保育・保活

東京都港区の保活事情。保育園の入園の点数について

東京都港区の認可保育園では、入園申し込みの際に、各家庭の状況に応じて付けられる点数がとても重要になります。 それぞれの自治体によって、この点数付けには違いがありますが、港区ではどのような特徴があるのでしょうか。 今回は、港区の保活事情とともに、2019年度の入園案内を参考に、選考基準について特徴を踏まえながら詳しく紹介します。

港区の認可保育園の保活事情

東京都港区は、企業本社が多い場所であり、虎ノ門や新橋などオフィス街があるなか、青山、赤坂などの商業エリア、麻布、白金台などの住宅街もあり、さまざまな表情を持つ区でもあります。

 

また、駐日大使館や外資系企業も数多く、外国人居住者の人口が1割を占めています。

 

2017年と2018年を比較すると、合計で67人の待機児童が減少していますが、いまだ97人の待機児童がいます。
内訳としては、0歳児21人、1歳児43人、2歳児31人となっており、最も多い高輪地区・芝浦港南地区では20人以上となっています。

港区の保育園利用に関する情報

ここでは、港区の認可保育園の利用に関する情報を、選考スケジュール、申し込みに必要な書類に分けて詳しく説明します。

選考スケジュール

2019年4月の入園を希望する際には、2018年11月7日から2018年12月14日の受付期間の間に、支給認定申請と保育園の入園申し込み書類を港区の各総合支所区民課保健福祉係まで提出するという日程です。

 

内定発表は、2019年2月7日に通知が届きます。

 

内定すると、面接や健康診断が行われるようです。

 

内定に至らなかった場合は、初回の利用調整結果に限り「保育所入所待機通知書」が届くようです。

 

保育所入所申込書は、提出した年度内に限り有効です。
(求職・出産・就学での申込みは、認定期間内に限ります)

提出書類

入園の申込みの際には、多くの書類の提出と、個人番号、本人確認書類の提示が必要となります。

 

申込の際に、書類が揃っていない場合、受付をしてもらえません。

 

保活を進めていく上では、書類を早めに準備しておくことがとても重要になるでしょう。

 

書類については、港区公式ホームページからダウンロードすることができるようです。

1、子どものための教育・保育給付支給認定申請書兼保育所入所等申込書(全員)
2、保育の必要性を証明する書類(全員)
3、平成 31 年度認可保育園等申込みに関する確認書(全員)
4、児童の健康状況申告書(全員)
5、その他の書類(該当者のみ)
6、課税(非課税)証明書等(該当者のみ)

 

 

加点指数の項目についても十分確認をし、証明する書類に漏れがないよう準備をしていきましょう。

 

詳しくは、最新の入園案内を参考にしてください。

東京都港区の選考基準の特徴

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東京都港区の選考基準の特徴

認可保育園は、年齢別に定員が決まっています。

 

市区町村独自の選考基準を作り、定員を超えて申込があった場合には家庭の点数(選考指数)に応じて、優先順位を決めています。

 

東京都港区の特徴としては、自営業家庭の優先度が、他の職業と差がないことが挙げられます。

 

他の自治体では、自営業はほかの職業に比べて点数が低い場合がありますが、港区の基準では、自営業について特別な記載がありません。

 

他にもどのような特徴があるのか、詳しく見ていきましょう。

指数の特徴

東京都港区のフルタイム勤務の定義は「週5日以上の就労日数かつ8時間以上の就労を常態としている」となり、親一人のフルタイムが20点換算となり、合計40点がフルタイム共働きの点数になります。

 

なお、港区では産前産後・育児休暇の復職後、会社の制度による1日2時間までの育児短時間勤務を取得する場合は、正規の時間で判断されるようです。

 

港区保育利用調整基準に基づき、世帯ごとの「世帯の合計点数」は変わってきます。

 

 

選考指数の計算方法は「世帯の合計点数=基本指数(父)+基本指数(母)+調整指数」となり、この合計点が選考基準となります。

 

2018年では、4月入園の利用調整において、入園者の最低指数が「40点」というデータがありました。

 

子どもを預ける上では、40点が大きな基準となりそうです。

 

出典:入園申込者数と待機児童数(平成31年度保育園入園に関する説明動画)/港区
http://www.city.minato.tokyo.jp/kouhou/movie/1810-hoikuen10.html

主な調整指数

東京都港区の調整指数は、加点指数、減点指数それぞれ10項目となっています。

 

点数が多いほど、保活を有利に進めていく事ができるため、細かく確認することが重要でしょう。

 

 

では、どのようなときに、加点や減点の対象となるのか、抜粋して紹介します。

【加点される場合】
港区では、生活保護受給者や両親とも不在の世帯、保育施設で保育士及び看護師の有資格者として就労・内定している方に対して高い加点がされるようです。

 

加点内容は6点や8点と高く、生活が困難な家庭や、保育士の子どもが優先的に入園できるよう配慮していることが伺えます。

 

他には、どのような場合に、加点がされるのか詳しく見ていきましょう。

 

・生活保護受給世帯の場合、プラス8点
・両親とも不存在(死亡・拘禁・行方不明等)の世帯の場合、プラス8点
・新規入園希望のひとり親世帯の場合、プラス2点
・申込児童又は同居の児童に障害がある場合(新規入園希望の申込児童に限る) プラス2点
・第一希望の認可保育園又は港区保育室等に兄弟姉妹(卒園・退園予定児を除く ) が在籍し ている世帯の場合(新規入園希望の申込児童で当該園の選考に限る)プラス1点
・保育施設に保育士及び看護師の有資格者として就労内定(1年以上勤務が決定しているこ と)している者の場合、プラス6点

 

など、家庭状況に応じて、細かく加点内容があります。

【減点される場合】
港区の減点項目では、他の自治体には見られない「転園」での減点があります。

 

「港区保育室又は地域型保育事業から、認可保育園又は認定こども園への転園を希望する場合」にマイナス1点となります。

 

港区保育室や地域型保育事業は認可保育園等の中に入るため、減点対象になるのかもしれません。

 

他にも、どのような場合に、減点対象になるのか詳しく見ていきましょう。

 

・港区保育室又は地域型保育事業から、認可保育園又は認定こども園への転園を希望する場 合 、マイナス1点
・上記以外の転園を希望する場合、マイナス2点(認可保育園から別の認可保育園への転園希望など)
・同一世帯内に保育園利用申込みをしていない兄弟姉妹がいる世帯(入所申込可能月齢に達 しない子、介護・看護の対象児等は除く)マイナス1点
・自宅で、子どもを見ながら就労している世帯、マイナス3点
・父母を除く同居の親族に保育に当たれる人がいる世帯、マイナス3点
・港区に勤務地のみがあり、管外受託となる世帯、マイナス9点

など、家庭の状況に応じて、細かく減点内容が決まっています。

 

調整指数については、注意事項がありますので、詳しい内容については入園のご案内を確認してください。

同一指数になった場合優先順位

一般的な夫婦フルタイムの共働きを基準とすると、選考指数40点前後に多くの家庭が集中することになり、同一の点数になった場合の優先順位についても細かく決まっています。

 

港区では、同一の点数となった場合、港区に住民登録をし、生活の場としていることが最優先となるようです。

 

その他にも、居宅外就労、居宅内就労についても記載があり、優先順位の中で、自営業は順位が下がるようです。

 

その他の順位についても、詳しく見ていきましょう。

 

1、港区に住民登録をして、現に生活の本拠がある。
(やむを得ない理由で住民登録ができない場合は除く)
2、ひとり親世帯
3、疾病世帯
4、心身障害者世帯(申込児童又は同居児童に障害(手帳相当 ) がある場合も含む)
5、居宅外就労世帯
6、居宅内就労世帯
7、就労し、かつ認証保育所等の認可外保育施設に預けている期間が 6 か月以上ある世帯でその期間の長い世帯 (港区内の認可保育園等へ申込みをし、その待機期間が 6 か月以上必要)
8、同居の児童が港区内の認可保育園等に在園している場合
9、育児休業取得により退所した児童が育児休業明けに再入所を申込む場合(退所月から1年以上経過してい る場合に限る)
10、同居の児童が同時申込みの世帯
11、養育している小学生以下の子どもの数が多い世帯
12、新規入園申込みの世帯
13、保育施設で勤務する保育士若しくは看護師が育児休業から復職する場合、又は保育施設で保育士若しくは 看護師として就労することが内定している(1 年以上勤務する場合に限る。
)場合
14、居宅訪問型保育事業から認可保育園等への転園である場合
15、港区保育室から認可保育園への転園である場合
16、経済的困窮度の高い世帯(保護者の区市町村民税所得割課税額の合算値の低い世帯)17、港区に在住している年数が長い世帯

出典:保育園の入園のごあんない平成31年度/港区
http://www.city.minato.tokyo.jp/hoikusien/31nyuengoannai/documents/goannnai.pdf

認可保育園以外の子どもの預け先は?

spass/shutterstock.com

認可保育園以外の子どもの預け先は?

以上のように、都市部であるほど認可保育園に入るのは難しい基準があります。

 

保活を進めていくなかで、認可保育園以外の子どもの預け先についても、検討しておくことが大切でしょう。

 

ここでは、港区の「みなと保育サポート」「居宅訪問型保育事業」「認証保育所」について詳しく紹介します。

みなと保育サポート

みなと保育サポートとは、パートタイム勤務や短時間勤務等により、児童を保育できない家庭を対象に、1日8時間以内で1カ月160時間を上限に保育を行います。

 

対象となる子どもは、区内在住で、生後4カ月以上の集団生活が可能な未就学児で、認可保育園に入園できない児童です。

 

保育内容としては、利用する曜日と時間帯を指定する「定期利用保育」と不定期に保育が必要となる児童がいる家庭が対象の「スポット利用保育」の2つがあります。

 

施設は区内に、5カ所あり、定員は20人程度が中心のようです。

 

出典:みなと保育サポート/港区
http://www.city.minato.tokyo.jp/kodomo/kodomo/kodomo/support.html

居宅訪問型保育事業「ポピンズナニーサービス」

港区では、0 歳児(57 日を過ぎた翌月の 1 日)から 2 歳児までを対象に、保護者の自宅にベビ ーシッターを派遣し、1 対 1 の保育を実施する事業を行っています。

 

食事やおやつ、飲み物については保護者が準備する必要があります。

 

基本保育料は、認可保育園と同額となり、延長保育料は、1時間1000円となるようです。

 

申し込みには、認可保育園の入園申し込みの際に、希望保育園の最後に「居宅訪問」と記載する必要があるようです。

 

利用を検討するときには、事業内容をきちんと確認することが大切でしょう。

出典:待機児童向け居宅訪問型保育事業「ポピンズナニーサービス」/港区
http://www.city.minato.tokyo.jp/hoikusien/31kyotaku.html

認証保育所

東京都港区には、20カ所の認証保育所があります。

 

認証保育園の利用には、保護者の経済的負担を軽減するため保育料の補助が整備されています。

 

補助金は、認可保育園の入園申し込み期間中に、認証保育所に入所している児童の保護者を対象に、認可保育園等保育料と認証保育所保育料との差額を助成します。

 

助成対象となる金額は月極保育料のみとなります。
(延長保育料、入会金、年会費、実費払いとして発生する夕食代、オムツ代、個人的な経費等は保育料に含みません)認証保育所保育料の補助については、対象条件がありますので、港区の内容を確認してください。

 

出典:港区認証保育所保育料補助金について/港区
http://www.city.minato.tokyo.jp/kodomo/kodomo/kodomo/hoikuen/annai/h27hojokin.html

東京都港区の自治体の情報をもとに、保活をスムーズに進めていこう

polkadot_photo/shutterstock.com

東京都港区の自治体の情報をもとに、保活をスムーズに進めていこう

東京都港区の保活事情や、保育園の入園の際に基準となる点数について詳しく紹介しました。

 

保活は疑問点が多く、悩むことも多いかもしれません。

 

港区では、保育コンシェルジュという、家庭の事情や希望に合った保育サービスの情報提供を行う専門の相談員がいるようです。

 

相談は、港区保育課の保育コンシェルジュに電話で予約をしたのち、指定された総合支所で行われますので、情報収集として気軽に活用してみてはいかがでしょうか。

 

港区の自治体の情報をもとに、保活をスムーズに進めていきましょう。

キズナシッターについて

待機児童になったときの子どもの預け先として、キズナシッターを検討してみてはいかがでしょうか。

 

港区にも、待機児童を対象に居宅訪問型保育事業というベビーシッターサービスがありますが、このサービスではベビーシッターは自分で選ぶことができないため、不安を感じる方もいるかもしれません。

 

一方、キズナシッターでは、登録しているベビーシッターが、厚生労働省のガイドラインを遵守した対面面談と審査を経ており、全員が保育士または幼稚園教諭、看護師のいずれかの資格を持っています。

 

自宅にいながら、保育園の先生にマンツーマンで保育をしてもらっているイメージです。

 

保育のプロが家庭の要望にあわせ、子どもに寄り添ったシッティングを行うため、保護者からも「子どもの様子にあわせて、きめ細やかな保育をしてくれる」など、多くの声が寄せられています。

 

ベビーシッターは、専用アプリの紹介ページを参考に自分で選ぶことができ、事前面談を行い、相性や人柄を確認してからお願いすることもできます。

 

また、定期利用ができるため、ベビーシッターとの信頼関係を作りやすく、育児の悩みも相談しやすいでしょう。

 

さらに、料金についても、各社の福利厚生サービスを利用することができるので、ご自身やご家族のお勤め先の会社が加入している、ベビーシッター補助サービスを活用することで、お得な料金で利用することができるでしょう。

希望保育園の内定がもらえなかったときには、キズナシッターも預け先のひとつとして、候補にあげてみてはいかがでしょうか。

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