子育て

完母とは。母乳が軌道に乗るタイミングや切り替えるときの工夫、疲れたときの対処法

完母の意味や、完全母乳になるタイミングを知りたい方がいるようです。今回は、完母の意味や母乳育児が軌道に乗るタイミング、完母に切り替える際の工夫や疲れたときの対応方法について、ママたちの体験談を交えてご紹介します。

完母の意味

完母とは、粉ミルクなど使わずに母乳だけで赤ちゃんを育てることを指すといわれており、「完全母乳」と呼ばれることもあります。母乳育児は、赤ちゃんや産後のママにさまざまなメリットをもたらすとされており、完母で育児をしたいと考えるママたちも多いようです。

一方で、さまざまな理由から粉ミルクと母乳の混合育児を取り入れている方もいるでしょう。なかには、完母に移行できないことで悩むケースもあるかもしれません。完母が難しい場合は、少量でもおっぱいを吸ってもらうなど、赤ちゃんやママにとって、ストレスのない授乳方法を取り入れていけるとよいですね。

母乳育児が軌道に乗るのはいつ頃?

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母乳と粉ミルクの混合育児をしている方のなかには、母乳育児が軌道に乗るのはいつか知りたい方もいるようです。完全に母乳のみになったのはいつ頃か、ママたちに聞いてみました。

「完母になるまでは、産後2週間くらいでした。最初はお互いに慣れていない状況でしたが、少しずつ粉ミルクの量が減っていき自然と完全母乳に移行していった感じです」(20代/4カ月の赤ちゃんのママ)

「私の乳首は陥没乳頭で、ニップルシールドを使っていたこともあり、軌道に乗るまで時間がかかりました。1カ月くらいすると赤ちゃんの吸う力が強くなり、粉ミルクで補う必要がなくなりました」(30代/10カ月の赤ちゃんのママ)

生後2週間や1カ月といった、さまざまな声が聞かれました。ママのなかからは、兄弟でも完母になるまで期間が異なった場合や、生後5カ月でやっと完全母乳になった場合も聞かれたため、赤ちゃんによってさまざまなようです。

混合から完母に切り替えたいときの工夫

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混合育児から完母育児に切り替えたいと考えるママもいるようです。ママたちに聞いた、切り替える際に取り入れた工夫をご紹介します。

先に母乳をあげる

「先に母乳をあげてから、足りない分は粉ミルクを飲ませるようにしていました。母乳をたくさん飲めるようになると、自然と粉ミルクを飲まなくなったので、完母に移行しやすかったです」(20代/5カ月の赤ちゃんのママ)

まずは赤ちゃんが母乳に慣れていけるよう、先に母乳をしっかり飲めるよう意識したママがいるようです。他には、母乳だけで満足してもらえるように左右のおっぱいを吸ってもらってから、粉ミルクを取り入れたと話すママもいました。

少しずつ粉ミルクの量や回数を減らす

「母乳に慣れてきたと感じたタイミングから、少しずつ粉ミルクの量を減らしていきました。授乳した後は機嫌が悪くないか、よく眠ってくれるかといったポイントを気にかけながら、徐々に粉ミルクの量を減らし完母に切り替えたことを覚えています」(30代/6カ月の赤ちゃんと3歳児のママ)

赤ちゃんの様子に応じて、粉ミルクの量を減らしていくのもよさそうです。ママのなかからは、夜はしっかり眠ってほしかったので粉ミルクで補ったが、日中は母乳のみにして、少しずつ完母に移行していったという方もいました。

完母育児に疲れたときの対応方法

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完母育児に疲れを感じることもあるかもしれません。休息したいときや悩んだときの対処法を、ママたちに聞いてみました。

混合育児にする

「うちの子の場合、一回に飲む量が少ないのか完全母乳だと授乳のタイミングが頻繁だったため、授乳に難しさを感じていました。体をしっかり休めたいという思いから混合に切り替えると、気持ちにゆとりができ育児を楽しめるようになったので嬉しかったです」(20代/9カ月の赤ちゃんのママ)

完母に難しさを感じた際、粉ミルクを足したことで余裕ができたママがいるようです。完全母乳にしなければととらわれずに、少しでも母乳を取り入れられたら母乳育児ができているんだと、前向きに考えていけるとよいかもしれません。

専門家に相談する

「退院後は、なかなか赤ちゃんが母乳を吸ってくれず悩んだので、産院の母乳相談窓口に連絡しました。マッサージをしてもらったり、指導をしてもらったりするなかで、少しずつ赤ちゃんの吸う力が強くなったので安心したことを覚えています」(30代/7カ月の赤ちゃんのママ)

助産師などの母乳育児に詳しい専門家に相談するのもひとつの方法でしょう。ママのなかからは、自治体の新生児訪問の際に保健師さんに相談すると、親身になって話を聞いてくれたので気持ちが軽くなったと話すママもいました。

周囲にサポートを依頼する

「授乳のタイミングが多く、なかなか体を休めないときは母に自宅まで来てもらい、家事や育児をサポートしてもらいました。夫にも、『〇〇が大変だからサポートしてほしい』と話すと、悩んでいたことを理解し気にかけてくれるようになりました」(20代/3カ月の赤ちゃんのママ)

大変さを感じたときこそ、周囲にサポートを依頼することが大切かもしれません。自治体によっては、産後ケア制度を設けている場合もあるため、専門的なサポートを受けながら母乳育児を取り入れるのもよさそうです。

ママができる範囲で完母を楽しもう

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完母とは、粉ミルクなど使わずに母乳だけで赤ちゃんを育てることを指すそうです。粉ミルクと母乳の混合育児から、完全母乳に切り替えたい場合は、母乳を先にあげ、少しずつ粉ミルクの回数や量を減らしていけるとよいかもしれません。母乳育児に疲れたときは、混合育児も視野に入れ、周囲に相談しながら、ママができる範囲で母乳を取り入れていけるとよいですね。

赤ちゃんのお世話でサポートがほしいときは「キズナシッター」へ

完母で育児をしている方のなかには、「まとまった睡眠時間が取れない」「母乳以外の部分をサポートしてもらいたい」という方もいるようです。赤ちゃんの育児に疲れを感じたときは「キズナシッター」を検討してみてはいかがでしょうか。

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