子育て

ボンディングとは?子育てに悩み、形成が難しい場合の対応方法

ボンディングとは、親が子どもに対して「愛しい」「大切にしたい」などいう想いが芽生えることをいい、愛着関係の基盤となる要素です。ママやパパの中には、子どもに愛情が湧かなかったり、お世話に辛さを感じたりと苦しむ方もいるかもしれません。今回は、ボンディングの概要や形成に悩んだときの対応法を詳しく紹介します。

ボンディングとは

ボンディングとは、ママやパパが赤ちゃんに対して「大切に育てたい」「守ってあげたい」
などといった愛情や情緒的な絆のことをいいます。
 
出産後の最初の週から1年間の中で形成されるといわれています。
 
ボンディングは子どもの成長を見守るうえで愛着の基盤となるため、重要な要素のひとつでしょう。

ボンディングの形成に苦しむケースも

親になると自然と子どもを愛しいという気持ちが芽生えるはず…。
そう思っていても実際子育てをしてみると、思うようにお世話ができなかったり、愛情が湧かなかったりとボンディングの形成に苦しむママやパパもいるようです。
 
このような状況を「ボンディング障害」と呼び、赤ちゃんへの拒絶・否定的な感情に悩むケースがあります。
 
<ボンディング障害の一例>
 

「子どものおむつを替えたり、抱っこしたりとお世話することが辛いです。夜泣きもひどいので眠れず、睡眠不足に陥りました。」(30代/5カ月のママ)

 

「子どもが泣いたときに抱っこしてもなかなか泣き止まないとイライラしてしまいます。そんな自分を責めて辛くなります。」(20代/9カ月のパパ)

 
上記のように精神的に追い詰められてしまうと、前向きな気持ちで子育てに取り組めない場合もあるでしょう。
 
産後は赤ちゃんのお世話などで環境が大きく変わるため、変化に適応できないこともありそうですね。

ボンディングの形成に悩んだときの対処法

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続いてボンディングの形成に悩んだ場合、どのように対応すればよいのか、ママやパパに聞いてみました。

周囲のサポートを受ける

「子どもの夜泣きがひどくて眠れない状況が続き、抱っこすることも辛くなっていました。パパに不安な気持ちを打ち明けると、私が眠れるように家事やお世話を手伝ってくれて助かりました。」(40代/1歳児と3歳児のママ)

 

「産後、妻が精神的に辛そうだったので、義母に泊まりに来てもらいました。日中、妻は一人で赤ちゃんと過ごしていましたが、義母がいっしょにお世話をしてくれて気持ちが楽になったと話していました。」(30代/10カ月のパパ)

 
辛い気持ちを一人で抱え込み続けると、体調を崩してしまうこともありそうです。周囲に助けを求め、サポートをお願いすることも大切ですね。

自分を責めないように心がける

「赤ちゃんのお世話をしても育児書のように上手くいかないと、イライラすることが増えていました。できるだけ『自分のやり方が悪いわけじゃない』と言い聞かせていました。『まあいっか、なんとかなる』と思うようにすると、落ち込む回数が減った気がします。」(30代/7カ月のママ)

 

「自分と周りのママを比較して要領よくお世話や家事ができないことに不安を感じていました。母が『自分のペースで頑張ればいい』と言ってくれて、ホッとしたのを覚えています。自分を責めないことが大切だと気づかされました。」(20代/5カ月のママ)

 
自分の理想通りに子育てが進まないと、どう対応すればよいのか悩むこともあるかもしれません。自分ができないことに意識を向けるのではなく、頑張っている自分を認めることも大切ですね。

同じような境遇のママ・パパと悩みを共有する

「出産後、なかなか環境の変化になれなくて気分にむらがありました。離乳食を作るのも辛くなったときに、子育てサロンで友だちになったママに悩みを打ち明けました。私の話に共感してくれて、気持ちも安定しました。」(30代/2歳児と4歳児のママ)

 

「仕事が忙しく、子どものお世話まで気が回らずにイライラしていました。職場にも同じような境遇の方がいて話をしているうちに気持ちが楽になりました。仕事と子育ての両立を考えて、上手く時間の調整ができるようになりました。」(40代/5歳児のパパ)

 
似たような境遇のママ・パパに悩みを共有できると気持ちが落ち着くこともあるでしょう。
一方、「ママ友にはなかなか悩みを打ち明けられない…」「パパ友をつくるのは面倒」というママ・パパもいるようなので、自分なりの解決策を見つけることが大切ですね。

ボンディングの形成に悩みを抱いたら周囲に相談を

ボンディングは子育てするうえで愛情の基盤となるものですが、なんらかの理由で形成に問題が生じることもあるでしょう。
 
子育てで悩みを抱いたときは孤独にならないよう、周囲にサポートを求めることも必要ですね。気分が落ち込んだときはリフレッシュしたり、休息をとったりして自分自身を大切にする時間を設けましょう。

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