子育て

母子相互作用とは?必要な理由や母と子の愛着関係を育むためにできること

母親と子の絆を育むうえで大切な「母子相互作用」とはどのような意味があるのでしょうか?聞き慣れない言葉のため、疑問に感じるママやパパもいるかもしれません。今回は母子相互作用の概要や必要な理由について詳しく解説します。また、母子相互作用の機会を増やすために気をつけたことも先輩ママから聞いてまとめました。

 

母子相互作用とは

母親に対して赤ちゃんが泣いて何かを伝えたり、母親が赤ちゃんのメッセージを感じ取って接したりする相互のやり取りを「「母子相互作用」と呼びます。

 

母親が赤ちゃんを抱っこしたりおんぶしたり、添い寝などをする中でお互いが影響しあうと母子相互作用が促進されて、母親と子の絆が育まれていくといわれています。

母子相互作用はなぜ大切?

母子相互作用は母と子の関係にとって重要な役割があるようです。その理由について詳しく見ていきましょう。

母と子の愛着関係を育む

母親の中には、赤ちゃんに対して出産後すぐに「かわいい」「愛おしい」と思えない方もいるようです。

 

中には初めての子育てに不安を感じて、心に余裕がもてない方もいるかもしれません。

 

しかし、赤ちゃんにおっぱいをあげたり、おむつを替えたりとお世話をする中で母子相互作用の機会が増えることで、自然に愛情が湧くことが多いため、愛着関係の形成に役立つといわれています。

 

愛着形成についての詳しい記事はこちらです。

母親が我が子への愛情を感じる機会が増える

母親は母子相互作用を通して赤ちゃんへの愛情が日に日に深まり、子育ての楽しさやうれしさを感じていくことでしょう。

 

自分の言動や行動に対して、赤ちゃんからの反応が返ってくるとよろこびを感じ、赤ちゃんと過ごす時間がかけがえのないものとなっていくのかもしれません。

ママが母子相互作用の機会を増やすためにできること

母子相互作用の機会を増やすためにどのようなことを意識したのか、ママに聞いてみました。

スキンシップを意識する

赤ちゃんを抱っこしたり手をにぎったりして、肌にふれ合う時間を大切にしています。私がお腹や背中をさすると、にこっと笑顔を見せてくれます。かわいくて仕方ありません。(30代/8カ月のママ)

 

沐浴したりおっぱいをあげたりするたびに頭や頬をなでると、うれしそうに身体を動かしてくれます。初めての育児で心配になることも多いですが、赤ちゃんにふれていると安心できてホッとします。(40代/6カ月のママ)

 

母子相互作用において母と子のスキンシップは大切だといわれています。抱っこや添い寝はもちろん、手遊びやベビーマッサージなどのスキンシップを図る機会を増やすとよさそうです。

声かけを大切にする

赤ちゃんと接しているときは目を見つめて『今日はたくさんお昼寝したかな?』「お腹は空いていないのかな?』と話しかけるようにしています。たまに『う〜』『あ〜』と声を出して反応してくれることもあるので、うれしくなります。」(20代/5カ月のママ)

 

赤ちゃんに『おはよう』『今日もかわいいね』とたくさん話しかけて、やり取りを楽しんでいます。生後すぐは沐浴中によく泣いていたのですが、私が声をかけながら身体を洗うと泣き止んで、笑ってくれるようになりました。(40代/3カ月のママ)

 

母親が優しく語りかけると、赤ちゃんも安心して過ごすことができそうです。さまざまな場面での声かけを意識して、赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しめるとよいですね。

母子相互作用の機会を増やす!ママと赤ちゃんが楽しめる遊び

stock.adobe.com/YUTO PHOTOGRAPHER


 

続いて、母子相互作用の機会を増やすママと赤ちゃんが楽しめる遊びを紹介します。

わらべうた

わらべ歌は、昔から日本で歌い継がれている、子どもの生活や遊びの中からうまれた歌です。

 

短い曲が多く、覚えやすい歌がたくさんあります。

 

<赤ちゃん向けわらべ歌>

おすわりやっせ

にぎり・ぱっちり

だんごだんご

おてぶしてぶし

もちっこやいて

ぼうがいっぽん

おふねがぎっちらこ

おおなみこなみ

 

歌いながら赤ちゃんの手を握ったり背中をさすったりして、ふれ合いを楽しめるとよいですね。

手遊び

手遊びとは、歌の歌詞に合わせて手や指などを動かして楽しむ遊びです。

 

道具いらずなので、ご家庭で取り入れやすいでしょう。

 

<赤ちゃん向け手遊び>

コロコロたまご

のぼるよコアラ

りんごのうた

さかながはねて

あたま・かた・ひざ・ポン

 

歌に合わせてリズミカルに赤ちゃんの身体にふれてみましょう。

 

赤ちゃんが泣いているときも手遊びをすれば、気がそれて泣き止んでくれることがあるかもしれません。

 

この他にもいっしょにおもちゃで遊ぶなど日常的にさまざまな遊びを取り入れて、母子相互作用の機会を増やせるとよいですね。

母子相互作用について知り、子育てを楽しもう

母子相互作用は、ママと赤ちゃんの愛着関係を育むうえで必要な役割を果たします。

 

赤ちゃんとスキンシップを図ったり、積極的に声をかけたりしてやり取りを楽しめるとよいですね。

 

ただ、中には「夜泣きがひどくて疲れ気味…」「少しだけでいいから自分の時間が欲しい」と子育てに悩みを抱えるママやパパもいるかもしれません。

 

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