軟飯(なんはん)はいつから?作り方や食べやすくするための工夫

軟飯とは
赤ちゃんの離乳食のお粥は、すりつぶした10倍粥から始まり、離乳食が進むにつれ少しずつ水分を減らしていきます。そのように離乳食を進めるなかで、お粥とご飯の中間にあたるのが軟飯です。
軟飯は「なんはん」と読み、水分が多いやわらかなご飯のことをいいます。お粥よりも少しかたく、ご飯よりもやわらかい状態のため「軟飯」というようです。
噛む力が未熟な離乳食期に、赤ちゃんが食べやすいメニューのひとつとして作られています。離乳食に軟飯を取り入れるのは、大人と同じ硬さのご飯をスムーズに食べられるようにするためといわれています。お粥とご飯の間に軟飯を挟むことで消化器官が発達し、赤ちゃんが硬さのあるご飯に慣れていくようです。
軟飯はいつからいつまで?
軟飯の開始の目安は、離乳食後期の後半から完了期にかけての時期といわれています。月齢でいうと、生後9カ月から1歳半頃になります。
離乳食の始めはとろとろとしたヨーグルト状につぶした10倍粥を用意し、赤ちゃんの成長にあわせて少しずつお米の粒が残っている状態に水加減を調整していきます。離乳食後期には軟飯を作り、ご飯に移行するのは1歳〜1歳半位でしょう。
ただし、離乳食の進み具合は個人差が大きく、月齢にこだわる必要はないといわれています。一度チャレンジしてみて、赤ちゃんが軟飯を上手に飲み込めず食べづらそうな様子であれば、お粥に戻してあげましょう。
軟飯を始めるときのポイント
では、軟飯を始める目安はあるのでしょうか。
以下の点をポイントに、子どもが食べている様子をよくチェックしてみましょう。
- 歯茎で食べ物を上手につぶして飲み込んでいるか
- 自ら進んでご機嫌で食べているか
ひと口ずつ与え、様子を見ながらゆっくり進められるとよいかもしれません。
【調理器具別】軟飯の作り方
続いて、「炊飯器」「鍋」「電子レンジ」といった調理器具別に、軟飯の作り方の一例を紹介します。
炊飯器
<米と水の割合>
米:水=1:2〜3
<作り方>
研いだ米と水を入れて30分ほど置いて炊飯します。
炊飯器を使用すると一度にたくさんの軟飯が作れるようです。炊飯器によっては、やわらかコースで炊くこともできるようなので、確認してみましょう。
鍋
<米と水の割合>
米:水=1:1〜1.2
<作り方>
研いだ米と水を入れて30分ほど置いた後に蓋をして強火で加熱します。
沸騰した後に蓋を少しだけずらして弱火で30分ほど加熱してから、火からおろして20分ほど蒸らせばできあがりです。
鍋で軟飯を作ると、調理途中で水加減を調整しやすいようです。
電子レンジ
<ご飯と水の割合>
ご飯:水=1:1〜1.2
<作り方>
耐熱容器にご飯と水を入れて軽くほぐしてラップをかけます。
電子レンジで4分〜5分程加熱後、5分程蒸らしたらできあがりです。
電子レンジを使用すると時間をかけずに1食ずつ作れるため、少量が必要になったときに調理しやすいですね。大人用のご飯を多めに炊いておけば、うまく活用できそうです。
どの作り方も、作る量や火力、調理器具の性能などにより、できあがりが変わってくるため、赤ちゃんの様子を見ながらご飯の量や水を適宜加減するとよいかもしれません。
軟飯を食べやすくするための工夫
では、ママやパパたちは子どもが軟飯を食べやすくするためにどのような工夫をしているのでしょうか。
水加減を調整する
赤ちゃんによって、やわらかめの軟飯が好きな子もいれば、かための軟飯が好きな子もいるでしょう。好みには個人差があるため、食べ具合によって調整するとよいですね。
おにぎりにする
ハートの形や星形のおにぎりを作るとよろこんで食べていたというママの声も寄せられました。見た目を工夫すると、いつもよりも赤ちゃんの食が進むこともありそうですね。
食材を混ぜる
軟飯にさまざまな食材を混ぜて離乳食を作るママやパパの声が届きました。赤ちゃんの好みに合わせてアレンジすると、好き嫌いをなくす方法としても効果がありそうですね。
軟飯の保存方法
離乳食作りは大変だというイメージを持っている方も少なくないかもしれません。主食となる軟飯を食事のタイミングごとに一回一回作るのは大変でしょう。
軟飯は、多めに作って冷凍保存することができるようです。清潔な容器に小分けにして冷凍すると、必要なときに電子レンジで解凍するだけなのでご飯の準備が楽になったというママの声もありました。
なお、冷凍した軟飯は1週間程度で食べ切るように注意しましょう。
軟飯をいつから開始するのかを知って離乳食を作ろう
軟飯は、お粥からご飯に変わるタイミングで離乳食のなかでも大切だといわれています。軟飯をいつから始めるかはあくまでも目安なので、赤ちゃんがうまく食べられなくても焦る必要はないでしょう。また、軟飯を開始したあとは子どもの食べ具合をよく見ながら、おにぎりにしたり食材を混ぜたりとアレンジするとよいかもしれません。炊飯器や鍋を作って、多めに作り小分けにして冷凍しておくと、調理の手間が省けそうです。
赤ちゃんのペースに合わせて、焦らずゆっくり進めていけるとよいですね。
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