子育て

ズリバイの概要や始める時期。ズリバイの練習方法や行うときに意識したこと

赤ちゃんと暮らす家庭のなかには、ズリバイとはどのような動きなのか知りたい方もいるのではないでしょうか。今回は、ズリバイの概要や始める時期、ズリバイの練習方法と行うときに意識したことについて、ママやパパの体験談を交えてご紹介します。

ズリバイとは

ズリバイとはどのような動きなのかや、ズリバイをすることで現れる変化をご紹介します。また、ズリバイを始めた時期についてママ・パパたちに聞いてみました。

概要

ズリバイとは、赤ちゃんがうつぶせの状態で頭を上げ、腕や足を使って前や後ろに進む動作を指すといわれています。首が座り、うつぶせや寝返りの動作に慣れてくると見られる動きでしょう。
ズリバイを行うことで、腕や足、腰などの全身を動かすようになるため、運動機能が発達するともいわれています。また、赤ちゃん自身が自分の意思で行きたいところへ自由に動き回れるようになるため、気持ちが安定することもあるそうです。ズリバイを活発にするようになると、1日の運動量が増え、食事や睡眠などの生活リズムが定まってくる赤ちゃんもいるといわれています。なお、赤ちゃんによっては、ズリバイを行わずにハイハイやつかまり立ちに移行する場合もあるそうです。

時期

 
「うちの子の場合、寝返りが早くからできるようになったせいか生後6カ月頃にはズリバイをしていました。最初の頃は、両手を前に出して、上半身を引き寄せて前進するような動きをしていたことを覚えています」(30代/10カ月の赤ちゃんのママ)

「ズリバイを始めた時期は生後8カ月の頃です。動きが慣れてくると、手や足も使って勢いよくズリバイをするようになり移動スピードが一気に早くなり驚きました」(20代/1歳児のママ)

ズリバイを始める時期は、赤ちゃんによってそれぞれのようです。パパのなかからは、寝返りをうつことが遅かったせいか、生後9カ月を過ぎてからズリバイを始めたという声もありました。

ズリバイの練習方法

shutterstock.com/ANN PATCHANAN

赤ちゃんと遊んでいるときに、ズリバイができるように促した家庭もあるようです。ママ・パパたちに聞いた、ズリバイを練習するときにどのような方法を取り入れたのかご紹介します。

ズリバイの仕方を見せる

「手足をばたつかせるようになったので、赤ちゃんと同じ目線になって私がズリバイの仕方を見せました。最初は、ただ見ているだけでしたが、しばらくすると私の後を追いかけるようにしてずって前進できるようになり嬉しかったです」(20代/9カ月の赤ちゃんのママ)

ズリバイの見本を見せたママがいるようです。赤ちゃんがうつ伏せの姿勢で遊んでいるところに、ズリバイで寄っていくと赤ちゃんが喜び、繰り返しているうちに赤ちゃんもズリバイができるようになったとの声も聞かれました。

おもちゃで気を引く

「少し離れたところから、赤ちゃんの気に入っているおもちゃを使って名前を呼んでズリバイの動きを促してみたことがあります。おもちゃを取ろうと、前に手を出したり腕を動かしたりしているうちにコツをつかんだようで、ズリバイがじょうずになっていきました」(30代/11カ月の赤ちゃんのパパ)

おもちゃを使ったりや名前を呼んだりして、興味を前方の方へ誘うのもひとつの方法かもしれません。ボールに興味をもたせたあとに、赤ちゃんの目の前から転がしてズリバイを促したというママの声もありました。

赤ちゃんの足の裏を押す

「腹ばいの姿勢で前にうまく進めない様子だったので、赤ちゃんの足の裏を軽く押してあげたことを覚えています。前に進む感覚がつかみやすくなったようで、足の指で床を蹴って前進することが増えました」(30代/1歳児のママ)

うまく進めずにいる場合には、足裏を押してサポートしてあげてもよさそうです。他には、赤ちゃんの足裏に手を置いて蹴りの支えを作ってあげたというパパの声も聞かれました。

ズリバイを行うときに意識したこと

shutterstock.com/Oksana Kuzmina

赤ちゃんがズリバイを行うときにどのようなことを意識したのか、ママ・パパたちに聞いてみました。

環境を整える

「ズリバイがしやすくなるように、移動できる家具は端に寄せて広い環境を作りました。部屋が広くなると自由に動き回れる範囲が増え、ズリバイがどんどんじょうずになっていったように感じます」(30代/1歳児のパパ)

のびのびズリバイができるように環境を整えたパパがいるようです。他には、自ら腹ばいの姿勢になり赤ちゃんの目線に合わせて、床はきれいになっているか危険な物が落ちていないか確認したママもいました。

動きやすい服装にする

「ズリバイで遊ぶと、ロンパースのボタンが引っかかることが何度かありました。上下が分かれたセパレートタイプに切り替えると、動きやすくなったようで長い時間ズリバイを楽しんでいます」(20代/8カ月の赤ちゃんと2歳児のママ)

ズリバイをするときは、動きやすい服装になっているか見直すのもよさそうです。スタイをつけている場合には、ズリバイで遊ぶときだけ取り除くと動きがスムーズになったという声も聞かれました。

赤ちゃんのペースに合わせる

「赤ちゃんの様子に合わせて『今日はズリバイで遊びたくない日かな』と思ったときは、促すような遊びは取り入れていません。赤ちゃんの機嫌や体調を確認しながら、ズリバイをいっしょに楽しめるよう心がけています」(30代/9カ月の赤ちゃんのママ)

その日の様子に合わせて赤ちゃんのペースを意識することも大切でしょう。パパのなかからは、自分からズリバイをしたがらず心配したが、赤ちゃんなりの成長を見守りたいと考え、子どもが好む体制でさまざまな身体の動きが楽しめるように工夫したとの声もありました。

ズリバイは赤ちゃんの様子に合わせて見守りながら

shutterstock.com/VALUA STUDIO

ズリバイとは、赤ちゃんがうつぶせの姿勢で頭を上げて、腕や足を使い前や後ろに移動する動作を指すといわれています。ズリバイを始めた時期は、赤ちゃんによってそれぞれ違いがありました。ズリバイの練習方法として、ズリバイの仕方を見せたり、おもちゃで気を引いたりした方もいるようです。ズリバイを行う場合には、動きやすい服装や環境を整えながら、赤ちゃんの様子に合わせて見守っていけるとよいですね。

ズリバイを始める時期の赤ちゃんのサポートは「キズナシッター」も

赤ちゃんがいる家庭のなかには、「気軽に赤ちゃんを預けられる場所が知りたい」「子どもを預けてリフレッシュしたい」といった要望をもつ家庭もあるようです。赤ちゃんのサポートがほしいときには「キズナシッター」を活用してみてはいかがでしょうか。

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