保育・保活

幼稚園や保育園の延長保育の利用理由や料金、時間について

子どもの幼稚園や保育園の入園にあわせて、仕事を始めようと考えたとき、通常の保育時間より長く子どもを預かってくれる「延長保育」について気になる方もいるかもしれません。 今回は、幼稚園、保育園それぞれの延長保育の利用理由や時間、料金体制について詳しく紹介します。

幼稚園や保育園のお迎え

子どもが入園するタイミングで仕事を始める際は、保育園や幼稚園のお迎え時間や、何時まで子どもを預けられるのかは気になるポイントですよね。

 

最近では、保育園のほか、幼稚園でも共働き家庭が増えており、保護者の要望にあわせて長い時間子どもを預かってくれる幼稚園も増えてきているようです。

 

就労などを理由に子どもを長く預けたい場合には、幼稚園や保育園で「延長保育」が利用できるでしょう。

延長保育とは

延長保育とは、幼稚園や保育園の基本的な預かり時間を超えて預かってもらうこと。

 

保育園では、ほぼどの園でも延長保育を実施しているようです。

 

幼稚園では、延長保育のことを「預かり保育」と呼ぶこともあり、呼び方は園によりさまざまです。

 

文部科学省によると、預かり保育を実施している幼稚園は全体の85.2%。私立幼稚園では9割以上の園で実施しており、公立の幼稚園でも増えてきているようです。幼稚園や保育園の延長保育にはそれぞれどのような特徴があるのでしょうか。

出典:幼児教育実態調査 平成28年/文部科学省
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2018/01/17/1278591_05.pdf

幼稚園の延長保育について

幼稚園は、子どもが初めて通うことになる教育機関で、法律では学校の一種とされています。

 

基本的には、3歳から6歳の子どもが通う施設ですが、園によっては、4歳から通う2年保育のところや、2歳から通うことができる幼稚園もあるようです。

 

標準的な預かり時間は、おおむね9時から14時頃です。

 

幼稚園の延長保育は、保護者の希望に応じて、4時間を標準とする預かり時間の前後や長期休みの期間中に、子どもを幼稚園で預かってもらうことを言います。

 

延長保育を実施している幼稚園によって、利用理由、時間、料金には違いがあるようですが、それぞれの基本的な内容を詳しく見ていきましょう。

利用理由

幼稚園によっては、延長保育が必要な理由を求められる場合があります。

 

延長保育が利用できる条件は園によって異なり、理由に関係なく誰でも利用できる場合や、保護者の就労や用事があり、子どもを見られない環境のときのみ利用できる場合もあるようです。

 

また、延長保育の利用は、事前申し込みが必要な場合もあるので、急遽、用事ができたときなどにも対応してもらえるのか、事前に確認をしておくと安心かもしれません。

時間

園によって違いがありますが、標準保育時間の前後が延長保育(預かり保育)の時間となるようです。

 

保育時間後では、おおむね14時~17時まで行っているところが多いようですが、なかには19時まで実施している園もあるようです。

 

また、土曜日や夏休みなどの長期休みにも、保育を行っている園もあるでしょう。

料金

料金は、それぞれの幼稚園で設定しているため、地域や幼稚園によって違いがあるようです。

 

料金設定は、1回いくらと決め利用した分を支払う場合や、月額いくらと設定しているところが多いでしょう。

 

また、園によってはある程度の時間まで、無料で延長保育を行っているところもあり、違いが大きい部分でもあるので、入園時に確認しましょう。

 

また、延長保育料の他に、おやつ代が発生する場合や、土曜日や長期休みに利用するときには、料金設定が普段と異なることもあるようです。

 

幼稚園の延長保育は、定員が決まっている園もあるようです。
就労や就学などを理由に、定期利用を検討している場合には、定期利用が可能なのか確認が必要でしょう。

 

また、園バスを利用できる園を検討している場合、延長保育の時間帯も送迎をしてもらえるのかなど、気になることが他にもあるかもしれません。

 

幼稚園の説明会に参加したり、直接園に確認したりして、事前に調べておくとよいでしょう。

保育園の延長保育について

Bangkok-Click-Studio/shutterstock.com

保育園の延長保育について

保育園は、保護者の就労や家族の介護、通学などの理由から、子どもの保育が必要な場合、家庭に代わって0歳~5歳の保育をする場所です。

 

保育時間は園や市区町村によって異なりますが、おおむね7時から19時くらいのところが多いようです。

 

保育園の延長保育は子どもの保育時間によって違いがあります。

 

保育園に入園する際、保護者の就労時間、通勤時間などを考慮して、子どもの基本保育時間が決まります。

 

この、基本保育時間以降に子どもを園で見てもらうことを、一般的に延長保育というようです。

ここでは、保育園の延長保育について、利用理由、時間、料金の内容をそれぞれ紹介します。

利用理由

保育園に入園するためには、保護者の就労や就学、家族の介護など、保育が必要であることを証明しなければいけません。

その状況に応じて、自治体や保育園によって、延長保育が必要であるか判断されることが多いようです。

 

急用など、やむを得ない理由で、延長保育を利用することができるかは、それそれの園に確認することが大切でしょう。

 

入園する際に、保護者の就労などについて自治体に証明書を提出しますが、園によっては、お迎え時間に応じて、証明書とは別にシフト表などの就労時間が確認できるものの提出を求められる場合もあるようです。

時間

延長保育の時間は、保育園によって異なるようですが、基本保育時間の前後、朝と夕方に設定しているところが多いようです。

 

保育園では、基本保育時間、延長保育時間がそれぞれ決まっていますが、各家庭の就労時間などから定められた基本保育時間によって認識は変わってくることもあるでしょう。

料金

料金は、基本保育時間を超えて保育園を利用した場合、延長料が発生します。

 

お迎え時間に間にあわなかった場合、1回いくらと決まっていたり、事前に申し込むことで、延長料が月額いくらと決まっている場合があるようです。

家庭のニーズにあわせて、幼稚園や保育園選びをしよう

Treetree2016/shutterstock.com

家庭のニーズにあわせて、幼稚園や保育園選びをしよう

延長保育の仕組みは、幼稚園や保育園によって大きく異なります。

 

子どもの入園先選びは悩みが多く、なかなか決められない方もいるようです。

 

就労などを理由に、延長保育を定期的に利用しようと考えているときには、料金、理由、何時まで見てもらえるのかなどをポイントに家庭のニーズにあわせて、幼稚園や保育園を選べるとよいかもしれませんね。

 

お迎えに遅れそうな時はベビーシッターも活用できる

お迎え時間に不安を抱えたときには、ベビーシッターの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

 

キズナシッターでは、学童や保育園の送迎サービスも実施しています。

 

お迎え後、保護者が帰ってくるまでの間、自宅でのシッティングもお願いできるため、残業や会議で帰りが遅くなるときにも安心して利用することができます。

 

また、キズナシッターでは、幼稚園、保育士や看護師資格を持っているベビーシッターがシッティングを行っています。

 

保護者からは、子育てのプロとして、子どもの様子に応じて、丁寧なお世話をしてくれると好評です。

 

ベビーシッターも自分で選ぶことができるので、専用アプリに登録し、ベビーシッター選びからしてみてはいかがでしょうか。

専用アプリのダウンロードはこちらから

面倒な手続きは一切不要!ご登録から依頼・料金の支払いまで、専用アプリでカンタンにご利用いただけます。

キズナシッターアプリAppstore

キズナシッターアプリAndroid

ページ上部へ戻る
シッター希望の方向けの記事はこちら