子育て

子どもの癇癪への対応。癇癪が起こりやすいときや対応で気をつけたこと

子どもの癇癪への対応に悩んでいるママやパパもいるのではないでしょうか。今回は、子どもの癇癪が起こるのはどのようなシーンなのかや、癇癪への対応と子どもが癇癪を起こさないように気をつけたことをママ・パパたちの体験談を交えてご紹介します。

子どもの癇癪が起こるシーンは?

子どもに自我が芽生え始めると、泣いたり癇癪を起したりすることも少なくないのではないでしょうか。ママ・パパたちに、どのようなときに子どもが癇癪を起こすか聞いてみました。

「うちの子は、自分の気持ちを言葉で伝えられなかったときに癇癪を起こしていました。眠いのに寝付けなかったときやお腹が空いたときに、気持ちを主張するかのように声を荒げて泣くことがあります」(20代/1歳児のママ)

「公園から帰る時間になったとき、息子が『ヤダ』と言って、地面に転がり癇癪を起こしたことがありました。息子はもう少し公園で遊びたい気持ちがあったのだと思います」(40代/2歳児のパパ)

「下の子が生まれて間もない頃、上の子は着替えるときに『できない』と服を投げたり癇癪を起こしたりすることがありました。今まで着替えは1人でできていましたが、私が下の子につきっきりだったため、上の子は自分に注目してほしかったのかもしれません」(30代/4歳児のママ)

環境が変わったときや思い通りにならなかったときなど、子どもの癇癪が起こるシーンはさまざまで、年齢や家族構成によっても違いがあるようです。パパのなかからは、子どもがパズルで遊んでいたとき、なかなかパズルを完成させられないことにイライラして癇癪を起こしたという声も聞かれました。

子どもの癇癪への対応

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ママ・パパたちに聞いた、子どもが癇癪を起こしたときの対応をご紹介します。

落ち着くまで見守る

「息子が癇癪を起こして手足をバタバタさせているときは、無理に抱っこなどはしませんでした。まずは息子が落ち着くまで近くで見守るように心がけています」(30代/3歳児のママ)

子どもの癇癪が落ち着くまでそばで見守り、すぐに静止しないというママがいました。他には、周りに危険がない状況であれば、子どもの癇癪が落ち着くまで必要以上に話しかけないことで、子どもを刺激しないようにした家庭もあるそうです。

声をかける

「子どもの癇癪が落ち着いたタイミングで『自分で気持ちを切り替えられたね』と褒めていました。癇癪が止んだあとに褒めることで、ちゃんと自分を見てくれていると娘は安心したような表情をしていました」(40代/5歳児のパパ)

子どもの癇癪が落ち着いたときは、子ども自身が気持ちを整理できたことを認めるような声かけをするパパがいるようです。癇癪を起こした子どもに『どうしたいの?』と理由を聞くことで、子どもが自分の気持ちを表現する機会を作ったという声も聞かれました。

スキンシップをとる

「子どもが癇癪を起こして泣き続けるときは、子どもを抱きしめています。うちの子はスキンシップを取ることで安心するのか、肌がふれあうことで気持ちが落ち着いていくように感じました」(20代/3歳児のママ)

どうしても子どもの気持ちが落ち着かないときは、優しく抱きしめて安心させたという家庭もありました。子どもの状況によっては、背中をさすったり、頭を撫でたりとスキンシップの方法を変えてみるのもよいかもしれません。

子どもが癇癪を起こさないように気をつけたこと

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ママ・パパたちに、子どもが癇癪を起こさないように気をつけたことを聞いてみました。

行動する前に伝える

「我が家では子どもに『このアニメが終わったら、歯磨きをしようね』などと、いつも次の行動を前もって伝えるように意識しました。前もって伝えることで子どもにとっても心の準備ができたのか『ヤダ』ということも減り、スムーズに次の行動に移せました」(20代/2歳児のママ)

次の行動に移るとき、気持ちの切り替えが難しいと感じる子どもも少なくないのではないでしょうか。出かける直前に子どもへのトイレの声かけをする際、早く出かけたいと癇癪を起こすことがあったため、お出かけの前にはトイレに行くというルールを子どもといっしょに作ったことで、外出前の癇癪が減ったというパパもいました。

子どもの気持ちに寄り添う

「おやつの時間、息子が『もっと食べたい』と泣きわめくことがありました。『もっと食べたかったんだね』と子どもの気持ちに共感してから次に言葉をかけるように心がけていたら、気持ちを受け止めてもらえたと感じたのか癇癪が起きにくくなりました」(40代/4歳のママ)

子どもが癇癪を起こしそうなときは、気持ちに寄り添うことを意識したママがいるようです。子どもがまだ言語化できない時期は、気持ちに寄り添って代弁してあげることで「自分の気持ちをわかってくれた」という安心感につながることもあるかもしれません。

大人もルールを守る

「スーパーに行くとお菓子が2つほしいと娘が駄々をこね、周りの人の目が気になることがありました。お菓子は1つだけと約束していたので、娘に『もう1つ欲しい気持ちはわかるけど、お菓子は1つのお約束だよね』と伝え、1つだけ買うという約束を守りました」(30代/3歳児のパパ)

子どもが癇癪を起こしたときも、一度決めた約束やルールを貫き通したパパがいました。大人がしっかりルールを守ることで、癇癪を起こすことが減るのではないでしょうか。

癇癪を起こしたときは子どもの気持ちに寄り添った対応を

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子どもの癇癪が起こるシーンには、生理的な欲求が満たされないことなどがあるようです。子どもの癇癪への対応として、落ち着くまで見守ることや、優しく抱きしめることで子どもを安心させたいと考える家庭もありました。次の行動をする前に伝えることや大人もルールを守ることで、子どもが癇癪を起こさないように気をつけたママやパパもいるそうです。子どもが癇癪を起こしたときは、気持ちに寄り添った対応をしていけるとよいですね。

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