横須賀市の子育て家庭のなかには、市の子育てに関する行政支援について知りたい方もいるのではないでしょうか。今回は、横須賀市の子育て支援事業や施設、子育てに関する補助金制度や支援情報について、市の資料をもとにご紹介します。

横須賀市の子育て支援事業や施設

横須賀市のホームページをもとに子育て支援事業や施設についてご紹介します。

子育て施設

横須賀市には、保育園は公立が10園と私立が26園の合計36園あり、認定こども園は33園あります。その他に、小規模保育事業が3カ所、家庭的保育事業が13カ所で行われています。幼稚園は公立が2園と私立が22園の合計24園です。また、0歳からおおむね3歳までの親子を対象とした子育て広場「愛らんど」が市内6カ所にあり、子育て家庭同士の交流の場や育児相談などを提供しています。

出典：横須賀市内の保育施設・事業所一覧 （令和３年度）/横須賀市

出典：幼稚園/横須賀市

出典：愛らんど（横須賀市の子育て広場）/横須賀市

一時預かり保育

一時預かりとは、保護者の就労や病気、リフレッシュなどを理由に子どもを一時的に預かる事業です。利用料金は、園や子どもの年齢によって異なります。利用する場合には、事前に実施園に電話等での予約が必要です。一時預かりの詳細を確認したい場合には、利用を希望する実施園にお問い合わせください。

出典：一時預かり/横須賀市

病児・病後児の預かり保育

子どもが病気や病気の回復期にあり、保護者の就労などの事情によって家庭での育児ができない場合において、専用の施設で子どもを預かる、病児・病後児保育という事業もあります。対象児童は、市内在住の生後3カ月から小学校6年生までの子どもです。利用する場合には、スマホからの予約システムの活用、または電話予約ができます。予約サービスでは、空き状況の確認もできるため、いざというときのために利用登録している家庭も少なくありません。

出典：病気・病気回復中のお子さんの預かり保育/横須賀市

ショートステイ事業

ショートステイ事業は、子育て短期入所生活援助事業とも呼ばれており、保護者の入院や育児疲れなどによって家庭での保育が困難になった子どもを、乳児院や児童養護施設で短期間預かる事業です。対象は、市内在住の0歳から18歳未満の児童で、施設での集団生活が可能なことと、家庭での保育が困難な理由のあることとされています。利用日数は、1回の利用につき1泊2日から6泊7日以内となり、年間で30日以内の利用が可能です。

出典：子育て短期入所生活援助事業（ショートステイ事業）/横須賀市

休日保育

保護者の就労や病気、冠婚葬祭の出席などを理由に、日曜や祝日、保育園の休園日において家庭での保育が難しい子どもを預かる、休日保育という事業も行われています。利用する場合には、事前に実施保育園に電話予約が必要となります。詳細を確認したい場合には、実施保育園または民生局こども育成部幼保児童施設課にお問い合わせください。

出典：休日保育/横須賀市

横須賀市の子育て補助金制度

市の子育てに関する補助金制度について気になる方もいるようです。横須賀市の子育てに関する補助金や助成制度についてご紹介します。

妊活・妊娠・出産に関する助成金

横須賀市は妊婦健康診査の費用の一部を助成しており、妊婦健康診査16回分の補助券を交付しています。その他に、特定不妊治療費や不育症治療費、新生児聴覚検査などの助成制度があります。

出典：妊婦健康診査/横須賀市

出典：特定不妊治療費助成事業/横須賀市

出典：不育症治療費助成事業/横須賀市

出典：新生児聴覚検査/横須賀市

子育てに関する助成金

横須賀市には子育て家庭へのさまざまな生活支援として、小児医療費助成や子育てファミリー等応援住宅バンク補助金、未熟児養育医療などの制度があります。また、ひとり親家庭を対象とした、児童扶養手当やひとり親家庭等の医療費助成、寡婦や寡夫控除等のみなし適用などの制度も行われています。障がいのある子どもの家庭支援では、自立支援医療費や治療用装具の支給、特別児童扶養手当の制度などがあるため、対象の家庭は確認してみるとよいでしょう。

出典：小児医療費助成（0歳から中学校3年生までのお子さん）/横須賀市

出典：子育てファミリー等応援住宅バンク補助金
～バンク掲載物件を子育て世代の方が購入した場合、最大50万円を補助します！～/横須賀市

出典：未熟児養育医療/横須賀市

出典：児童扶養手当/横須賀市

出典：ひとり親家庭などへの医療費助成/横須賀市

出典：寡婦（夫）控除等のみなし適用/横須賀市

出典：自立支援医療費（育成医療）の支給/横須賀市

出典：治療用装具の支給（自立支援医療（育成医療）を受給中の方へ）/横須賀市

出典：特別児童扶養手当/横須賀市

横須賀市の子育て支援情報

横須賀市でこれから子育てをしようと考えている方や子育て家庭のなかには、市の子育て支援について知りたい方もいるのではないでしょうか。横須賀市の子育て支援情報についてご紹介します。

・子育てガイド
・横須賀版ネウボラ
・結婚した夫婦に向けたパンフレット
・子育て支援ヘルパー

「子育てガイド」とは、横須賀市の子育てに役立つ情報や事業などをまとめたガイドブックです。子育てに関する知りたい情報や悩みについて詳しく掲載しており、子育て家庭にとって参考になる内容となっているでしょう。行政センターや健康福祉センターにおいて配布している他、ホームページでも内容を確認できます。妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を目的とした「横須賀版ネウボラ」という取り組みも行われています。横須賀版ネウボラとは、子育て包括支援センターに母子保健コーディネーターを配置し、市内各地の健康福祉センターと連携して、子育て家庭が気軽な相談や情報提供が受けられる等のしくみを整えたものです。

出典：子育てガイド/横須賀市

出典：横須賀版ネウボラ/横須賀市

出典：女性健康支援相談事業/横須賀市

出典：子育て支援ヘルパー/横須賀市

横須賀市で子育てに関する行政支援を確認しよう

横須賀市には、保育園や幼稚園などの保育施設の他に、0歳から3歳までの子育て家庭を対象とした「愛らんど」という子育て広場があるようです。赤ちゃんや子どもの一時的な預け先として、一時預かりや病児・病後児の預かり保育などの事業があるため、サポートが必要になったときには利用を検討してもよさそうです。子育てに関する補助金制度には、妊娠時期や子育て家庭を支援するさまざまな制度がありました。横須賀市の子育てガイドや横須賀版ネウボラなどの支援を、じょうずに子育てに活用していけるとよいですね。

「キズナシッター」は横須賀市の子育て世帯も応援しています

横須賀市や周辺の地域で子育てのサポートを受けたいとき、「一時預かりの予約がとれなかった」「気軽に子どもを預けたい」といったケースもあるようです。0歳から12歳までの赤ちゃんや子どもの預け先を探しているときは、「キズナシッター」を活用してみてはいかがでしょうか。

キズナシッターは、保育士や幼稚園教諭、看護師いずれかの資格を所有する方のみが登録できるベビーシッターのマッチングサービスです。横須賀市を拠点とするベビーシッターの方も登録しているため、交通費の面でも経済的といえるでしょう。

ベビーシッターの方と事前に面談をして、人柄などの相性を確認したうえで利用開始となるため初めてでも安心して利用できます。預け先の候補のひとつとして、この機会にアプリのダウンロードからはじめてみてはいかがでしょうか。

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