保育園と自宅保育で悩む理由。それぞれのメリットやデメリットと自宅保育の工夫
どれくらいの家庭が自宅保育を選んでいる?
内閣府が公開している資料「こども・子育ての現状と若者・子育て当事者の声・意識」では、2022年の調査で未就園児の自宅保育の割合を確認することができます。
両親が育児休暇を取得できる1歳児未満では84%の家庭が自宅保育を選んでいますが、1歳児で55%、2歳児でも49%という数字になっており、育児休暇の延長期間が終了した年齢でも、約半数ほどの家庭が自宅保育を選択していることがわかります。
0歳児から2歳児の総計でみても、約60%(約182万人)の子どもが自宅保育で育っているようです。
これらのデータからは、就学前の子どもに対する家庭の保育スタイルの多様化が見てとれます。家庭の状況などによって、それぞれの家庭で自宅保育を柔軟に取り入れていることがわかりますね。
保育園と自宅保育で悩む理由
保育園での集団保育と自宅保育で悩む家庭に、気になるポイントを聞いてみました。
子どもの年齢
子どもが小さいときは、初めて歩いたり言葉を声にしたりと、成長の瞬間が突然やってくるものです。そのため、自宅保育を行ない子どもの成長を近くで見たいと考える方も多いようです。
一方で、仕事の関係や待機児童の問題など、今後のことを踏まえると、どちらを選択するか悩んでしまう方もいるようです。
集団生活の経験
自宅保育を行っている方のなかには、保育園や幼稚園に預けるからこそ体験できる集団生活の経験に魅力を感じている方もいるようです。
集団生活では、同年齢の友だちと関わったり、生活習慣や日頃のマナーなどを学ぶ機会になったりと、普段の生活とは違う環境だからこその経験があるのではないかと感じている方もいるようです。
保育環境
自宅で保育を行なうと、子どもは慣れ親しんだ環境で安心して過ごすことができます。しかし、保育園に通うことで、より多様な活動や外遊びの機会を得ることができるでしょう。
保育園には専用の遊具や広いスペースが用意されていることが多いため、家では体験できないような遊びや体験ができることが魅力です。一方で、家庭では子どもが落ち着いて過ごせる利点もあり、保護者の方はどちらがよいか悩むことが多いようです。
経済的な問題
幼児教育・保育の無償化制度により、3歳から5歳児クラスの保育料がかからなくなりました。住民税非課税世帯以外の0歳から2歳児が保育園に通う場合は、引き続き保育料が必要なため、経済的な理由から今後の方針に悩みを抱えている方もいるようです。
自宅保育のメリットとデメリット
自宅保育を行なっている方がどのような部分にメリットを感じているのか、気になる方もいるかもしれません。自宅保育を行なっているママ・パパたちに、メリットとデメリットを聞いてみました。
メリット
子どもの成長過程を間近で見られることや、子どものペースを尊重した関わりをもつことをメリットと感じる家庭があるようです。中には、保育料がかからないため、将来の教育費の貯蓄につながるとの声も聞かれました。
デメリット
遊びの幅や自分の時間づくりに課題を抱えるママがいるようです。自宅保育でママにストレスが溜まっているのではないかと心配するパパの声もありました。
保育園での集団保育のメリットとデメリット
保育園を利用している家庭がどのような部分にメリットを感じているのか、気になる方もいるでしょう。ママ・パパたちに聞いた、集団保育のメリットとデメリットを紹介します。
メリット
集団生活を通した経験や給食の提供は、保育園の魅力といえるでしょう。共働き家庭のなかからは、仕事に集中する時間と子どもと関わる時間にメリハリをつけやすいとの声も聞かれました。
デメリット
感染症の心配のほか、成長を感じるタイミングに立ち会えなかったことをデメリットと感じるママやパパがいました。ママのなかからは、保護者会が活発な園では活動が大変だという声も聞かれました。
自宅保育をするときに工夫したこと
ママ・パパたちに、赤ちゃんや子どもを自宅保育するときに工夫したことを聞いてみました。
情報収集して遊びの幅を広げる
遊びの幅を広げるために、インターネットで情報収集したママがいるようです。ほかには、遊びを紹介する動画を見たり、ペーパークラフトをダウンロードしたりと、家庭で行ないやすい遊びを取り入れたという声もありました。
ベビーシッターなどを活用する
ベビーシッターサービスや地域の一時保育を活用しているママもいました。ほかには、ファミリー・サポート・センターを利用すると、普段は自宅保育をしながらでも自分の時間が作りやすいというママ・パパたちの声も聞かれました。
自宅保育のメリットやデメリットを知って検討しよう
保育園と自宅保育で迷う理由は、家庭環境や子どもの年齢によってそれぞれ違いがあるようです。0歳から2歳児の場合、何歳まで自宅保育を続けようか検討する家庭もありました。
保育園と自宅保育にはそれぞれメリットとデメリットがありそうですが、ママ・パパたちは、各家庭における重要度や優先度に応じて保育の場を選択しているそうです。
子どもが好きな遊びを家庭でも取り入れたり、いざというときに預け先を確保したりできるとよいですね。
出典:こども・子育ての現状と若者・子育て当事者の声・意識/内閣府
悩んだときには保育のプロのサポートを「キズナシッター」の活用
自宅保育を始めようと考えている方のなかには、子どもとの過ごし方や、年齢や性格に合った関わり方について悩みを抱えることがあるかもしれません。そのようなときには、保育のプロが育児のサポートを行なうベビーシッターサービス「キズナシッター」を検討してみてはいかがでしょうか。
キズナシッターに登録しているベビーシッターは、保育士や幼稚園教諭、看護師など、子どもに関わる資格を全員が所有しています。そのため、専門知識が身についており保育現場での経験豊富な方が多いのが特徴です。
利用者のなかには、保護者が在宅中にキズナシッターに依頼をし、保育のプロならではの子どもとの関わりを学んだり、普段と違った自宅保育を行なったりと、柔軟に自宅保育を楽しんでいる方もいるようです。
また、ベビーシッターの選択は利用者自身が行なうことができます。キズナシッターは全員が有資格者のため、子どもの年齢に合わせて担任経験者を選んだり、家庭の方針に応じてモンテッソーリ教育やシュタイナー教育などの経験者を選んだりすることも可能です。
利用時には選択したベビーシッターと事前面談を行なうため、どのような保育を行ないたいか、こんな悩みを抱えているなど、直接相談しながらシッティング内容を決めていくこともできるでしょう。
もちろん、保育園を利用する方でも、育児の息抜きや送迎のサポートなどに活用いただけます。保育のサポートを依頼したいと感じたときに気軽に活用できるよう、専用アプリを活用して会員登録から始めてみてはいかがでしょうか。
スマホ版・ベビーシッターさん検索はこちら
お住まいのエリアからシッターさん検索が可能です♪
※実際のご予約依頼はアプリからお願いします。
KIDSNAシッターのご利用方法
ご利用の流れ
KIDSNAシッターのアプリより、保護者さまとお子さまの情報を登録します。事務局で確認後、審査結果をメール通知します。審査が完了したらシッターへの依頼ができるようになります。
シッター探し
審査を待つ間にシッターを探しておきましょう。アプリの検索画面からご希望条件・日時を設定し絞込検索ができます。お気に入りのシッターをアプリ上で保存しておくこともできます。
面談依頼を送る
面談依頼を
送るシッターの
見積りを待つ見積りを承認
(依頼確定)初めてのシッターとは1時間の面談を行い、お預かり内容や保育方針の確認をし、お子さまと慣れてもらいます。面談には1時間分の料金が発生します。面談依頼を送ると見積りが届くので、確認して依頼を確定します。
- 面談依頼を送るとメッセージのやりとりが可能になります。
シッティング依頼を送る
シッティング
依頼を送るシッターの
見積りを待つ見積りを承認
(依頼確定)面談依頼を送ったら、続いてシッティング依頼を送ることができます。シッターから見積もりが届いたら、内容を確認して依頼を確定します。
面談・シッティング当日
当日、シッターは5分~10分前を目安に到着するので、ご家庭のルール、お預かりの注意事項、鍵の扱い、緊急時の対応方法など必要事項をお伝えください。
完了後の決済/レビュー
面談・シッティング完了後、シッターからシッティング報告書が届きます。内容をご確認いただけましたら、決済ボタンを押してください。事前にご登録いただいたクレジットカードでのお支払いになります。
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