子育て

産後の肥立ちに起こる身体の変化。身体を休めるために意識したいことや活用したサービス

妊娠中や産後に「産後の肥立ち」という言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。産後の肥立ちとはどのような意味なのか知りたい方もいるかもしれません。今回は、産後の肥立ちの意味や期間、身体におこる変化と、期間中に意識したいことや活用したサービスについて、ママやパパの体験談をもとにご紹介します。

産後の肥立ちとは

一般的に、産後の肥立ちは出産後の心や身体が産前の状態に回復するまでの期間とされています。自然分娩や帝王切開など出産の形式に関わらず、産後は心身ともに休めることで、赤ちゃんを迎えた新たな暮らしを送りやすいと考えられています。

期間

産後の肥立ちといわれる期間は、出産から6週間から8週間といわれています。産後の肥立ちをよくするために、特に床上げまでの期間はなるべく安静に過ごしたい時期といえるでしょう。

地域や風習によって違いもあるようですが、床上げまでの目安は3週間から100日とされています。

身体の変化

出産後の身体にはさまざまな変化が起こるといわれています。悪露や後陣痛、発熱や腰痛に加え、むくみや傷口の痛みに悩む方もいるでしょう。

産後にしっかり休養できなかった場合、子宮や骨盤など身体だけでなく心の回復に時間がかかってしまうこともあるそうなので、回復期として過ごすゆとりが必要だと考えられています。

産後の肥立ちに意識したいこと

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産後の肥立ちをよくするために、どのようなことを意識するとよいのでしょうか。ママたちに、産後の心身を労わるために実際にしたことを聞いてみました。

身体を休める

「産後はできるだけ横になった状態で過ごす時間を意識的に作りました。産前にやっていた家事などを赤ちゃんが眠っている間にやりたくなってしまうのですが、今は体を休める時期なんだと心がけることが大切です」(30代/1歳児のママ)

身体を休めることを重視したママがいるようです。時間があると本を読んだりスマホを見たりしていたママからは、産後は目の疲れにつながることは避けるために短時間にしたとの声も聞かれました。

栄養バランスを意識する

「心身の回復のために食事に気を配りました。栄養バランスを考え、日々の食事が自分の身体を作っていることを意識したことを覚えています」(20代/10カ月の赤ちゃんのママ)

産後の回復のために栄養バランスに気をつけたママもいました。疲れているときや食欲がないときに備えて、自分の好物をストックしておくのもよいかもしれません。

周囲のサポートを受ける

「里帰り出産をしなかったため、産後は昼間にサポートしてもらえる家族がいませんでした。家事や育児のサービス会社に依頼し、サポートしてもらうことで身体を休められました」(30代/5カ月の赤ちゃんと3歳児のママ)

家事や育児のサポートサービスを受けた家庭もあるようです。他には、家族や友人、自治体の支援事業を活用し、心と体が産前の状態に戻るまでサポートしてもらったというママもいました。

産後の肥立ちのために活用したサービス

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ママ・パパたちが実際に活用した、家事や育児のサービスをご紹介します。

家事代行サービス

「我が家は妻の床上げ期間が終わるまで家事代行サービスを利用しました。産後の妻には、育児と自分の身体のことに目を向けてもらう期間を作ってあげたいと思いました」(40代/2歳児のパパ)

掃除や洗濯、料理などの家事を代行してもらえるサービスを活用した家庭があるそうです。家族以外に家事を担当してもらうことで、家族が揃う時間、ママは休養に、パパは育児に集中しやすいかもしれません。

ベビーシッターサービス

「産後、貧血で赤ちゃんのお世話をするときにふらついてしまうことがあったので、ベビーシッターの方にサポートしてもらいました。赤ちゃんの沐浴や寝かしつけをお願いしてもらっている間、ゆっくりと身体を休められたので依頼してよかったです」(30代/1歳児のママ)

身体の状態に合わせて育児のサポートを受けることも選択肢のひとつといえるでしょう。ママのなかからは、ベビーシッターの方に赤ちゃんを預けている間に自分の入浴や食事をすることで、心のリフレッシュもできたとの声も聞かれました。

産後ドゥーラ

「産後にサポートしてほしいことを考えたとき、育児と家事どちらも手助けしてほしいと思いました。ドゥーラの方から今の自分にどのようなサポートが必要か聞いてもらえたので、お願いしやすかったです」(40代/8カ月の赤ちゃんと5歳児のママ)

産後のママを支援するドゥーラに依頼したママもいるようです。産後に出張が重なったパパからは、自分の代わりに育児と家事どちらもサポートしてもらえることがありがたかったとの声もありました。

産後の肥立ちのためにゆとりのある生活を

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産後の肥立ちとは、産後のママの心身が産前と同じ状態に回復するまでの期間とされ、意識的に心や身体を休めることが大切だといわれています。横になった状態で過ごす時間を作るために、家族以外にサポートを依頼した家庭もありました。家事代行サービスやベビーシッターサービスを活用したママやパパもいるようなので、産後の回復期に手助けしてほしいことや悩みに合わせて依頼するなど工夫して、ゆとりのある生活を考えられるとよいですね。

産後に休息時間を確保するために「キズナシッター」

産後の肥立ちが気になる方のなかには、「赤ちゃんのお世話を手伝ってほしい」「上の子の遊び相手を代わってもらいたい」という家庭もあるようです。赤ちゃんや子どもを預けたいときは「キズナシッター」を活用してみてはいかがでしょうか。

キズナシッターは、0歳から12歳までの赤ちゃんや子どもを同時に3人までシッティング可能なベビーシッターサービスです。5:00から23:45まで休業日なく対応しているため、休息時間を作りたいときにも活用しやすいといえるでしょう。

シッティングを担当する方は、保育士や幼稚園教諭、または看護師いずれかの国家資格を全員が所有しています。自身の通院など赤ちゃんを連れて行きにくい用事があるときにも活用しやすいので、この機会に会員登録から始めてみてはいかがでしょうか。

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