共働き夫婦の子育て支援制度やサービスには何がある?ママやパパたちに聞く上手な活用法

共働き夫婦の子育ての悩み
保育園の増設や育児休業の拡充などの環境整備が進み、仕事と家庭を両立しやすくなってきたことを背景に、共働き世帯はますます増加しているといわれています。そのようななかで、共働きをしているママやパパは、子育てにおいてどのようなことが気になっているのでしょうか。まずは、子育ての悩みについて聞いてみました。
共働き家庭のママやパパは、保育園へのお迎えや放課後の子どものすごし方などが気になっているようです。残業で帰りが遅くなるときや休日出勤するときなどに、子どもを預けられる子育て支援制度やサービスがあると助かるかもしれません。
共働き夫婦が利用している子育て支援制度
このような悩みを抱えている共働き夫婦が、現在利用できる子育て支援制度にはどのようなものがあるのでしょうか。実際に、共働きをしているママやパパたちが利用している制度を聞いてみました。
延長保育
フルタイムの共働き夫婦の場合、保育園の延長保育を利用する世帯は、前述したような状況から年々増加の傾向にあるようです。延長保育では異年齢の子どもたちとも交流ができるため、年長になった子どもが自然に小さな子どものお世話をするようになったというママの声もありました。
延長保育を利用するには、勤務証明など延長保育が必要なことを証明する書類を自治体へ提出しなければいけない場合がほとんどでしょう。また、入園前に行なわれる保育園との面談の際にも園側から延長保育が必要かどうか聞かれるケースがあるため、勤務形態についてもしっかり答えられるよう準備しておくとよいかもしれません。
出典:保育を取り巻く状況について/厚生労働省ファミリー・サポート・センター
ファミリー・サポート・センターは地域の子育てを支援する相互援助活動を行なう支援サービスです。具体的には、保育施設までの送迎をはじめ、保護者の病気・急用、冠婚葬祭、きょうだいの学校行事などの際に子どもを預かってもらうことができるようです。援助を受けたい方はセンターに申し込み、会員になることで利用することができます。
利用したことがあるママのなかからは、保育園がお休みになる祝日や長期休みなどにも利用しやすいという声がありました。
病児保育
病児保育とは、保護者の代わりに病気の子どもを預かる保育サービスのことをいいます。一般的に、風邪による発熱などで保育施設や学校に通えない子どもを持つママやパパが利用できるようです。ほとんどの施設で事前登録が必要となるため、余裕があるときに登録しておくと安心かもしれません。
なお、病児保育の詳細を知りたいという方はこちらも参考にしてみてください。
学童保育や児童クラブ
小学生のための学童保育や児童クラブなども、共働きのママやパパが利用しやすい支援制度かもしれません。学童保育を利用しているママのなかからは、夏休みや冬休みなどの長期休業中は、お弁当を持って1日利用できるのでありがたいという声も聞かれました。
厚生労働省の資料によると、令和4年の実施状況の調査から、利用する児童の数が過去最高を更新しているのが分かります。そのような影響から、自治体のなかには学童保育の待機児童が多いケースもあり、今後も整備の拡大が必要だといえるでしょう。
出典:令和4年(2022年) 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況(令和4年(2022年)5月1日現在)/厚生労働省シルバー人材センター事業
シルバー人材センター事業とは、定年退職者などの高齢者に、働くことを通じて地域社会の活性化や生きがいを得るための就労を提供する事業です。主に都道府県知事から指定を受けた団体が運営を行なっており、請負う内容も地域によってさまざまなようです。
このような事業のなかには、家事支援や子育て支援、一時預かりを行なっていることがあります。比較的安価で、かつ子育てを終えた祖父母世代の方にお願いできるため、安心して利用できるという保護者の声もあるようです。お住まいの地域で子育て支援があるかどうか知りたい場合は、自治体や地域のシルバー人材センターへ直接問い合わせてみましょう。
出典:シルバー人材センター事業の概要/厚生労働省共働き夫婦が利用しているサービス
ここまで共働き夫婦が利用できる子育て支援制度についてお伝えしてきましたが、共働きで毎日忙しいママやパパは、子育てのためにさまざまなサービスを活用しているようです。実際にどのようなサービスを利用しているのか聞いてみました。
ベビーシッターサービス
残業や休日出勤などで長時間家を空けるときには、子どもが家で落ち着いてすごせるようにベビーシッターサービスを利用するのもよいかもしれません。定期的に利用している家庭のなかからは、子どもの性格なども理解してもらえて預けやすいという声もありました。
ベビーシッターに関する以下の厚生労働省の資料でも、利用するときの理由として「仕事」と答えた方が一番多いことが分かります。共働き夫婦にとって、自宅で子どもをみてもらうことができるサービスは心強い味方になってくれそうです。
出典:ベビーシッター事業の現状と課題/厚生労働省家事代行サービス
子育ての時間をしっかりとるため、仕事が忙しい時期に家事代行サービスを利用しているママがいました。共働きをしていると家事が溜まってしまい、なかなか子どもとすごす時間がとれないと悩んでいる方や、家事代行サービスに興味はあるけどまだ利用したことがないという方も、思いきって利用してみることで家事の負担から解放されて心と体に余裕ができ、家族団らんの時間をより楽しめるようになるかもしれません。
子育てタクシー
子育てタクシーのサービスには、通園や通学、通塾などの子どもの送迎などもあるようです。サービス内容はタクシー会社によってさまざまなので、事前に確認しておくとスムーズに利用できそうです。
サブスクサービス
定額料金を払うことで一定期間サービスを利用できる、サブスクリプションサービスも共働き世帯には人気のようです。ほかにも、出張料理作り置きサービスや最新家電の利用サービスなど、さまざまなサービスがあるようなので、自分の家庭にぴったりなものを見つけてみてはいかがでしょう。毎日のアイロンがけが負担になっているというママからは、月初に20着のワイシャツが届くサービスを利用しているという声もありました。
子育て支援制度やサービスの利用方法
共働き家庭に便利な子育て支援制度やサービスがさまざまあることが分かりましたが、このような制度やサービスはどのように利用するとよいのでしょう。共働きをしているママやパパにそれらの利用方法を聞いてみました。
事前登録をしておく
共働きをしていると、会議や残業などで予定していた時間より帰宅が遅くなる場合もあるかもしれません。事前に支援内容を確認して登録しておくことで、いざというときに助かったというパパの声も聞かれました。
行政と民間のサービスを併用する
行政と民間の子育て支援サービスを併用すると、ママやパパも働きやすいかもしれません。平日は保育園の延長保育とファミリー・サポート・センター事業を利用し、休日は家事代行サービスを利用しながら子育てをしているという共働き家庭もあるようです。
子育て支援制度やサービスをじょうずに利用しよう
共働きをしているママやパパのなかには、保育園の延長保育や小学校の学童保育などを利用して子育てをしている方もいるようです。残業が続いたり休日出勤したりする場合に備えて、利用できそうなサービスを調べて事前に登録しておくと安心かもしれません。
自分の家庭にどのようなサポートが必要か考えながら、生活シーンにあわせて子育て支援制度やサービスを上手に利用できるとよいですね。
「キズナシッター」は共働きのママやパパをサポートします
共働きをしながら子育てをしているママやパパのなかには「残業で遅くなるときに子どもを保育園にお迎えに行ってもらいたい」「休日出勤になったので半日子どもを預かってほしい」という方もいるかもしれません。このように、子育てのサポートが必要だと感じたときは、0歳から12歳までの子どもが対象の「キズナシッター」を活用してみてはいかがでしょうか。
キズナシッターは、保育士や幼稚園教諭、看護師といった国家資格所有者がシッティングを行なっています。経験豊かなベビーシッターがママやパパたちに寄り添いながら子どもの保育に取り組みます。
専用のアプリから会員登録やベビーシッターの検索、シッティングの依頼や料金の支払いまで行なえるので、共働き家庭のママやパパにも使いやすいといえるでしょう。リフレッシュ目的でも気軽に利用しやすいキズナシッターをこの機会にぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
スマホ版・ベビーシッターさん検索はこちら
Click!詳しくはこちらお住まいのエリアからシッターさん検索が可能です♪
※実際のご予約依頼はアプリからお願いします。
KIDSNAシッターのご利用方法
ご利用の流れ
KIDSNAシッターのアプリより、保護者さまとお子さまの情報を登録します。事務局で確認後、審査結果をメール通知します。審査が完了したらシッターへの依頼ができるようになります。
シッター探し
審査を待つ間にシッターを探しておきましょう。アプリの検索画面からご希望条件・日時を設定し絞込検索ができます。お気に入りのシッターをアプリ上で保存しておくこともできます。
面談依頼を送る
面談依頼を
送るシッターの
見積りを待つ見積りを承認
(依頼確定)初めてのシッターとは1時間の面談を行い、お預かり内容や保育方針の確認をし、お子さまと慣れてもらいます。面談には1時間分の料金が発生します。面談依頼を送ると見積りが届くので、確認して依頼を確定します。
- 面談依頼を送るとメッセージのやりとりが可能になります。
シッティング依頼を送る
シッティング
依頼を送るシッターの
見積りを待つ見積りを承認
(依頼確定)面談依頼を送ったら、続いてシッティング依頼を送ることができます。シッターから見積もりが届いたら、内容を確認して依頼を確定します。
面談・シッティング当日
当日、シッターは5分~10分前を目安に到着するので、ご家庭のルール、お預かりの注意事項、鍵の扱い、緊急時の対応方法など必要事項をお伝えください。
完了後の決済/レビュー
面談・シッティング完了後、シッターからシッティング報告書が届きます。内容をご確認いただけましたら、決済ボタンを押してください。事前にご登録いただいたクレジットカードでのお支払いになります。
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