子育て

パパ見知りが始まる時期やきっかけ。ママやパパがした対応や意識したこと

赤ちゃんや子どもがパパ見知りをすることで、どのように対応したらよいか知りたいと考える家庭もあるのではないでしょうか。今回は、パパ見知りとはどのようなことを指すのかや、パパとママが実際にした対応と意識したことを、ママやパパの体験談を交えてご紹介します。

パパ見知りとは

パパ見知りは人見知りの一種と考えられ、パパに対する人見知りを指す言葉とされています。人見知りをする子としない子がいるように、パパ見知りをするかどうかは赤ちゃんや子どもによってさまざまといえるでしょう。パパ見知りをするようになった時期や様子について、ママ・パパたちに聞いてみました。

「うちの子は5カ月頃から私以外の人への人見知りが始まりました。いっしょに暮らす夫のことも嫌がるので、どのように対応したらよいのかわかりません」(20代/6カ月の赤ちゃんのママ)

「下の子が生まれた後、2歳の上の子がパパ見知りをするようになりました。下の子にママを取られた気持ちになっているのか、『パパはイヤ!』『ママがいい』と言うので困っています」(30代/2歳児のパパ)

乳児期だけでなく、幼児期になってからパパ見知りが始まる場合があるそうです。パパ見知りが落ち着く時期もさまざまなようで、1歳頃に落ち着いた家庭もあれば、1歳からパパ見知りが始まったという家庭もありました。

パパ見知りをする子どもへのパパの対応

shutterstock.com/TierneyMJ

パパたちに聞いた、パパ見知りをする赤ちゃんや子どもへの対応の仕方をご紹介します。

いっしょに過ごす時間を作る

「我が家は赤ちゃんと妻だけで過ごす時間が長いので、私もできるだけいっしょに過ごす時間を作るよう心がけました。在宅勤務に切り替えたことで、今まで通勤にあてていた時間や休憩時間も家族で過ごせるようになり、赤ちゃんも私が家にいることに慣れてくれたのではないかと思います」(40代/10カ月の赤ちゃんのパパ)

赤ちゃんといっしょに過ごす時間を作ったことで、少しずつパパ見知りが落ち着いた家庭があるそうです。急にパパと赤ちゃんの2人きりになると機嫌が悪くなる場合には、家族全員で過ごす時間を増やしていくとよいかもしれません。

ママといっしょにお世話をする

「食事や着替え、オムツの交換など、妻といっしょに赤ちゃんのお世話をするようにしました。妻が側にいると、私が赤ちゃんのお世話をしたり抱っこをしたりしても泣かなくなってように感じます」(20代/6カ月の赤ちゃんのパパ)

ママといっしょに赤ちゃんのお世話をすることで、パパに慣れてもらうのもよさそうです。積極的にお世話をすることで、子どもの生活にパパもいることが当たり前だと感じてもらえるのではないかと考えるパパもいました。

好きな遊びをする

「好きな遊びを通して私にも慣れてくれたら嬉しいと思い、『高い高い』や『飛行機』などをしています。子どもが笑って喜んでくれると私も嬉しいですし、子どもから遊びをせがんでくるようになったときは『やっとパパ見知りが終わるかな』と感じました」(30代/1歳児のパパ)

遊びを通して距離を縮めたいと考えるパパもいました。パパのなかからは、子どもが飽きるまで続けずに、満足またはもっと遊んでほしいという様子で区切りをつけているとの声も聞かれました。

子どもがパパ見知りをする家庭のママの対応

shutterstock.com/Red Stock

赤ちゃんや子どもがパパ見知りをする家庭のママたちに、実際にパパにした対応を聞いてみました。

パパの気持ちに寄り添う

「パパ見知りのために夫が疲れた表情をしているとき、どのような言葉をかけたらよいかわからないこともあります。夫の好きなコーヒーを淹れ、背中をさすって渡しています」(30代/1歳児のママ)

子どもに嫌がられてしまったパパの気持ちに寄り添い、さりげなく飲み物を差し入れたママがいるようです。パパを励ましたいという気持ちから、食事に好物のメニューや気分転換の時間を作るなどサポートしているママもいました。

前向きな言葉をかける

「大好きな息子から嫌がられてしまうのは、とても切ないことだと思います。夫が落ち込んでいるときは、『本当はパパのことが大好きだけど、今はそういう時期なのかもしれないね』と声をかけています」(20代/8カ月の赤ちゃんのママ)

パパの気持ちに寄り添い、声かけをしているママがいるそうです。他にも、「いつか落ち着く時期がくるよ」とを伝え、パパを励ましたというママの声もありました。

パパ見知りの時期に意識したこと

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ママ・パパたちに、赤ちゃんや子どもがパパ見知りをする時期に意識したことを聞いてみました。

夫婦の時間を作る

「赤ちゃんが寝ているときに夫婦でコミュニケーションをとる時間を作りました。パパ見知りへの対応を話す他に、将来は子どもと何をしたいかや家族でどんな場所に行ってみたいかなど、そのときに感じていることを話していると、私も妻も前向きな気持ちになれます」(30代/7カ月の赤ちゃんのパパ)

夫婦で話す時間を作り、コミュニケーションをとるよう意識している家庭がありました。ママのなかからは、子どもを預けて夫婦で食事をするなど息抜きの時間を作ることで、パパ見知りで疲れたパパだけでなく、その様子を見ている自分のリフレッシュにつながったという声も聞かれました。

無理強いをしない

「パパ見知りをする赤ちゃんに対して、無理にパパとの接点を作るのは、赤ちゃんも私たち夫婦も切ない思いです。夫には少し赤ちゃんと距離をとった状態で関わってもらい、赤ちゃんの様子を見ながら心の距離を近付けていけたらと思っています」(40代/10カ月の赤ちゃんのママ)

赤ちゃんの気持ちも尊重しながら親子のコミュニケーションをとっている家庭もあるようです。パパに対しても無理をしてほしくないと考えるママの声もありました。

パパ見知りは人見知りの一種で成長の表れ

shutterstock.com/AnikaNes

パパ見知りとはパパに対する人見知りで、成長の表れと考えられているそうです。パパ見知りをするかどうかや、始まりや落ち着く時期は、赤ちゃんや子どもによってそれぞれ違いがあるでしょう。ママといっしょに赤ちゃんのお世話をしたり、子どもの好きな遊びをしたりといった関わり方で、嫌がる素振りが落ち着いてきたというパパの声もありました。パパ見知りにはいつか終わりがくると捉え、夫婦で支え合いながら過ごせるとよいですね。

赤ちゃんや子どものお世話に疲れたときは「キズナシッター」も

パパ見知りをする時期に疲れを感じ、「誰かに育児をサポートしてほしい」「たまには子どもを預かってほしい」と感じるママやパパもいるようです。子育てのサポートが必要なときは、「キズナシッター」を活用してみてはいかがでしょうか。

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シッティング時間中に育児相談ができたという家庭からは、悩みが軽くなったとの声もあります。赤ちゃんや子どもだけでなくママやパパの気持ちに寄り添ったサービスを提供する「キズナシッター」の会員登録から始めてみてはいかがでしょうか。

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