子育て

主夫力とはどんなスキル?子育て家庭で活かすシーンや主夫力アップのためにしたこと

主夫力という言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。子育てをする方のなかには、パパの主夫力を上げたいと考える方もいるようです。今回は、主夫力とはどのようなスキルなのかや、子育て家庭で主夫力を活かすシーン、主夫力を上げるためにパパがしたことについて、ママやパパの体験談を交えてご紹介します。

主夫力とは

主夫力とは、主婦力の男性版で、一般的に家事や育児などのスキルを表す言葉とされています。赤ちゃんや子どもと暮らすパパのなかには、主夫力をつけて家庭での仕事に活かしたいと考える方もいるようです。パパに主夫力を身に着けてほしいと感じているママもいるかもしれません。

子育て家庭で主夫力を活かすシーン

主夫力があるとどのような場面で活かしやすいのでしょうか。ママ・パパたちに聞いた、子育て家庭で主夫力を活かすシーンをご紹介します。

家事

「自分も料理や洗濯などの家事ができると、妻の体調不良時に役立ちそうです。自分1人や大人だけなら後回しにする家事も、赤ちゃんや子どもがいると毎日行いたいと思いました」(30代/9カ月の赤ちゃんと3歳児のパパ)

ママの体調が優れないとき、自分も家事のスキルがあると子どもとの生活面で困りにくそうだと考えるパパがいるようです。妊娠中のママのなかからは、2人目や3人目の出産のため入院する期間に向けて、パパに家事を一通り覚えてもらえると安心との声も聞かれました。

育児

「我が家は普段妻が子どものお世話をしているので、たまには1人の時間を作ってほしいです。私の主夫力が上がれば、妻は1人で外出しても家のことを心配せず楽しめると思います」(20代/1歳児のパパ)

主夫力を育児面で活かしたいと考えるパパもいました。赤ちゃんがパパ見知りをすることに悩む家庭では、パパが家の仕事をすることで、自然とコミュニケーションの機会が増えるのではないかとの考えもありました。

地域

「主夫力が上がったら、PTAや地域などの取り組みでも活かせそうです。役割を担うこともあるため、地域の方と交流しながらコミュニティづくりをしたいと思いました」(40代/5歳児と9歳児のパパ)

主夫力は地域活動にも活かしやすいスキルだと考えるパパもいるようです。役員や行事の運営メンバーになった場合、人と人のつながりを大切にしながら役割を実行する力も主夫力のひとつといえるでしょう。

主夫力を上げるためにパパがしたこと

stock.adobe.com/tatsushi

パパたちに、主夫力を上げるために実際に行ったことを聞いてみました。

主婦の仕事を知る

「ゴミ捨て1つにしても、家中にあるゴミ箱から集めてくることや新しいゴミ袋をセットすること、分別して時間に合わせてゴミ捨て場へ持って行くなど工程が多いことがわかりました。まずは、家事や育児のボリューム感を把握することから始めるとよいと思います」(40代/2歳児と7歳児のパパ)

主夫力につながる家事や育児には、どのような仕事があるか知ることから始められると、自分で行う際のイメージが湧きやすいかもしれません。毎日行うことの他に、週に数回や月に数回などの仕事もあるため、種類別にかき出してみると全体像が浮かびやすいというパパの声もありました。

得意なことに合わせて分担する

「お互いの得意分野を活かして分担しました。私は整理整頓することが好きなので主に掃除を担当し、妻には料理を担当してもらっています」(30代/4歳児のパパ)

得意な分野を活かした分担をすると、前向きな気持ちで家事や育児に取り組めそうです。人づきあいが得意なママが自治会やPTAを担当し、計算が得意なパパが保険や家計を担当している家庭もありました。

無理をしすぎない

「主夫力はすぐにスキルアップするものではなく、経験することで少しずつ身につくものだと考えます。無理に主夫力を磨こうとせずに、1種類ずつ覚えていきたいと思えるくらいがちょうどよいです」(20代/2歳児のパパ)

主夫力をアップしたいという想いが先行しないように、自分のペースを大切に身に着けていくことも大切なポイントかもしれません。ときには家事や育児のやり方を振り返りながら、「やらなくてはいけない」ではなく、「やりたい」と思えるペースで続けることが意識するのもよさそうです。

主夫力を上げるパパを応援するためにママが意識したこと

stock.adobe.com/maroke

主夫力を身に着けたいパパのことを応援するとき、ママたちが意識したことをご紹介します。

パパのやり方に任せる

「自分のやり方と違っても、夫に任せた家事には手出しや口出しをしないと決めています。洗濯物の干し方でシワができてしまったこともありますが、回数を重ねるごとに丁寧になっているので、長い目で見守ることも大切です」(30代/6歳児のママ)

分担した家事や育児は、パパのやり方に任せることを意識しているママがいるようです。伝えたいポイントがあるときは、事前に共有しておくことで気をつけてもらうことができるでしょう。

感謝の気持ちを伝え合う

「夫が家のことをしてくれたときは『ありがとう』と伝えています。分担した仕事は行うのが当たり前になりがちですが、都度感謝の気持ちを伝えることでモチベーションにつながるのではないかと思いました」(20代/6カ月の赤ちゃんのママ)

家のことをしてもらったときに、感謝の気持ちを伝えるのもよさそうです。ママが「ありがとう」と伝えることで、パパからも感謝の言葉をもらえて家庭の雰囲気がよくなったという声もありました。

主夫力は子育て家庭でも活かせるスキル

stock.adobe.com/ryanking999

主夫力とは、家事や育児など生活する上で必要とされる家の中の仕事ができるスキルを指すそうです。子育て家庭においても、パパの主夫力が高いとママの不在時に限らず普段の暮らしがよりよくなるのではないかと考える方もいました。

主夫力は経験によって少しずつ身につくスキルとされています。主夫力を上げたいときは、家の仕事の種類やボリュームを知ることから始め、得意分野から取り組んでみてはいかがでしょうか。

育児のサポートが必要なときは「キズナシッター」も

赤ちゃんや子どもの子育てをしている家庭のなかには、「普段の預け先の休日に預かってほしい」「体調不良時など急な預け先がない」といった悩みもあるようです。赤ちゃんや子どもの預け先を探すときは、「キズナシッター」を活用してみてはいかがでしょうか。

キズナシッターは、保育士や幼稚園教諭、看護師いずれかの国家資格所有者のみがベビーシッターとして登録しているベビーシッターのマッチングサービスです。対象年齢は0歳から12歳までで、同時に3人までのシッティングに対応しています。

当日の利用依頼にも対応しているため、急に預け先を探すときにも便利といえるでしょう。子育てのサポートが必要なときは、家事や仕事で忙しいママやパパを応援するキズナシッターをぜひご利用ください。

スマホ版・ベビーシッターさん検索はこちら

https://sitter.kidsna.com/

お住まいのエリアからシッターさん検索が可能です♪
※実際のご予約依頼はアプリからお願いします。

キズナシッターアプリAppstore
キズナシッターアプリAndroid

ページ上部へ戻る
シッター希望の方向けの記事はこちら