港区の保育園や保育サービスの種類。ママたちの保活事情や意識したことなど
港区で保活をするとき
港区はさまざまな企業の本社が多いことから、オフィス街や商業エリアのイメージをもつ方も少なくないようです。一方で住宅街や自然教育公園もあり、交通アクセスのよさや働く場所も多く、子育て中の家庭にとっても暮らしやすい街と感じられるかもしれません。
港区で子育てをする家庭のなかには、子どもの入園先としてどのような保育園や保育施設などがあるのか気になるママやパパもいるのではないでしょうか。初めて保活をする場合、どのようなことを意識するとよいのか知りたい方もいるかもしれません。今回は港区の保育園情報や保活事情について、港区の資料や子育て中のママやパパたちの声を交えながらご紹介します。
港区の保育園や保育施設の種類
港区にある保育園や保育所などを種類別にご紹介します。
認可保育園
港区には区立と私立を合わせて68の認可保育園があるようです。地区別としては芝地区に10園、麻布地区に16園、赤坂地区に8園、高輪地区に15園、芝浦港南地区には19園の認可保育園があるとされています。開設時間や利用開始の月齢などは保育園によって異なるそうです。
認定こども園
認定こども園とは、幼稚園と保育園の機能や特徴を併せ持った施設をさすようです。港区には区立の認定こども園が1園あり、生後57日の赤ちゃんから入園可能とされています。
小規模保育事業
小規模保育所は、就労などにより家庭での保育ができない保護者に代わって保育を行う地域型保育事業です。小規模保育所の対象となる年齢は、0歳から2歳児とされていて、定員が6人以上19人以下の少人数で行う保育事業のようです。港区には芝と麻布地区に3園ずつと、赤坂と高輪と芝浦港南地区にそれぞれ2園ずつの合計12園があるとされています。
事業所内保育事業(地域枠)
企業が自治体の認可を受け、事業所の従業員の子どもだけでなく、地域住民の保育を必要とする子どもたちにも施設を提供するものを事業所内保育事業というそうです。事業所内保育事業は地域型保育事業のひとつとされ、港区には1園があるようです。
港区保育室
待機児童問題を解消することを目的として、区が設置した港区独自の保育室が13園あり、芝と赤坂地区に2園、麻布地区に1園、高輪と芝浦港南地区には4園あるそうです。港区保育室は認可を受けていませんが、入園基準や保育料、保育内容は認可保育園と同じとされています。
居宅訪問型保育事業
居宅訪問型保育事業は、利用者の自宅に居宅訪問型保育者を派遣し、1対1の保育を提供する事業で、港区には2園あるとされています。 保育内容は他の認可保育施設と同等の基準で確認を行い、認可保育施設と同等のサービスが提供されるようです。
認証保育所
認証保育所は、多様化する保育需要に応えるために東京都が創設した制度のひとつとされています。東京都が定めた一定の基準を満たし、都と区から補助を受けている保育施設をさすようです。港区には20の認証保育所がありますが、利用者と施設が直接契約を結ぶため、詳細については各園に確認するとよいでしょう。
港区の保育園への入園までの流れ
港区の保育園に入園を希望する場合、入園までの流れや申し込みに必要な書類などが気になる方もいるようです。港区の保育園への入園までの流れをお伝えします。
選考スケジュール
港区の選考スケジュールの流れをご紹介します。
1.事前相談、保育園見学等
2.認定申請、保育園への入園申し込み
3.認定証の交付
4.利用調整(調製会議)
5.内定
6.面接や健康診断
7.入園、保育料等決定
令和2年4月入園の場合、11月に入園申し込みが開始されたようです。港区には、区内のさまざまな保育サービス情報や家庭の状況に合わせた預け先を見つけられるように、お手伝いをしてくれる保育コンシェルジュという方がいるそうです。入園の事前相談にも対応してくれるそうなので、気になる場合は連絡してみるとよいかもしれません。
希望する保育園に入園内定しなかった場合、保育所入所待機通知書が送付されるそうです。令和2年度の二次申し込みは2月13日までとされ、結果は3月5日に発送とされています。
必要な書類
令和2年4月入園に必要な書類は4種類あるそうです。
・子どものための教育・保育給付認定申請書兼保育所入所申込書
・保育の必要性を証明する書類
・令和2年度港区認可保育園等の申込みに関する確認書
・児童の健康状況申告書
入園申込書や保育の必要性を証明する書類が提出用として必要になる他に、申請時には世帯全員の個人番号確認書類と本人確認書類の提示が必要とされています。また、子どもを認可外保育施設またはベビーシッターサービスに預けている場合やひとり親世帯などは、追加で必要となる書類があるそうなので、該当する項目があるかを事前に確認するとよいでしょう。
指数の特徴
港区の保育利用調整基準のなかで、保護者の就労に関する基準指数のなかに自営業の区分がないことが特徴のひとつといえるでしょう。東京23区のなかには、自営業の場合は外勤の場合と点数の違いがあることもあるようです。夫婦がそれぞれ自営業として働いている家庭のなかからは、外勤をしている家庭と同じように指数を計算してもらえるので助かるという声も聞かれました。
港区で保活するときに意識したこと
これから港区で子どもの入園先を探すとき、どのようなことを意識するとよいのでしょう。ママやパパたちに、港区で保活するときに意識したことを聞いてみました。
育児休業明け入所制度を利用する
「私が勤める会社は、子どもの満1歳の誕生日前日までが育児休業期間とされています。年度の途中で入園できるか心配だったのですが、港区の育児休業明け入所制度を利用したおかげで保育園の内定をもらえました。」(30代/1歳児のママ)
港区では、年度の途中で子どもが満1歳の誕生日、またはその前日に育児休業からの復職を予定している保護者対象に、育児休業明け入所予約を実施しているそうです。育児休業明け入所予約制度の対象は、区内に住民登録があり実際に居住していることや、雇用保険法やその他の法令による育児休業給付金受給対象者であることなどの条件を満たしている方とされています。
出典:2.育児休業明け入所予約(令和2年度保育園入園に関する説明動画)/港区
加点のために家庭でできることを考える
「区が公開している基準指数の表を確認し、夫婦で働き方を見直したことがあります。妻は出勤日数と勤務時間を増やしたことで、より点数が高い細目に該当されました」(20代/2歳児のパパ)
保育園への入園に向け、加点のために働き方を見直した家庭があるようです。他にも、調製指数の加点につながるものがないかだけでなく、減点対象になってしまうものがないかを夫婦で確認したというママの声もありました。
保育サービスの利用も検討する
「うちの子は入園を希望する保育園から内定をもらえず、待機児童になってしまったことがあります。就労のために子どもの預かり先が必要だったので、保育サービスを利用しながら保育園に空きが出るのを待ちました」(40代/3歳児のママ)
待機児童になったとき、保育サービスを利用した家庭もあるようです。パパのなかからは、港区の保育コンシェルジュに、保育園の内定がもらえなかった場合はどのような対応の仕方があるのかを相談したという声も聞かれました。
港区の保育サービス
いざというときのために、港区の保育サービスについて知りたいママやパパもいるかもしれません。港区の保育サービスをご紹介します。
みなと保育サポート
パートタイム勤務や短時間勤務等によ子どもを保育できない家庭を対象に、原則として1日8時間以内で、1カ月160時間を上限に保育を行う保育サポートがあるようです。港区に在住している生後4カ月以上の集団生活が可能な未就学児で、認可保育園に入園できない児童を対象としているそうです。
ベビーシッター
港区では、子どもが病気により保育園や小学校に登園や登校することが困難な時期に、訪問型病児・病後児保育サービスを利用する場合、一定の基準を満たすことで利用料金の一部を助成する訪問型病児・病後児保育利用料助成制度があるそうです。
助成対象となるベビーシッター事業者は、公益社団法人全国保育サービス協会に加盟する事業者、または公益社団法人全国保育サービス協会が国から委託を受けて実施するベビーシッター派遣事業の割引券取扱事業者とされています。
一時保育
港区では、18の事業が日中の一時保育を行っているそうです。他にも、子どもの預かりが数日に渡る場合はショートステイや、夜間を対象としたトワイライトステイなどもあるようなので、夜勤で働く家庭の状況に合わせて選びやすいというママの声もありました。
病児・病後児保育室
病児保育とは、専用施設または医療機関等に付設された専用スペースで、病気の急性期にある子どもを対象にした保育看護事業とさすようです。病後児保育とは、病状がある程度安定した回復期に、看護師と保育士が保育するものとされています。区内に6園ある病児・病後児保育を利用する場合は、事前登録が必要とのことです。
港区で子どもの入園先となる保育園を見つけよう
港区には、さまざまな保育園や保育事業があるようです。港区の場合、入園選考のもととなる基準指数のなかに、自営業の区分がないことは特徴のひとつといえるでしょう。保活をしながら働くママのなかには、働き方を見直したりベビーシッターサービスを活用したりと工夫した方もいました。港区での保活に困ったときは、家庭の事情に合わせて保育サービスの情報を提供してくれる保育コンシェルジュの方に相談するなどして、子どもの入園先を探せるとよいですね。
港区でベビーシッターを利用するときは「キズナシッター」の活用も
港区で子育てをしている家庭のなかには「ベビーシッターを定期利用したい」「ベビーシッターの方の交通費を考えると港区在住のベビーシッターを探したい」というママやパパもいるようです。港区の自宅や周辺でシッティングを希望するときは「キズナシッター」を利用してみてはいかがでしょうか。
キズナシッターは、保育士や幼稚園教諭、看護師などの国家資格を所有したベビーシッターのプロ集団です。保育の現場での経験を活かし、赤ちゃんや子どもの気持ちに寄り添った丁寧なシッティングが好評でリピーターも増えています。
会員登録や年会費などは一切かからず、実際に支払うのは利用料金だけという点は無駄がないといえるでしょう。ベビーシッター検索で迷ったときは、無料のカスタマーサービスもご利用いただけます。いざというときの子どもの預け先のひとつとして、キズナシッターの登録から始めてみてはいかがでしょうか。
スマホ版・ベビーシッターさん検索はこちら
お住まいのエリアからシッターさん検索が可能です♪
※実際のご予約依頼はアプリからお願いします。
KIDSNAシッターのご利用方法
ご利用の流れ
KIDSNAシッターのアプリより、保護者さまとお子さまの情報を登録します。事務局で確認後、審査結果をメール通知します。審査が完了したらシッターへの依頼ができるようになります。
シッター探し
審査を待つ間にシッターを探しておきましょう。アプリの検索画面からご希望条件・日時を設定し絞込検索ができます。お気に入りのシッターをアプリ上で保存しておくこともできます。
面談依頼を送る
面談依頼を
送るシッターの
見積りを待つ見積りを承認
(依頼確定)初めてのシッターとは1時間の面談を行い、お預かり内容や保育方針の確認をし、お子さまと慣れてもらいます。面談には1時間分の料金が発生します。面談依頼を送ると見積りが届くので、確認して依頼を確定します。
- 面談依頼を送るとメッセージのやりとりが可能になります。
シッティング依頼を送る
シッティング
依頼を送るシッターの
見積りを待つ見積りを承認
(依頼確定)面談依頼を送ったら、続いてシッティング依頼を送ることができます。シッターから見積もりが届いたら、内容を確認して依頼を確定します。
面談・シッティング当日
当日、シッターは5分~10分前を目安に到着するので、ご家庭のルール、お預かりの注意事項、鍵の扱い、緊急時の対応方法など必要事項をお伝えください。
完了後の決済/レビュー
面談・シッティング完了後、シッターからシッティング報告書が届きます。内容をご確認いただけましたら、決済ボタンを押してください。事前にご登録いただいたクレジットカードでのお支払いになります。
レビュー投稿にも是非ご協力ください。