保育・保活

産後の仕事復帰はいつから?コロナ禍の保育園探しや入園に向けた準備

いつから仕事復帰をしようと考える方のなかには、保育園の慣らし保育や入園時期などを考慮して復帰のタイミングに悩んだり、保育園準備に不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。「子どもと離れることが寂しい」「専業主婦の期間が長かったため心配」と感じる方もいるかもしれません。そこで今回は、コロナ禍の体験談を交えて、仕事復帰のタイミングや復帰に向けて確認したこと、保育園探しや入園に向けて準備したことについて紹介します。

仕事復帰のタイミング

仕事復帰のタイミングは、育休が取得できる期間や地域の保育園事情など、さまざまなことを考慮して決定する方が多いかもしれません。そのなかで、保育園の入園が決定すると、復帰する細かな日程について、会社と相談することになるでしょう。

保育園入園の際、初めての集団生活に子どもが寂しいと感じ続けずに少しずつ慣れていけるよう「慣らし保育」という期間を設けています。この慣らし保育は、保育園ごと方針が異なり、年齢や個人の様子によっても期間や時間が変わることがあるようです。

そのため、復帰の予定は慣らし保育との兼ね合いが大切になってくるでしょう。無理のない仕事復帰ができるよう、体験談を参考に見ていきましょう。

仕事復帰はいつからしていた?

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育休を取得していた方は、職場復帰をいつからしていたのでしょうか。仕事復帰したタイミングについてママたちに聞いてみました。

育休終了時期に合わせる

「息子と離れることが寂しいと思い、私は育休終了時期に合わせて、仕事復帰をしました。職場の方には、事前に慣らし保育について話を行うことで、時間の融通を効かせてもらうことができ助かりました」(20代/1歳のママ)

会社側で、保育園の慣らし保育を考慮してもらうことができる場合には、育休終了時期に合わせて職場復帰することも可能なようです。職場によっては、月の途中から復帰するよりも、月初めから復帰したほうが仕事においてスムーズに対応できたという方もいました。

保育園の慣らし保育を考慮する

「我が子を通わせている保育園では、2週間の慣らし保育を予定していたので、慣らし保育を考慮して仕事復帰の日にちを決定しました。保育園の方から、慣らし保育期間中は早めにお迎えをお願いする場合もあるという話だったので、いつでも対応できるようにしました」(30代/2歳のママ)

保育園の慣らし保育を考慮して、仕事復帰の日程を決定した方の声が多く聞かれました。慣らし保育の期間中は、子どもの様子によっては、予定よりも早めにお迎えを依頼されることも考えられるため、会社に支障が起きないように慣らし保育終了後に仕事復帰できるよう計画したという声も聞かれました。

保育園の入園しやすい時期に合わせる

「私の場合は、前年度の10月に出産したので翌年の10月まで育休を取得できましたが、保育園探しをすると待機児童が多いことがわかりました。0歳児の4月入園をしました。そのため仕事復帰は、保育園の入園に合わせて、慣らし保育が終わってしばらくしたタイミングでした」(40代/1歳)

地域によっては待機児童の問題があり、育休を1年間取得しないで仕事復帰する場合もあるようです。その際、慣らし保育の期間を十分考慮した上で職場復帰の時期を決定したという声が多く聞かれました。

仕事復帰に向けて確認したこと

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職場復帰する場合、会社との話し合い以外にも、どのようなことを確認しておいたほうがよいのか不安を抱えている方もいるようです。仕事復帰に向けて確認したことについて、働くママに聞いてみました。

慣らし保育について

「慣らし保育について知らないことが多かったので、保育園に問い合わせました。慣らし保育がいつからなのか、期間はどのくらいなのかなど細かく確認することで、いろいろ計画を立ててることができました」(30代/1歳のママ)

慣らし保育の詳細は、保育園ごとに異なることが多いようです。仕事復帰のタイミングを明確にするためには、慣らし保育の詳細を把握することが大切になってくるため、詳しい内容がわからない場合には、早めに確認しておくと安心かもしれません。

いつまでに仕事復帰する必要があるか

「知り合いの方から、認可保育園に入園した場合、育休から職場復帰しなければならない日にちが決まっていると聞きました。そのため、いつまでに職場復帰する必要があるのか、自治体に確認してみました」(40代/2歳のママ)

認可保育園に入園した場合、育休から職場復帰する期限を自治体が決めていることがあります。育休期間に余裕があったとしても一度入園すると、決められている期限内に職場復帰する必要が出てくるため、事前に自治体に確認しておくと安心かもしれません。

仕事復帰の時期の打ち合わせ

「慣らし保育の期間を踏まえて、職場復帰の時期について詳しい打ち合わせをしました。保育園の預け時間や体調不良時の対応など、復帰後に想定される細かな内容についても確認しておくことで、復帰後の働き方についてイメージができたのでよかったです」(30代/1歳のママ)

保育園の入園や慣らし保育の期間を考慮して、復帰時期の打ち合わせを行ったという声が多く聞かれました。職場復帰については、時短勤務を取り入れたり子どもの体調不良に考慮したりと、さまざまなことが不安になる方も多いかもしれません。ゆっくり話せる機会に、不安なことについて相談ができると安心かもしれません。

保育園の入園に向けて準備したこと

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仕事復帰をスムーズに行うためには、保育園の入園に向けた準備も大切になってきます。職場復帰をしたママたちは、保育園入園に向けてどのようなことを準備したか聞いてみました。

保育園探し

「保育園探しを始めるときに、住んでいる地域の保育園の種類や場所、待機児童数を調べたことを覚えています。新型コロナウイルスの流行時期だったので、うちの場合は小人数制の保育園をメインに探しました」(30代/2歳児のママ)

保育園の種類には、認可や認可外の他に幼保連携型認定こども園、事業所内保育所などもあります。自宅の近くの保育園が定員数に達している場合は、会社の近い場所にある保育園探しに切り替えたという家庭もありました。

保育園の入園準備

「保育園の入園が決まったタイミングから、園生活に必要な物を購入したり、手作りしたりと入園準備を行いました。入園後すぐに必要がない持ち物でも、新生活に備えて専業主婦をしている間に用意しておくと気持ちにゆとりができやすいです」(30代/1歳のママ)

保育園によって、園生活に必要な持ち物は異なることが多いですが、持ち物の詳細がわかってからの準備時間が限られていたと感じるママもいたようです。また、入園前の健康診断が実施される場合もあるため、入園が決まった後は計画的に準備が進められると安心かもしれません。

病後児保育の登録

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「仕事復帰にするにあたり、子どもの体調不良がとても心配だったので、病後児保育の登録を育休中に行いました。子どもが体調を崩したときも、焦ることなく対応できたのでよかったです」(40代/2歳のママ)

仕事復帰の際には、子どもの体調不良になったときの対応について事前に検討しておいたという声が多く聞かれました。病後児保育以外にも、自宅や保育園の近くにかかりつけの病院を作っておくことで、子どもの体調に変化があったときに早めに対応することができたというママもいました。

他の預け先の登録

「新型コロナウイルスの影響で保育園が休校になるケースがあるので、他にも預け先があると安心です。我が家はベビーシッターサービスやファミリー・サポート・センターにも登録しています」(20代/1歳のママ)

保育園以外の預け先として、ベビーシッターサービスやファミリー・サポート・センターなどの預かりサービスを登録しておいた方もいました。

子どもの預かりサービスは、事前に登録しておくことで、いざというときに対応してもらえる場合があるため、近くに頼れる親族などがいない場合には安心かもしれません。

卒乳

「保育園の入園を考えて、専業主婦でいられるうちに子どもの離乳食の進み具合に応じて卒乳を行いました。慣らし保育中に卒乳が完了したことで、保育園の給食をよく食べてくれるようになりました」(30代/1歳のママ)

保育園の入園を意識して卒乳を検討した方もいました。また、母乳を飲んでいる場合には、育休中に哺乳瓶でミルクを飲めるように練習しておいたことで、保育園でもミルクを飲むことができ、慣らし保育を順調に進めることができたという声も聞かれました。

いつから仕事復帰をするかは家庭によってそれぞれ

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産後の仕事復帰の時期は、育休満了時や保育園に入園しやすいタイミングなどそれぞれ違いがあるようです。仕事復帰に向けて職場と相談や手続きをし、同時に保育園探しや入園準備を進めたママもいました。新型コロナウイルスの影響もあり、休園などいざというときのために複数の預け先を確保したいと考える方もいるようです。子どもと離れることが寂しいときもあるでしょう。長時間いっしょに過ごすことだけが愛情ではなく、短時間でも子どもに愛情を注ぐことを大切に考え、前向きに仕事復帰ができるとよいですね。

保育園以外の預け先として「キズナシッター」の活用

保育園の入園は、子どもにとっては初めての集団生活となるので、ときにはなかなか慣れず、慣らし保育が予定よりも長くなってしまうこともあるようです。そのようなとき、仕事復帰したばかりの方にとって、何度も早めにお迎えに出向くことは難しい状況があるかもしれません。そのようなときには、保育のプロが保育園の送迎や自宅などでのシッティングに対応してくれるベビーシッターサービス「キズナシッター」を検討してみてはいかがでしょうか。

キズナシッターに登録しているベビーシッターは、保育士や看護師など子どもに関わる資格を全員が所有しています。キズナシッターは、0歳から対応しているため、新生児についても、専門知識をしっかり身につけた保育現場での経験豊富な方が保育を行います。

なおベビーシッターの選択は、利用者自身が希望条件に合わせて選ぶことができ、事前面談を行った上での利用となります。そのため、選んだベビーシッターの人柄や子どもとの相性など、直接会って感じることができるでしょう。

初めてのベビーシッターサービスの利用は、不安感が大きいかもしれません。キズナシッターは保育のプロとして、子ども一人ひとりに寄り添った丁寧な保育を実現していき、ママやパパが安心感をもって利用できるよう、全力でサポートをします。

仕事復帰に備えて、保育園の送迎の対応が必要になったときや預け先に悩んだときに気軽に活用できるよう、キズナシッターの会員登録から始めてみてはいかがでしょうか。

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