保育・保活

二重保育のメリットとデメリット。家庭で意識したことや預け先の種類

二重保育を始めるとき、メリットやデメリットを知ったうえで検討したい家庭もあるのではないでしょうか。今回は、二重保育のメリットとデメリット、二重保育を継続する際に家庭で意識したこと、二重保育の預け先の種類について、ママ・パパたちの体験談をもとにご紹介します。

二重保育のメリットとデメリット

二重保育とは、子どもが同時期に2カ所以上の保育施設に在籍することや、複数の保育事業やサービスを受けている状態を指す言葉とされています。子どもを複数の保育施設やサービスに預けているママ・パパたちに、二重保育にはどのようなメリットやデメリットがあるのか聞いてみました。

メリット

「私は介護の仕事をしているため、土日や祝祭日も仕事があり、保育園の休園日の預け先に困っていました。週末も対応してくれる預け先を見つけてからは、スケジュールを立てやすく、仕事に集中しやすくなりました」(40代/3歳児と7歳児のママ)

「複数の預け先があることで、子どものことを大切に想ってくれる方が増えていることが嬉しいです。夫婦ともに実家が遠方なので、子育ての相談ができる方が周囲にたくさんいることも心強いメリットだと感じました」(30代/2歳児のパパ)

保育の利用時間の幅や、子どもと関わる人が増えることをメリットだと感じるママやパパがいるようです。他には、行事の代休や感染症の影響で休園になった際に、仕事を休まずにもう1カ所の預け先を利用できるところが助かるというママの声もありました。

デメリット

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「デメリットはあまり感じませんが、2カ所分の保育料がかかります。我が家では仕事のキャリアを途絶えさせないための投資と考えて二重保育を続けています」(30代/4歳児のママ)

「うちの子が利用している2カ所の保育施設は送迎サービスがないため、1カ所目の降園時間に合わせて迎えに行き、夜遅くまで対応してくれる2カ所目の保育施設へ送っています。フレックス勤務なので休憩時間を調整していますが、自分が休む時間が少ないところが課題です」(20代/1歳児と3歳児のパパ)

デメリットと感じる部分は、保育料や送迎の手間という声がありました。ママのなかからは、子どもといっしょに過ごす時間が短いため、心が痛むことがあるという声も聞かれました。

二重保育を継続する際に意識したこと

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二重保育を続けていくうえで、どのようなことを意識するとよいのでしょうか。ママ・パパたちに聞いた、二重保育を継続する際に意識したことをご紹介します。

「保育園に預けている時間が長いため、子どもと過ごせる時間を大切にしたいと意識しています。送迎時や自宅で過ごす時間は、子どもの目を見たり同じ目線になったりすることで、子どもに寄り添えたらと思いました」(30代/3歳児と4歳児のママ)

「カレンダーアプリを活用し、2カ所の預け先の行事や予定を色別に登録しています。アプリを夫婦で共有しているため、急なスケジュール変更も相談しやすくなりました」(20代/5歳児のパパ)

家族で過ごす時間を充実させたり、わかりやすいようにスケジュールを管理させたりと意識している家庭があるようです。他には、二重保育を続ける期間の収入と保育料を計算し、経済面で無理なく続けられるか夫婦で相談した家庭や、それぞれの預け先で交友関係を築き、不明な点を相談しやすい相手を作っておくことなどがありました。

二重保育の預け先

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二重保育を活用している家庭に、利用している預け先の種類を聞いてみました。

保育園や幼稚園

メインとなる預け先として、保育園や幼稚園を選択した家庭は少なくないのではないでしょうか。自宅から近い距離にある保育園を選んだ家庭からは、同じ校区に住む子どもが多いため、お友だちといっしょに小学校に入学できるところがメリットだと感じているそうです。子どもが幼稚園に通っているママからは、子どもが園生活に慣れた頃に仕事を始めたため、幼稚園の開園時間では足りず、二重保育を始めたという声も聞かれました。

一時保育事業

「一時保育」や「一時預かり」という名称で、赤ちゃんや子どもを一時的に預かる自治体の事業を活用している家庭もあるそうです。メインとなる預け先の休日や、預け先が決まるまでの期間に利用しているとの声がありました。

保育ステーション

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保育園への開園時間外の預かりや送迎にも対応してくれる、保育ステーションを活用する家庭もありました。2カ所の保育施設の送迎を代行してくれるため、フルタイム勤務をしている方や、保育施設と会社の距離が遠い方との相性がよいかもしれません。

ファミリー・サポート・センター

ファミリー・サポート・センターを活用している家庭もありました。幼稚園とファミリー・サポート・センターを併用するママのなかからは、地域の子育てを支援したいという考えを持つ方が、講習を受けたうえで対応してくれるため、子どもを預けやすいという声も聞かれました。

ベビーシッターサービス

ベビーシッターサービスを活用する家庭も少なくありませんでした。保活をしながら働くママによると、住んでいる自治体によっては、ベビーシッターサービスを継続利用することで加点の対象となるケースがあるそうです。また、利用日や対応時間の幅が広いことで、ゆとりをもって依頼しやすいため、仕事に集中しやすいとの声も聞かれました。

二重保育のメリットとデメリットを確認しよう

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二重保育を活用する家庭によると、メリットとデメリットの両面があるようです。メリットには保育時間を確保することで仕事に集中しやすいことを、デメリットには保育料や送迎などを感じるママやパパもいました。メリットやデメリットと感じる点は、ライフスタイルや預け先によって違いがあるそうなので、どちらの面も確認したうえで二重保育を始めるか検討できるとよいですね。

二重保育の預け先には「キズナシッター」の検討も

二重保育を検討する家庭のなかには、「利用時間が長い預け先がほしい」「休園日も対応してくれる保育サービスが知りたい」というニーズもあるようです。さまざまなライフスタイルの家庭に活用していただきやすい「キズナシッター」を活用してみてはいかがでしょうか。

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