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保育・保活

フリーランスで働く場合、保育園入園は不利?必要な書類や審査通過のポイント

フリーランスで働く場合、保育園入園に不利になるのでは?と心配なママやパパもいるでしょう。保活を進めるうえで必要な証明書類や審査通過のポイントも気になりますね。今回は、フリーランスで働く方向けに保育園入園の方法を詳しく解説します。実際、入園に不利になってしまうのか、手続きの仕方についてもまとめました。

フリーランスで働く場合、保育園入園は不利になる?

フリーランスで働く際は自宅で勤務することも多く、一般的な会社員に比べて勤務日数や時間が明確でないことで「保育園の入園が不利になるかも……」と心配になりますよね。

自治体によって細かい基準や配点は異なりますが、認可保育園への入園選考については、その家庭の状況を点数にして、入園希望の園・クラスの定員に合わせて入園可否を判断しています。

そのため、認可保育園への入園を希望する場合は、まず居住自治体の選考基準(配点や加点・減点項目など)を細かく確認するとよいでしょう。

また、厚生労働省は2020年以降、保活においてフリーランスが一般の会社員と平等に扱われるよう、環境を整備するための通達を各自治体に行ない、そのためのガイドラインを策定しています。

この通達では、フリーランスで働く保護者が、保育園の申請で不利にならないよう求められています。フリーランスの仕事状況は、正規雇用と同様に評価されるべきであり、自治体に対してもそのような対応をするよう指導されています。

これにより、働き方の違いによって保育の申し込みが不平等に扱われないよう配慮されています。保育園入園の申請をした際に、フリーランスであることを理由に入園待機となった場合は、自治体の相談窓口に相談することで解消されるかもしれません。

【フリーランス向け】保育園入園の申請時に必要な書類

stock.adobe.com/78art

フリーランスの場合は、保育の必要性の証明に向けて会社員よりも提出書類が増える傾向にあります。

基本的に会社員など企業や団体に所属している場合は、勤務先が発行する勤務証明書や就労証明書の提出が「保育の必要性」を判断する際の根拠とされますが、フリーランスはその根拠を自分で証明しなくてはいけない場合があるためです。

必要書類を用意して保育園への入園が必要であることを証明できれば、希望する園へスムーズに入園できる可能性が高まるでしょう。

ここでは、フリーランスの方が提出する一般的な書類について紹介します。
(※自治体によって必要な書類が異なる場合があります)

勤務に関する書類

まず、フリーランスの仕事についての証明書類として「労働状況申告書」などといった勤務状況に関する書類が必要となるようです。

個人事業主など雇用主がいない業態の場合など、勤務証明を受けられない場合に提出する書類なので、自治体によっては様式が用意されていることもあるでしょう。

また、なかにはフリーランスでの子育ての大変さや保育の必要性について詳しく証明するために、「就労実績表」という書類を自作する方もいるようです。

直近3カ月の細かい仕事内容や勤務実績、1日のスケジュールなどを記載し、現状を詳しく説明することがポイントになりそうです。

開業を証明するもの

フリーランスを含む個人事業主は、税務署に「個人事業の開業・廃業等届出書」という書類を提出する必要があります。

これは個人事業の開始届にあたるものですが、提入園申し込みの際は、この開業届のコピーを提出することで開業・就業していることの証明が可能です。

収入に関する書類

フリーランスの場合には、常勤の状態によって収入を得ているかが入園選考の判断基準になることがあります。

そのため、最新年分の確定申告書の控えの提出を求められるケースもありそうです。

フリーランスに転身した期間が浅く、定期的な収入実績がまだない場合は、発注確認書や支払われる予定の金額など細かな書類の提出を求められることもあるようです。

仕事に関する書類や納品物、クライアントとやりとりをしたメールなどを勤務実績としてまとめておくとよいですね。

【フリーランス向け】保育園入園への審査通過ポイント

stock.adobe.com/mapo

フリーランスで働く方が、認可保育園の入園選考を通過するためのポイントを紹介します。

就労実績を作っておく

保育園の選考基準は勤務時間や家庭の状況における点数制なので、週5日・1日8時間以上のフルタイムの就労時間であることを証明できれば、多くの自治体では会社員と同じような点数を確保することができるでしょう。

そのため、「長い時間働いている」という就労実績を作っておくことが重要になります。

認可外保育施設を利用する

認可保育園への入園申請を行なう前にベビーシッターなどの認可外保育施設を利用した実績を作っておくと、今の勤務状況で「保育の必要性」があることをアピールできるでしょう。

自治体によっては、認可外保育施設の利用が確認できた場合に、認可保育園の入園に向けて加点されるケースもあります。これにはベビーシッターや一時保育の利用なども含まれます

ベビーシッターなどの利用を保活における加点対象にするには、一定期間の利用実績と、事業者が発行する「受諾証明書」が必要になるため、選考基準を確認しながら利用を検討するとよいかもしれません。

企業常駐案件を選ぶ

フリーランスであることが保活において不利になることは、制度としては原則としてないことが前提ではありますが、勤務状況や勤務時間の長さによって入園に関する点数に差が生まれることもあります。

そのため、フリーランスであってもクライアントの企業に常駐して仕事を行なう「企業常駐案件」を選ぶことで、自宅で仕事を行なうよりも、保活における点数のアップにつながる可能性があるでしょう。

これから仕事を受注する方は、企業常駐案件を積極的に選ぶとよいかもしれません。

フリーランスでもスムーズに保育園に入園する方法

自宅でウェブデザイナーをしていますが、仕事が忙しくなってきたので1歳になる娘を保育園に入れようと考えました。保活激戦区だったので、1歳児、2歳児クラスでは待機児童となり、ベビーシッターを利用しながら3歳児クラスで入園できるまで自宅保育をしました(30代/4歳児のママ)

フリーランスとして、複数のダンススタジオでインストラクターをしています。1歳児クラスの4月入園は狭き門だと聞いていたので、仕事の受注を増やして、息子を0歳児クラスに年度途中入園させました。そのまま同じ保育園で1歳児クラスにすべりこめました(30代/2歳児のママ)

保育園の入園タイミングによって、入園の可・不可が決まることもあるようです。たとえば、3歳児以降は幼稚園に入園する子もいるため、定員に空きが出やすくなるでしょう。

また、最も待機児童が出やすく保育園に入りにくいと言われているのは、1歳児クラスではないでしょうか。

1歳児クラスは、0歳児からの持ち上がりが多いうえに、育児休暇が終了するタイミングでもあるため、そもそも少ない枠に多くの希望者が手を挙げている状態になりがちです。そのため1歳児クラスはほかの年齢と比べて、入りにくいと考えることができます。

そのため、スムーズに保育園に入るために、前倒しして0歳児から入園するという方もいるようです。出産前のタイミングで保育園見学などをすませておき、早めに希望園を絞っておいたという家庭もありました。

【フリーランス向け】保育園入園後の注意点

入園後にフリーランスで働く方が気をつけなければならない点を紹介します。

会社員からフリーランスへ転身した場合

入園した時に会社員で、在園中にフリーランスに転身した場合、保育園は継続できるのか心配になる方もいるかもしれません。

働き方が変わったとしても必要な書類を提出し、保育が必要と判断されれば、保育園は継続して利用することができます。

ほとんどの園では、年度が変わるタイミングで勤務証明書などの提出を求められることがあるようです。自治体や利用している保育園に提出書類を確認しましょう。

前職の退職証明書が必要になる場合があるため、退職や転職によって勤務状況が大きく変わる可能性がある場合は、早めに必要書類の確認をし、スムーズに対応できると安心ですね。

二人目が産まれる場合

上の子が保育園に通うなかで、二人目を出産するフリーランスの方もいるでしょう。

会社員の方は通常1年程度の育児休暇があり、その間も上の子を保育園で預かってもらうことができます。

しかし、フリーランスは個人事業主のため、育休制度の利用は難しいでしょう。上の子が保育園に継続して利用するためには園や自治体の規定を確認し、二人目の入園準備も進めておくことが大切です。

フリーランスの保育園入園は証明書類が重要!

stock.adobe.com/健二 中村

フリーランスの方は、認可保育園の入園に向けて証明書類の提出がキーポイントになります。自治体に相談しながら早めに行動することで、手続きをスムーズに進められるようにしましょう。
また、入園後も継続して保育園を利用するためには、年ごとの書類提出が必要になります。慌てずに対応できるよう、あらかじめ準備しておくとよいですね。

出典:多様な働き方に応じた保育所等の利用調整等に係る取扱いについて/厚生労働省

出典:フリーランスとして業務を行う方・フリーランスの方に業務を委託する事業者の方等へ/厚生労働省

子どもを安心して預けられる「キズナシッター」を活用

フリーランスの方の中には、認可保育園に落ちた場合や認可外保育施設の利用を検討する方もいるでしょう。

そんな時は、子どもを安心して預けられるベビーシッターサービス「キズナシッター」を活用してみてはいかがでしょうか。

サービスを利用することで自治体の認可保育園入園の加点対象になることがあります。キズナシッターでは、保育の必要性の証明となる「受託証明書」の発行にも対応しているため、お住まいの自治体に問い合わせてみてくださいね。

前日まで利用予約可能なので、保活に忙しい時もキズナシッターの活用をぜひご検討くださいね。

スマホ版・ベビーシッターさん検索はこちら

https://sitter.kidsna.com/

お住まいのエリアからシッターさん検索が可能です♪

※実際のご予約依頼はアプリからお願いします。

KIDSNAシッターのご利用方法

  1. アプリダウンロード

    KIDSNAシッターは専用アプリを使用します。はじめにストアからアプリのダウンロードをお願い致します。

  2. ご利用の流れ

    KIDSNAシッターのアプリより、保護者さまとお子さまの情報を登録します。事務局で確認後、審査結果をメール通知します。審査が完了したらシッターへの依頼ができるようになります。

  3. シッター探し

    審査を待つ間にシッターを探しておきましょう。アプリの検索画面からご希望条件・日時を設定し絞込検索ができます。お気に入りのシッターをアプリ上で保存しておくこともできます。

  4. 面談依頼を送る

    面談依頼を
    送る
    シッターの
    見積りを待つ
    見積りを承認
    (依頼確定)

    初めてのシッターとは1時間の面談を行い、お預かり内容や保育方針の確認をし、お子さまと慣れてもらいます。面談には1時間分の料金が発生します。面談依頼を送ると見積りが届くので、確認して依頼を確定します。

    • 面談依頼を送るとメッセージのやりとりが可能になります。
  5. シッティング依頼を送る

    シッティング
    依頼を送る
    シッターの
    見積りを待つ
    見積りを承認
    (依頼確定)

    面談依頼を送ったら、続いてシッティング依頼を送ることができます。シッターから見積もりが届いたら、内容を確認して依頼を確定します。

  6. 面談・シッティング当日

    当日、シッターは5分~10分前を目安に到着するので、ご家庭のルール、お預かりの注意事項、鍵の扱い、緊急時の対応方法など必要事項をお伝えください。

  7. 完了後の決済/レビュー

    面談・シッティング完了後、シッターからシッティング報告書が届きます。内容をご確認いただけましたら、決済ボタンを押してください。事前にご登録いただいたクレジットカードでのお支払いになります。
    レビュー投稿にも是非ご協力ください。

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