子育て

育児を楽しむ余裕がないと感じるとき。余裕がなくなる理由や工夫したこと

育児を楽しむ余裕がないと感じてしまうママやパパもいるのではないでしょうか。今回は、育児中に余裕がないと感じるときや余裕がなくなる理由、心に余裕をもって育児をする工夫について、ママ・パパたちの体験談を交えてご紹介します。

育児中に余裕がないと感じるとき

子どもとの遊びやお世話を楽しむ余裕がないと感じるママ・パパたちに、どのようなときにゆとりがないと感じるのか聞いてみました。

疲れているとき

「頻繁な授乳やおむつ交換で忙しい新生児期は、まとまった睡眠時間が取りにくかったです。寝不足で疲れがとれない状態にさらに疲れが溜まり、心身ともにゆとりがないと感じました」(20代/2歳児のママ)

睡眠時間が取りにくく疲れているときに余裕がないと感じたママがいました。子どもの寝かしつけを担当しているパパのなかからは、仕事で疲れているときに子どもの寝かしつけに時間がかかってしまい、イライラしてしまうことがあったという声も聞かれました。

体調を崩しているとき

「私が風邪ひいて体調が優れないときに、息子が外で遊びたいとせがみ、泣き続けたことがありました。思うように体が動かせないこともあり、息子に対して少し感情的になってしまいました」(40代/4歳児のパパ)

自身が体調を崩している場合は、身体的に余裕がなくなってしまう方も少なくないのではないでしょうか。抱っこやおんぶで腕や腰に痛みがあるときは、子どもとの遊びを楽しむ余裕がないというママやパパの声もありました。

頼れる人がいないとき

「夫の仕事が忙しく毎日帰宅が遅いため、平日はほぼ1人で子育てをしていました。その日の育児と家事で手一杯になり、育児を楽しむゆとりがありませんでした」(30代/6カ月の赤ちゃんののママ)

パパの帰りが遅いため、家事と育児で忙しく育児を楽しむ余裕がなかったママがいるようです。また、引っ越してきたばかりの土地で、自分やパートナーの実家が遠く両親に頼れなかったため、育児が楽しいと感じにくかったという家庭もありました。

育児中に余裕がなくなる理由

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育児中のママ・パパたちに、育児を楽しむ余裕がなくなる理由として考えられることを聞いてみました。

責任感が大きい

「うちの子がまだ生まれたての頃、寝ているときに息をしているか心配で何度も確認していました。家事のために赤ちゃんから少し離れるのも心配で、気が休まることがありませんでした」(40代/3歳児のママ)

子どもの命を預かっているという責任感から、気持ちを張りつめ続けて疲れてしまう方もいるのではないでしょうか。育児書を参考にしているママやパパのなかからは、月齢ごとの平均身長や体重と差があるときや、離乳食の進み方が遅いときなどに、自分の育て方で合っているのか気になり、心に余裕がない状態になってしまったという声も聞かれました。

自分のペースで行動しにくい

「息子はご飯を食べるペースが遅くて時間がかかり、食卓が片付かないことが毎食の悩みです。次の予定があるときは『早く食べて』と急かしてしまうこともあり、余裕がない自分の発言に落ち込むこともありました」(20代/5歳児のママ)

子どもの食事に時間がかかり片付けが進まないことで、子どもを急かしてしまい気を落としたママがいました。他には、出勤前に余裕をもって自分と子どもの身支度を済ませてもいても、出発の直前に子どもがお茶をこぼしてしまったり排泄をしてオムツ交換が必要だったりと、予定通りに物事が進みにくいことで焦りを感じ、もっとゆとりのある生活がしたいと感じる方もいるようです。

休息時間がとりにくい

「子どものペースに合わせて生活していると、自分の休憩や睡眠を後回しにしてしまうことがあります。子どもが寝ている間に掃除や洗濯、料理など済ませておきたい家事もあるため、休憩する余裕もない状態です」(30代/1歳児のママ)

まとまった睡眠や休息の時間をとるのが難しいという声があるようです。仕事から帰ってきても家事や育児があるため、自宅で休める時間をとりにくいというママやパパもいました。

余裕をもって育児をする工夫

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ママ・パパたちに聞いた、余裕をもって育児をする工夫をご紹介します。

完璧を目指さない

「家事と育児の両立を理想としていますが、完璧を目指さないことも大切だと思います。時間や気持ちに余裕がない日は、デリバリーの食事を用意するなど家事の負担を減らし、子育てを楽しむゆとりをつくることを心がけています」(30代/11カ月の赤ちゃんのママ)

家事と育児の両方を完璧にしようと思わず、家事の負担を減らすことで時間と心にゆとりを作ったママがいました。子どもが反抗期で話を聞かないことが増えたとき、直してほしいところを感情的に伝えるのではなく、今はそういう時期なんだと受け止め、よかったところを具体的に伝えることで、お互いに気持ちよく過ごせたというパパの声も聞かれました。

話を聞いてもらう

「娘の偏食に悩み、心に余裕がないことがありました。実家の母に電話して話を聞いてもらうこと自分の悩みが小さく感じ、またがんばろうと思えました」(20代/2歳児のママ)

育児で悩み心に余裕がなかったとき、誰かに話を聞いてもらうことで心に余裕ができたママがいるようです。その他にも、育児中に心に余裕がなかったときに、ママ・パパの努力を認める内容の前向きな詩や文章を読んで励まされ、前向きになれたという家庭もありました。

自分の時間を作る

「上の子のイヤイヤ期と下の子の出産が重なり、産後まだ体の調子が整っていない状態で兄弟育児が始まり心身ともにゆとりがありませんでした。ときどき一時預かりやベビーシッターサービスを利用することで、自分の体を休める時間を確保しながら子どもたちのお世話がしやすくなりました」(40代/3カ月の赤ちゃんと2歳児のママ)

一時預かりやベビーシッターサービスを利用して、余裕をもつための時間を作るのもよいかもしれません。子どもが幼稚園に行っている間に、自分のペースで軽い運動をしたり好きな音楽を聴いたりすることで、育児を楽しむゆとりにつなげたママもいるようです。

育児中に余裕がないときは周りのサポートを受けてみても

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育児中に余裕がないと感じるときは、自身が疲れている場合や近くに頼れる人がいない場合などがあるようです。育児中に余裕がなくなる理由については、自分のペースで行動しにくいことや休息時間がとりにくいことなどがありました。育児で完璧を目指さないことや自分の時間を作るなど工夫したママやパパもいるそうです。育児を楽しむ余裕につなげるために、家族や周囲のサポートを受けながら困っている理由に合った対応ができるとよいですね。

余裕をもって育児をするために「キズナシッター」の活用を

育児中の家庭では、「気分転換に1人で出かけたい」「疲れが取れない」と感じる方もいるようです。育児に疲れて余裕がないときは、「キズナシッター」を利用してみてはいかがでしょうか。

キズナシッターに登録しているすべてのベビーシッターの方は、保育士や幼稚園教諭、看護師の国家資格を所有しています。気分転換に1人で出かけたいときや疲れが取れないとき、前日の利用予約も可能なため利用しやすいと好評です。

キズナシッターは、コンシェルジュによる無料サポートで希望に合わせたベビーシッターの方を提案可能です。育児に疲れて余裕がないときの子どもの預け先のひとつとして、キズナシッターの登録から始めてみてはいかがでしょうか。

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