保育・保活

子どもの一時預かりを依頼できる場所。利用シーンに応じた活用例とは

育児をしているなかで、子どもを預けて用事を済ませたい、緊急時にお願いをしたいと感じることがある方もいるかもしれません。しかし、一時預かりできる場所を知らなかったり、詳細がわからず、なかなか利用に踏み込めない方もいるようです。そこで今回は、子どもを一時預かりできる場所の詳細や、体験談を通して具体的な活用例を紹介します。

子どもの一時預かりを依頼できる場所

子どもの預け先に悩む際、赤ちゃんでも預けられるのか、どんな場所に預けられるのかと疑問に感じているパパやママもいるかもしれません。ここでは、子どもの預け先の種類や預けられる年齢、料金、申込み方法など詳しく紹介します。

保育園などの一時預かり

保育園の一時預かりは、日頃保育園に通っていない子どもを対象に保育を行うサービスです。家庭において、保護者の介護や通院、用事を済ませたいときなど、保育を行うことが困難になった乳幼児について、昼間の時間帯に保育園や認定こども園にて一時的に子どもを預かり、保育を行います。

 

一時預かりは、すべての保育園や認定こども園で行われているわけではなく、自治体に応じて実施施設は異なります。一時預かりに、対応している保育所などでは、一時預かり担当の保育士が対応し、専門の部屋が整備されている場合もあります。園生活のなかでは、子どもの様子に応じて、同じ月齢の子どもとすごしたり、集団生活の体験ができる場合もあるようです。料金は、お住まいの地域や各保育園が定めている利用料があります。なかには1時間500円程度から利用できるところもあるようです。一時預かりを利用できる年齢は、0歳から対応している場合が多いようですが、生後57日後や生後6カ月からなど月齢には幅があるようです。

 

利用するためには、自治体や利用する保育園等に、事前登録や事前予約が必要になってくる場合があるため、検討している場合には、早めに詳細を確認しておくことが大切でしょう。

ファミリーサポート

ファミリーサポートは、自治体が主体となって運営している、地域での子育てを助け合う活動です。地域で育児などの援助を受けたい依頼会員と、支援を行いたい提供会員で構成されており、ファミリーサポートセンターが仲介役となり相互援助を行います。利用例としては、子どもの送迎やお迎え後の預かりなどの依頼に対応しているようです。支援を行いたい提供会員は、安全・事故対策も含めた援助活動に必要な講習を受けているようです。利用するためには、住んでいる自治体の会員登録が必要となり、利用前には依頼会員と提供会員で事前の打ちあわせも行われるようです。利用できる年齢は、0歳から12歳までの子どもが利用できる場合が多いようですが、生後どのくらいから利用できるかは、お住いの地域によって異なります。料金は自治体によって異なりますが1時間500円~1000円ほどの場合が多く、平日や土曜日・日曜日などの休日によって料金が異なったり、早朝や夕方以降の時間帯は料金が上がったりする自治体もあるようです。

一時預かり用の託児所

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一時預かり用の託児所は、主に商業施設や病院などに設置されており、一時的に子どもを預けたいときに利用する保育施設です。託児所は、ママやパパのリフレッシュや急な用事などにおいて、子どもの預け先に悩んだ際に対応してくれるようです。料金設定や利用できる年齢、利用時間は託児所によって異なるようです。施設によっては、宿泊を伴う24時間保育に対応していたり、0歳の赤ちゃんからの保育を実施している場合もあります。一時預かり用の託児所は、管轄している官庁がないため、民間が独自のサービスで運営しているところが多いようです。利用を検討する場合には、詳細をきちんと確認した上で、利用していくことが大切になってくるでしょう。

 

出典:子ども・子育て支援新制度ハンドブック/厚生労働省

 

出典:ファミリーサポートセンターのご案内/厚生労働省

一時預かりの活用例(体験談)

預かり保育の種類について内容を紹介しましたが、パパやママたちはどのようなときに一時預かりを活用しているのでしょうか。体験談を通して、具体的な活用例を紹介します。

緊急時の活用

「夫の転勤によって、子どもが2歳のときに引っ越しをすることになりました。引っ越しの当日は、私も主人も余裕がなく、子どもがケガをしてしまうのではないかという心配もあったので、保育園の一時預かりを利用しました」(30代/3歳のママ)

 

子育て中には、引っ越しや親の病院の付き添いなど、予期せぬことで緊急時に子どもの預け先に悩むことがあるようです。緊急時も、子どもの預け先について候補があると、慌てずに対応できるかもしれません。

土曜日や日曜日、祝日に利用

「土曜日に、友人の結婚式に夫婦で招待された際に、ファミリーサポートを活用しました。近くに両親など頼れる家族が住んでいなかったため、土曜日や日曜日にも対応してくれるファミリーサポートは本当に頼りになります」(20代/4歳のパパ)

 

日頃、保育園を利用している家庭であっても、休みの日に用事を済ませたり、冠婚葬祭や地域活動などの止む終えない理由で子どもを預けたい場合もあるようです。ファミリーサポートのような休日にも対応してくれるサービスがあると、いざというときにも安心かもしれません。

リフレッシュ

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「出産後、ずっと日中は子どもと二人っきりの生活をしていて、たまには息抜きがしたいなと感じたとき、保育園の一時預かりを活用しました。リフレッシュ時間を作ったことで、また育児をがんばろうと感じられるようになりました」(40代/1歳のママ)

 

一時預かりを利用したママのなかには、子どもの新しい一面を見たり、聞くことができたという声もあり、子どもの普段と違う姿に気づく機会にもなるようです。また、保育園の一時預かりは、保育園で給食が食べられたり、同じような年齢の子どもと遊べたりするので、プレ保育の機会として利用しているママもいました。

一時預かりを利用する際に気をつけたいこと

子育て中のパパやママにとって、一時的に子どもを預けられるサービスは便利ではありますが、利用する際にはどのようなことに注意すればよいのでしょうか。一時預かりを利用する際に気をつけたいことについて紹介します。

利用申込みは早めに

保育園の一時預かりやファミリーサポートは、利用できる人数が限られていることもあり、当日の予約は難しく、待機児童が多い地域や利用が頻繁に行われている場合、利用が困難なこともあるようです。そのため、利用日が決まった際には、早めに申し込むことが大切になってくるでしょう。また、利用を開始する場合には、事前の登録が必要な場合もあるため、利用するためにはどのような流れがあるのか、事前に確認しておくと安心でしょう。

預けられなかったときの対策の検討

子どもの一時預かりは、限られた枠であるため、地域によっては予約が難しい場合もあるようです。そのため、どうしても子どもを預けなければならない際には、預けられなかったときの対応策を事前に検討しておくことが大切になってくるでしょう。

 

また、数日間の間に預け先が必要になった場合、保育園の一時預かりやファミリーサポートでは対応できないこともあるでしょう。そのようなときには、ベビーシッターを活用するのも一つの方法です。

 

ベビーシッターは、2日前や前日の予約であっても、対応してもらえることができるようです。いざというときのために、ベビーシッター会社の詳細を確認し、事前登録をしておくとスムーズに利用できるかもしれません。

一時預かりを検討するときには、早めに情報収集を

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子どもの一時預かりについて、一時預かりできる場所の詳細や、体験談を通して具体的な活用例を紹介しました。一時預かりは、育児中のパパやママにとって、いざというとき頼りになるサービスです。利用を検討する場合には、早めに情報収集を行い、事前登録を済ませておくと安心かもしれません。また、預けられなかったときの対策も検討しておくことで、安心して子どもの預け先を確保して行くことができるでしょう。

いざというとき、子どもを安心して預けられる「キズナシッター」

いざというときに、子どもを安心して預けられるベビーシッターサービス「キズナシッター」を活用してみてはいかがでしょうか。キズナシッターに登録しているベビーシッターは、業界では始めて保育士資格、幼稚園教諭免許、看護師資格など100%資格保有者となります。そのため、子どもに関する知識をしっかり持った、経験豊富なベビーシッターが多く登録しています。キズナシッターでは、事前登録・面談を済ませていれば、前日の予約であっても、スムーズにシッティング依頼を行うことができるため、いざというときにも安心感があるでしょう。担当するベビーシッターは、利用者自身が顔写真やプロフィール、レビューなどの情報を参考に決めることができます。料金設定については、入会金や年会費は一切かからず、利用した分だけの支払いになるため、初心者にも利用しやすい内容となっています。

 

キズナシッターへの登録は無料となっていますので、アプリをダウンロードし、いざというときのために会員登録から始めてみてはいかがでしょうか。

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