子育て

赤ちゃんのスプーンの使い始めはいつから?時期別スプーンの選び方や練習方法

離乳食を進めるなかで、赤ちゃんがいつからスプーンを使い始めたらよいのか気になる方もいるようです。今回は、赤ちゃんがスプーンを使い始めたタイミングに触れるとともに、時期別のスプーンの選び方やスプーン食べの練習方法、練習時に意識したことについて、ママやパパの体験談をもとにご紹介します。

赤ちゃんがスプーンを使い始めたのはいつから?

いつから赤ちゃんが自分でスプーンを持って食べ始めたのか、ママ・パパたちに聞いてみました。

「うちの子の場合、9カ月頃から大人が持っているスプーンをほしがり、自分ですくって食べるようになりました。最初はうまく口まで運べず食べこぼしが多かったです」(20代/11カ月のママ)

「さまざまメニューが食べられるようになった生後11カ月頃から、自分でスプーンを持って食事をするようになりました。今は、手づかみ食べと並行して、スプーンを使って食べているような状況です」(30代/1歳児のママ)

いつからスプーンを使い始めたかは家庭によってそれぞれでしたが、離乳食後期の頃に少しずつ持つようになった赤ちゃんがいました。なかには、スプーンを持ちたがらず1歳を過ぎても手づかみ食べが中心だったという声も聞かれました。

【時期別】赤ちゃんが使用するスプーンの選び方

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ママ・パパたちに聞いた、離乳食の段階に合わせた赤ちゃんが使用するスプーン選びのポイントをご紹介します。

初期

「離乳食初期の頃は赤ちゃんの口にやさしい、シリコンのスプーンを使っていました。柄が長いものだと赤ちゃんの口に運びやすかったです」(30代/7カ月の赤ちゃんのママ)

離乳食を始める時期は、柔らかい素材のシリコンのスプーンを使っていたママがいるようです。他には、離乳食を始める際、プラスチック製の食器セットを購入したので離乳食完了時期まで活用したとの声も聞かれました。

中期

「離乳食に慣れてくると一口の量も増えてきたので、少し大きめのスプーンに変更しました。食べ物の形状も少し大きくなるため、口に入る部分が少し深めになるとすくいやすかったことを覚えています」(20代/9カ月の赤ちゃんのママ)

離乳食中期になると、食べる量や形状も変わってくるので少し大きめのスプーンにするのもよさそうです。赤ちゃんが自分で持ちたがる場合は柄が短く握りやすい形のものにすると、スプーンの練習に移行しやすくなるかもしれません。

後期

「後期になるとスプーンに興味を示すようになったので、赤ちゃん用の木製のスプーンを持たせました。握りやすいサイズだったせいか、食事のときはそのスプーンを毎回使いたがるほど気に入ってくれたのでよかったです」(30代/1歳児のママ)

子どもが使うスプーンは、赤ちゃんの手でも扱いやすく安全に使えるようなものがよいでしょう。パパのなかからは、ステンレス製のスプーンを取り入れると、食べ物がすくいやすいようで自分から食べてくれたとの声も聞かれました。

赤ちゃんがスプーンを使って食べる練習方法

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赤ちゃんが自分でスプーンを持って食べるときに、どのような練習の仕方を取り入れたのかママ・パパたちに聞いてみました。

大人が食べさせる

「最初は、食事の時間が楽しくなるよう大人が食べさせました。『スプーンですくって口にもっていくんだよ』などの声をかけていました」(20代/10カ月の赤ちゃんのママ)

食べさせるときに、スプーンで運ぶことを言葉で伝えながら食事をしたママがいるようです。「たくさんすくうとこぼれちゃうからね」など、一つひとつの動作を言葉で伝えていくことで、赤ちゃんも理解してくれるかもしれません。

スプーンに食べ物を載せて赤ちゃんに渡す

「子どもがスプーンを持ちたがるようになったら、食べ物をのせて持たせてあげました。口まで運ぶ途中に食べ物が落ちてしまうとスプーンを嫌がることがあったので、手を添えて食べるところまでサポートしていました」(30代/1歳児のパパ)

口に運ぶまでをサポートしてあげることで、赤ちゃんも自分で食べられたと喜びにつながるかもしれません。赤ちゃんのなかにはすくうところをサポートしてもらうと、口に運ぶところは自分でやりたがったので、必要に応じてサポートしたという声も聞かれました。

赤ちゃんが自分で食べる姿を見守る

「自分ですくえるようになると、大人がサポートすることを拒むようになったので食べている姿を見守っています。こぼしながらも、自分で食べられると嬉しそうにしているので、食べる意欲を大切にしていきたいです」(20代/1歳児のママ)

赤ちゃんが自分でできるようになったら見守る姿勢も大切でしょう。他には、メニューによってはスプーンで食べずに、手づかみ食べを好むこともあったので、子どもが食べたいと思うスタイルを尊重したという家庭もありました。

スプーン食べの練習をするときに意識したこと

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ママ・パパたちに聞いたスプーン食べの練習するときに意識した内容をご紹介します。

子どもがスプーンで食べやすいものを用意する

「スプーンを握って口まで運んでも、食べにくいものだと食事を嫌がってしまいました。食べやすい大きさや固さのものを用意すると、最後まで集中して食べてくれたのでよかったです」(20代/1歳児のママ)

スプーンで食べやすい大きさや固さを意識して、食事の準備をしたママがいるようです。赤ちゃんが食べ物をすくいやすいように、深めのお皿を用意したパパもいました。

汚してもよい環境を整える

「スプーン食べを始めてから、食べこぼしで床やテーブルが汚れ後片づけが大変と感じるようになりました。床に新聞紙を敷いて汚れてもよい環境を作ると、こぼしながらも楽しく食べている子どもの姿を見守る気持ちの余裕ができました」(40代/1歳児と5歳児のママ)

練習時期は、じょうずにスプーンが使えず食べこぼすことも考えられるため、汚れてもよい環境を整えることが大切かもしれません。他には、食事用のエプロンを付けていても服が汚れてしまうので、着替え用の服を準備しておき、食後にすぐ着替えられるようにした家庭もありました。

食事時間に余裕をもつ

「スプーン食べの練習をするときは、食事時間を長めに考えていました。うまくすくえないとサポートしたくなるときもありますが、子どものペースを大事に見守っています」(30代/1歳児と4歳児のパパ)

子どもが自分で食べるようになると、普段よりも時間のかかる場合もあるため食事時間に余裕をもてるとよさそうです。逆に集中力が切れて遊び始めてしまったときは、早めに切り上げることも大切でしょう。

いつからスプーンで食事をするかは赤ちゃんの様子に合わせて

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いつからスプーンを使い始めたかは、家庭によってそれぞれ違いがありましたが、赤ちゃんの様子に合わせて取り入れてもよさそうです。スプーンの選び方として、時期に応じて素材や形状、赤ちゃんの好みに合わせて対応している家庭がありました。スプーンを使って食べる練習方法では、声がけを工夫しながら食べさせるところから、段階を踏んで自分で持てるようサポートするのもよいでしょう。スプーン食べを練習するときは、汚れてもよい環境を整え時間に余裕をもちながら、赤ちゃんの様子に応じてサポートしていけるとよいですね。

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