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ママがフリーランスで働く場合。女性にかかわる保険や産休など働き方について

妊娠や出産をきっかけに、働き方について考え直す女性もいるのではないでしょうか。なかには、子どものことを優先できるような働き方がしたい、自分な好きなことを仕事にしたいなど「フリーランス」で働くことを検討する方もいるかもしれません。そこで今回は、女性がフリーランスで働くときの職種や保険、産休などの制度、ママがフリーランスで働くときの工夫について紹介します。

女性のフリーランスの働き方とは

女性がフリーランスで働くときに、どのような職種が選択肢として考えられるのでしょうか。

 

ここでは、一般的にフリーランスで仕事がしやすい職業について紹介します。

デザイナー

デザイナーは、自宅で仕事ができるためフリーランスでしやすい仕事かもしれません。

 

デザインの仕事についていた場合には、元々いた会社から業務委託してもらう形で、仕事を続けている方もいます。

 

最近では、職業訓練校などのWEBデザインの教室を卒業して、フリーランスでWEBデザインの制作に取り組む方もいるようです。

ライター

ライターは、パソコンがあればできる仕事のため、フリーランスでの業務が始めやすいでしょう。

 

また最近では、ママ目線ならではの女性向けメディアのコラム執筆など、実体験を生かしたママのライターが活躍している分野でもあります。

エンジニア

フリーランスで仕事を行うエンジニアの場合、一般的にWEBエンジニアやプログラマーが多いといわれており、フリーランスでの需要も高い職種でもあるようです。

 

一方で、プログラミングの能力が身についている必要があるため、基本知識はもちろん新しい情報についてもきちんと技術を習得していく必要があるようです。

イラストレーター

イラストレーターもデザイナーと同じく、自宅でもできる職種となるでしょう。

 

スマホアプリやWEBサイトの普及により、イラスト制作の需要も増えてきています。

 

イラスト制作の仕事は、限られた時間の中で高品質なイラストが求められる世界でもあるようです。

 

他にも美容や整体の専門知識を持っている場合には、マッサージ師やエステティシャンのような職業を選び開業してみてもよいかもしれません。

aijiro/shutterstock.com

フリーランスでは産休や保険はどうなる?

フリーランスになった場合、個人事業主となるため、収入はすべて自分のものになりますが収入が不安定になるリスクもあります。

 

ここでは、フリーランスで仕事を始めた場合に、保険や産休はどうなるのか、どんな手当がもらえるのかについて紹介します。

健康保険の加入について

フリーランスが加入できる社会保険には「国民健康保険に入る」「任意の継続保険制度を利用する」「健康保険の被扶養家族になる」の3つの方法があります。

 

国民健康保険に加入した場合には、前年の所得に応じて保険料が決定します。

 

国民健康保険の世帯人数に応じて、それぞれ支払う必要があります。

 

国民健康保険に加入する際には、お住まいの自治体で手続きを行うことになるため、早めに申請に行きましょう。

 

任意の継続保険制度を利用する場合には、前職の退職時の標準報酬月額によって保険料が決定し、原則2年間は保険料は変わりません。

 

また、扶養家族の保険料はかかりません。

 

任意継続を検討する場合には、退職前に職場に健康保険について確認しておくことが重要でしょう。

 

健康保険の被扶養家族になるには、加入するご家族の会社によって手続きが必要となります。

 

なお、扶養基準は、一般的には年間収入130万円未満であれば加入できます。

 

しかし、年間収入とは現時点での見込み収入額を指すため、給与所得等の収入がある場合、月額108,333円以下となり、フリーランスの場合には、収入のバランスを保つ必要が出てくるでしょう。

 

また、加入条件は、家族の加入している健康保険組合によっても異なるようなので、パートナーの勤め先に事前に確認しておくとよいかもしれません。

 

出典:自営型テレワーカーのハンドブック/厚生労働省

 

出典:全国健康保険協会/協会けんぽ

産休について

産休とは、出産予定日までの6週間と、出産後8週間の期間は休んでもよいと労働基準法に定められた法律です。

 

この場合、出産手当金が支給され収入の補助が受けられます。

 

しかし、フリーランスの女性の場合、労働基準法が適用されないため産休の制度がありません。

 

そのため、仕事を休んだ場合には、基本的にはその分収入がないということになるでしょう。

 

出典:あなたもとれる!産休&育休(産休とは)/厚生労働省

どんな手当がもらえるのか

フリーランスで働いている場合でも、申請すればもらえる手当もあります。

 

それは、「妊婦健診費の助成」「出産育児一時金」「児童手当」「子どもの医療費助成」の4つ手当を受け取ることができます。

 

 

「妊婦健診費の助成」は助成額の上限や支給方法は各自治体によって異なりますが、母子手帳の受け取りの際に、補助券として配布されることが多いようです。

 

妊娠した場合には、住んでいる自治体に確認してみるとよいでしょう。

 

「出産育児一時金」は、赤ちゃん1人出産に応じて42万円が健康保険から支給される制度です。

 

これは、会社員の健康保険だけでなく、国民健康保険に加入していればフリーランスの方でも受け取ることができます。

 

出産費用については、基本的に健康保険の対象外となるため、高額な出産費用が必要になることが多いです。

 

国民健康保険に加入している場合には、自治体の役所で確認を行い、申請手続きを行いましょう。

 

「児童手当」とは、国と自治体が子育て世帯に支給している手当です。

 

0歳から15歳の子どもが対象となり年齢や子ども人数に応じて、支給額は変わります。

 

支給額の内訳は、0歳から3歳未満が一律15000円、3歳から中学校卒業まで10000円となっています。

 

一般的には、出産し出生届を提出するタイミングで、自治体に申請を行うことになるので、忘れずに手続きを行いましょう。

 

「子どもの医療費助成」は、自治体によって福祉医療費助成制度、子ども医療費助成制度など名称はさまざまですが、子どもが出産後から一定の年齢になるまで、医療費の一部または全額を自治体が負担してくれるものです。

 

対象年齢や助成内容は自治体によって変わりますが、多くの場合は中学生までの通院や入院費の一部助成という制度が多いようです。

 

ご自身の住んでいる自治体の子どもの医療費助成制度について確認をし、手続きを行いましょう。

 

出典:妊婦健診の公費負担の拡充について/厚生労働省

 

出典:平成23年4月以降の出産育児一時金制度について/厚生労働省

 

出典:児童手当制度の概要/内閣府

ママがフリーランスで働くときの工夫とは

ママがフリーランスで働き始める際、「保育園に入れるのか」「仕事に集中したいと思ったとき、子どもを一時的に預かってもらえるのか」など、さまざまなことが悩みとして出てくるかもしれません。

 

ここでは、ママがフリーランスで働くときの工夫について紹介します。

保育園入園の注意点

フリーランスで仕事をしている場合、「居宅内勤務」なのか「居宅外勤務」なのかという違いで、自治体によっては入園が不利になることもあります。

 

そのため、保育園入園を検討する場合には、事前に認可外保育施設を利用することで選考において加点を増やしたり、認可保育園の入園

 

選考において、きちんと仕事をしていることを証明する書類を準備することが重要になってきます。

 

保育園入園の際には、早めに自治体の窓口に相談に行き、どのようなな書類が必要なのか、認可保育園に入りやすくするためにはどのような手立てがあるのかなど、詳しく確認していくことが重要になってくるでしょう。

預け先の確保

フリーランスの場合、勤務時間や勤務日を自分で設定できるので、時間の融通が利きやすいことがメリットではありますが、取引先の関係で、どうしても朝早く対応したり、休みの日に仕事をしなければならないこともあるかもしれません。

 

そういった時に、子どもの預け先の確保に悩む方もいるようです。

 

保育園の一時預かりやファミリーサポートなど、一時的に子どもを預かるサポートもありますが、事前登録が必要であったり、急遽申し込むことが難しい場合もあるようです。

 

そのようなときに「ベビーシッター」は、早朝や深夜、休日の日も対応が可能なので、フリーランスの方にとって心強いパートナーとなるでしょう。

Have a nice day Photo/shutterstock.com

フリーランスは女性が自分らしく働くためのひとつの選択肢

フリーランスで働く職種や、働く中での保険・産休などの制度、フリーランスで働くときの工夫について紹介しました。

 

フリーランスは、自分の特技を活かしたり、時間を上手に使いながら子育てと仕事を両立したいと考えるなど、女性が自分らしく働くためのひとつの選択肢かもしれません。

 

さまざまな働き方を模索するなかで、自分のやりたいことや自分の理想とする働き方について考えてみるのもよいかもしれませんね。

安心して子どもを預けられるパートナー「キズナシッター」

女性がフリーランスで仕事をしていく場合には、休みの日に仕事が入ったり早朝の保育が必要になったりと、融通がきく子どもの預け先が必要になることがあるかもしれません。

 

そのような時には、子どもを安心して預けられるベビーシッターサービス「キズナシッター」を活用してみてはいかがでしょうか。

 

キズナシッターに登録しているベビーシッターは、保育士や幼稚園教諭、看護師の100%資格保有者となります。

 

そのため、専門知識を身につけた経験豊富な方が多く、自宅にいながら保育園の先生にマンツーマンで保育をしてもらっているイメージでしょう。

 

ベビーシッターは、専用アプリの紹介ページや利用者のレビューを参考に、自分で選ぶことができます。

 

事前面談を行い、相性や人柄を確認してからお願いすることもできるので、納得したベビーシッターを見つけることができるでしょう。

 

また、特定のベビーシッターの定期利用も可能なため、信頼関係も築きやすく、育児の相談に乗ってもらいやすいというメリットもあり、フリーランスの方にとって頼もしいパートナーとなるでしょう。

 

子どもの預け先に悩んだときや、集中して仕事に取り組みたいときには、キズナシッターの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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