ピラミッドメソッドとは。特徴や家庭での取り入れ方の工夫と利用したサービス
ピラミッドメソッドとは
幼児教育のひとつとされるピラミッドメソッドについてご紹介します。
概要
ピラミッドメソッドは、1994年にオランダ政府教育評価機構Citoによって開発された幼児教育法とされています。「自分で選択して判断ができる力を培う」ことに重きを置いており、子どもに寄り添い、子どもの意思が尊重され安心感が満たされることを大切にしているそうです。
特徴
ピラミッドメソッドには、4つの基礎概念の特徴があるとされています。「子どもの自主性」は、子どもが自分の取り巻く世の中を理解し自主的に取り組むことが大切であるといった考えのもと、子どもの養護的な要求を満たすことで、自主性が育まれるといった内容のようです。
また、子どもの自主性を育むために、子どもの要求に考慮した働きかけが必要であると考え、子どもに「寄り添うこと」を通して信頼関係を築くとともに、教育的な視点からねらいをもち幅広い教育技能で働きかけていく「保育者の自主性」も重視しているそうです。さらに、 教育的内容の基盤となる考え方として「距離をおくこと」を大切にしており、子どもの発達段階に応じて身近で具体的な取り組みから始め、少しずつ周囲の世界へと挑戦する力を促していくとされているようです。
家庭でのピラミッドメソッドを取り入れた工夫
ママやパパたちに、家庭でピラミッドメソッドを取り入れたときの工夫について聞いてみました。
遊びのコーナー分け
「目に見える形で遊びを準備しておくために、絵本やおままごとなどコーナーを分けた環境作りを心がけています。コーナーに分けることで、子どもが自主的にやりたい遊びを決めるようになりました」(30代/4歳児のママ)
遊びの種類に応じてコーナー分けを行うことで、子どもの自主性が育まれるというピラミッドメソッドの考えを取り入れた家庭があるようです。パパのなかからは、コーナー分けをして遊ぶようになり、片づけをしてから次の遊びに移る習慣が身につきやすくなったという声も聞かれました。
親子の関わりを深める
「親子の関係性を基盤に子どもの自立が促されるというピラミッドメソッドの考えに共感しました。子どもが興味をもったことを親子で取り組むことで、子ども自身も安定して遊びを楽しむようなったと感じます」(20代/3歳児のママ)
ピラミッドメソッドでは、親子の関係性を深めることも幼児教育のひとつとして大切にしているそうです。子どもと同じ目線で関わることを通じて、子どもが興味をもっていることやできるようになったことについて、理解を深めるきっかけになることもあるかもしれません。
テーマに沿った取り組み
「子どもが通うピラミッドメソッドを取り入れている幼稚園では、ひとつのテーマを掘り下げて理解を深める時間があるそうです。家庭でも疑問に思ったことを、子どもが調べたり試したりしているので探求心が育ってきているように感じます」(40代/4歳児と6歳児のパパ)
遊びを通してテーマに沿った取り組みを行うことで、知りたいことへの探求心が育まれるようです。他には、子どもが色水で遊んでいるときに「どうして色が変わるのかな?」と疑問がもてるような言葉がけをすることで、子ども自身が考えるきっかけを作れるように意識しているというママの声もありました。
幼児教育に興味のある家庭が利用したサービス
ママやパパたちに聞いた、幼児教育に興味のある家庭が利用したサービスをご紹介します。
ベビーシッターサービス
「下の子が生まれてから、上の子とじっくり関わる時間が作りにくいと感じることがあったので、ベビーシッターサービスを利用したことがあります。保育のプロの方に下の子を預けることで、上の子とゆっくり関わる時間を確保できて嬉しかったです」(30代/5カ月の赤ちゃんと4歳児のママ)
兄弟育児をしている場合、ベビーシッターサービスを利用することで一人ひとりの子どもと関わる時間を作りやすくなることもあるようです。ベビーシッターの方に育児をサポートしてもらったときに、年齢にあった接し方などの悩みを相談すると、具体的な関わり方を教えてもらえたので気持ちが軽くなったというパパの声も聞かれました。
習い事
「3歳頃からおもちゃのピアノを使った遊びを楽しむようなったので、ピアノ教室に通うようになりました。ピアノ教室を通して、まざまな曲を自分で弾けることが楽しいようで、目的をもって自宅でも練習をしています」(20代/3歳児のママ)
子どもの興味にあわせた習い事を取り入れている方もいるようです。他には、子どもが友だちや先生の前で、自分の思いを言葉にして伝えられるようになってほしいと願い、語彙力が増えたらよいのではと考え幼児教室に通うようになったというママの声もありました。
おもちゃのレンタルサービス
「年齢にあったおもちゃを使うことで、子どもが興味をもって遊ぶのではないかと考え、おもちゃのレンタルサービスを活用しました。自宅にあるおもちゃを把握し、家庭にあったおもちゃについて個別にプラン立てしてもらえるので子どもも飽きずに楽しめています」(20代/2歳児のママ)
おもちゃのレンタルサービスを利用を通して、子どもの遊びに広がりがもてるケースもあるようです。レンタルサービスのおもちゃを、コーナーで分けて取り入れることで遊び方に変化が生まれることもあるかもしれません。
ピラミッドメソッドとは幼児教育の考え方のひとつ
ピラミッドメソッドとは、子どもの主体性を大切にし、自立的な学び大切にする幼児教育の考え方のようです。家庭でのピラミッドメソッドの取り入れ方の工夫では、遊びのコーナー分けや、親子の関りを深めるなどの意識をしているママやパパもいました。
幼児教育に興味のある家庭が利用したサービスでは、習い事やおもちゃのレンタルサービスの他に、ベビーシッターサービスを利用して子どもとの関わりをよりよい時間になるようにしている方もいるようです。ピラミッドメソッドは幼児教育の考え方のひとつと捉え、家庭の子育て方法にあわせて取り入れてみるのもよいですね。
幼児教育のサポートがほしいときは「キズナシッター」も
幼児教育に興味があるママやパパのなかには、「子どもとの関わり方を知りたい」「一人ひとりの子どもとゆっくり関わりたい」といった場合もあるようです。子育てのサポートがほしいときには「キズナシッター」を活用してみてはいかがでしょうか。
キズナシッターは、保育士や幼稚園教諭、看護師といった国家資格所有者のみが登録できるベビーシッターサービスです。保育の経験を活かしたベビーシッターの方によるシッティングのなかには、幼児教育のメソッドについて知識を身につけたベビーシッターの方も登録しています。
依頼するベビーシッターは、専用のアプリを使い、ベビーシッターの方の顔写真やプロフィール、レビューなどを確認しながら家庭の要望に応じてを選ぶことが可能です。子どもの預け先以外にも、子育てを支えるパートナーとして、キズナシッターの会員登録から始めてみてはいかがでしょうか。
スマホ版・ベビーシッターさん検索はこちら
お住まいのエリアからシッターさん検索が可能です♪
※実際のご予約依頼はアプリからお願いします。
KIDSNAシッターのご利用方法
ご利用の流れ
KIDSNAシッターのアプリより、保護者さまとお子さまの情報を登録します。事務局で確認後、審査結果をメール通知します。審査が完了したらシッターへの依頼ができるようになります。
シッター探し
審査を待つ間にシッターを探しておきましょう。アプリの検索画面からご希望条件・日時を設定し絞込検索ができます。お気に入りのシッターをアプリ上で保存しておくこともできます。
面談依頼を送る
面談依頼を
送るシッターの
見積りを待つ見積りを承認
(依頼確定)初めてのシッターとは1時間の面談を行い、お預かり内容や保育方針の確認をし、お子さまと慣れてもらいます。面談には1時間分の料金が発生します。面談依頼を送ると見積りが届くので、確認して依頼を確定します。
- 面談依頼を送るとメッセージのやりとりが可能になります。
シッティング依頼を送る
シッティング
依頼を送るシッターの
見積りを待つ見積りを承認
(依頼確定)面談依頼を送ったら、続いてシッティング依頼を送ることができます。シッターから見積もりが届いたら、内容を確認して依頼を確定します。
面談・シッティング当日
当日、シッターは5分~10分前を目安に到着するので、ご家庭のルール、お預かりの注意事項、鍵の扱い、緊急時の対応方法など必要事項をお伝えください。
完了後の決済/レビュー
面談・シッティング完了後、シッターからシッティング報告書が届きます。内容をご確認いただけましたら、決済ボタンを押してください。事前にご登録いただいたクレジットカードでのお支払いになります。
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