパパ)

保活のやり方:進めるときの注意点

妊娠中は体調に考慮してゆとりのある行動を

保活は、体調に考慮しながらできれば妊娠中から動き出せるとよいでしょう。
また計画をきちんと立てないと、タイトなスケジュールになり、心身ともに負担が大きくなってしまうので考慮することが大切です。

また、妊娠中は、認可保育園の情報収集とともに、認可保育園に入園できなかったときのことも考えて、認可外保育施設の見学・申し込みを行いましょう。認可保育園のみに限って保活を進めていくと、認可保育園に落ちてしまったときに、子どもの預け先がないという可能性もあるかもしれません。

子どもの生まれた月をふまえて検討する

妊娠中には、自治体の情報を確認し「子どもを何歳から預けるか検討する」ことがまず大切です。

生まれた月によって0歳の4月に入園するのか、1歳の4月に入園するのかで保活のスケジュールも変わってくるでしょう。どのタイミングで入園の申し込みをするのか、スケジュールをもとに逆算しておけるとよいですね。

計画的に準備をする

自治体によって、入園申し込みの時期は異なるため、早めに日程やどんな書類が必要なのか確認をし、必ず入園申し込みに間に合うように書類の準備を行いましょう。

入園申込みに必要な書類は複数あり、就労証明書など勤務先に依頼して記入するものもあります。
2月に認可保育園の結果通知が届くことが多いです。
そのため、申込み間近になって準備を始めると、間に合わない場合もあるため、余裕を持って計画的に進めていきましょう。

保活のやり方がわかったら!保育園見学に備えよう

iStock.com/paylessimages


ここまで保活で何をするとよいのか、いつから開始するのかなどがわかったところで保育施設の見学に備えて事前に準備した内容や、見学当日に確認したことを紹介します。

事前の準備ポイント

見学会当日をイメージし、質問リストや持ち物を準備しましょう。
質疑応答の時間が限られていることをイメージし、優先順に「質問リスト」を作成したというパパの声もありました。

<ママやパパたちの声>

「入園申し込み前に知りたいことをリスト化し、見学会当日に聞くことを事前にまとめておきました。聞くことをまとめておくと、当日焦らずに質問しやすかったです」(40代/5歳児のママ)

「配布された書類を持ち帰るためのケースや筆記用具などの持ち物を準備しました。参加人数によってはスリッパが足りなくなるかもしれないと考え、携帯用スリッパを持参したことがあります」(30代/7歳児のパパ)

当日の確認ポイント

見学会当日の確認ポイントとして、園の雰囲気や設備面を意識したママやパパもいました。ママのなかからは、園のセキュリティ面も確認したという声も聞かれました。

<ママやパパたちの声>

「活動中の子どもたちの様子や表情と、先生から子どもへの声のかけ方に注目しました。園の様子を実際に感じられる貴重な機会でした」(30代/3歳児のパパ)

「見学会では、園の設備面も意識して見た記憶があります。幼児用トイレや下駄箱、ロッカーなど子どもの目線をイメージして使いやすさや清潔さを確認しました」(40代/9歳児のママ)

保活のやり方:加点や優先順位のための工夫は?

希望する保育施設へ入園するために、加点や優先順位のために工夫した家庭もあるようです。

ママやパパたちに、どのようなことを工夫したのか聞いてみました。

勤務日数や時間を増やす

指数表を公開している地域の場合、ひと月の勤務日数や週あたりの勤務時間数によって点数の違いを確認できるそうです。勤務時間を増やす場合は、ワークライフバランスも意識して周囲の協力を得るなど工夫するとよいかもしれません。

<ママやパパたちの声>

「住んでいる地域の指数表を確認したところ、私の勤務日数をもう少し増やすことで、加点につながることがわかりました。夫と相談後、会社に勤務日数を増やしたいことを伝え、入園申し込み前に働き方を調整したことがあります」(30代/8歳児のママ)

認可外保育施設を利用する

自治体によっては、就労のために認可外保育施設を一定期間利用した場合に加点されることもあるようです。認可外保育園の他に、ベビーシッターサービスも対象となるそうなので、入園先が決まらなかったので翌年度の入園に向けて利用したというパパの声もありました。

<ママやパパたちの声>
 

「就労のために認可外保育施設を継続利用した実績があると、加点の対象になる自治体に済んでいます。入園申し込みの1年前から仕事に復帰し、ベビーシッターサービスを利用したことで、加点につながりました」(40代/3歳児と5歳児のママ)

保活のやり方を知ってスムーズに準備を進めよう!

iStock.com/Yagi-Studio


今回は、保活は何から始めるとよいのか、いつからスタートさせるかなど、ママやパパたちの体験談とあわせて紹介しました。

まずは、住んでいる地域の情報収集から始め、ライフスタイルに合わせた入園先をイメージするとよいかもしれません。保活のやり方は家庭によってさまざまですが、園の見学会に参加するときに聞くことを事前にリスト化した家庭もありました。入園申し込みまでの計画を立て、保活を進められるとよいですね。

保活中は受託証明書の発行も可能な「キズナシッター」の利用も

保活をしている家庭では、「加点のためにベビーシッターサービスを継続利用したい」「受託証明書を発行してくれるベビーシッター会社が知りたい」と考えるママやパパもいるようです。自治体によっては加点につながるベビーシッターサービスを利用したいときは、「キズナシッター」を活用してみてはいかがでしょうか。

キズナシッターは、保育士や幼稚園教諭、看護師といった国家資格所有者のみが登録するベビーシッターサービスです。0歳の赤ちゃんから12歳の子どもまでを、同時に3人までシッティング可能なため、入園前の乳幼児がいるご家庭にも幅広くご利用いただいています。

受託証明書も発行しているため、調整指数の加点に向けて継続利用を検討している家庭にも好評を得ています。保活終了後も、いざというときの預け先としてサポート可能なキズナシッターの利用を検討してみてくださいね。

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