子育て

赤ちゃんの生理的微笑とは?いつからいつまで見られるかや表れたシーン

赤ちゃんの生理的微笑とはどのようなものなのか、いつからいつまで見られるのか気になる方もいるのではないでしょうか。生理的微笑は、赤ちゃんの生後すぐに見られる笑顔のような表情のこととされています。今回は、生理的微笑の特徴や見られたシーン、赤ちゃんとのふれあいで意識していたことについて、ママやパパたちの体験談を交えてご紹介します。

赤ちゃんの生理的微笑とは

生理的微笑とは、赤ちゃんの生後すぐに見られる笑顔のような表情のことで、新生児微笑とも言われています。ほかにも、「天使の微笑み」や「えな笑い」と呼ばれることもあるようです。

生理的微笑は反射的に起こる笑いで、面白いことや嬉しいことといった外的な刺激を受けて引き出される笑顔とは異なるようです。具体的には、「口角が横に引き上げられる」「口角とともに頬も上がる」ような表情とされています。

一説には赤ちゃんが笑顔のような表情をすることで、どのような状況であっても自分を守ってもらえるようにしている自衛本能の一つとも言われています。

ママやパパたちに、生理的微笑がいつからいつまで見られたのか聞いてみました。

いつから始まる?

「うちの子は生後3日目に生理的微笑が見られました。ほんの一瞬でしたが、笑ったように見えたことで幸せな気持ちになり、出産時のつらさが吹き飛んだのを覚えています」(20代/1歳児のママ)

生理的微笑は、生後間もない頃から始まるようです。妊娠中の健診でエコー検査をしているときに、赤ちゃんがお腹の中で笑ったような表情を見せたというママもいました。

いつまで見られた?

「赤ちゃんの生理的微笑は、生後2カ月頃までに何回か見ました。その後は、起きているときに笑うことが増え、新生児の頃のように寝ながら笑うような表情は見られなくなりました」(30代/3歳児のママ)

赤ちゃんの生理的微笑は、生後2カ月頃から徐々に見られなくなるようです。3カ月頃からは、赤ちゃんの「嬉しい」「楽しい」という感情からの笑いである「社会的微笑」が見られるようになると言われています。

生理的微笑が見られたシーン

stock.adobe.com/Ameashi


ママやパパたちに、生理的微笑が見られたシーンを聞いてみました。

ウトウトしているとき

「新生児微笑は、赤ちゃんが眠りにつく直前に何回か見られました。にっこりと笑うような表情が、たまらなく可愛く感じました」(30代/2歳児と8カ月の赤ちゃんのパパ)

赤ちゃんが眠りにつくときなど、ウトウトしているときに生理的微笑が見られやすいようです。ほかにも、眠りから目覚める少し前に生理的微笑が見られたというママやパパもいました。

寝ている最中

「うちの子は寝ている最中に、2~3秒間ほど笑うような表情を見せることがありました。これが天使の微笑みなのかと、幸せな気持ちで見ていたことを覚えています」(40代/5歳と3歳児のママ)

寝ている最中に、生理的微笑が見られたというママやパパもいました。夫婦で赤ちゃんの寝顔を見つめているときに、生理的微笑が見られてとても愛おしい気持ちになったと話す方もいました。

授乳直後

「授乳直後に、ニコッとするような表情を見せることがありました。この時期の笑いに理由はないとは知っていましたが、おいしかったのかな?と嬉しい気持ちになりました」(20代/9カ月の赤ちゃんのママ)

授乳直後に、生理的微笑が見られることもあるようです。授乳のときに口を動かしていたことから、口角が上がって笑顔のような表情を見せてくれるのかもしれません。

生理的微笑で気になったこと

生理的微笑について気になったことについて、ママやパパたちに聞いてみました。

生理的微笑を見たことがない

「生後2カ月頃まで、生理的微笑を見たことがありませんでした。その後もあまり笑わない子になるのではないかと心配になりましたが、3カ月頃からよく笑うようになったのでホッとしました」(20代/2歳児のパパ)

生理的微笑が見られるのはほんの一瞬であることが多いため、なかには一度も見られなかったというママやパパもいるようです。しかし、上でも述べたように生理的微笑は反射的なものなので、見られなかったからといって必要以上に心配することはないとされています。「見られたらラッキー」と考えていたというママやパパの声もありました。

生理的微笑が見られる時期を過ぎても笑わない

「生理的微笑は2カ月頃まで見られると聞いていましたが、その時期を過ぎても赤ちゃんが笑わないことが心配でした。うちの子、笑わないけど大丈夫かな?と不安になっていましたが、5カ月を過ぎた頃によく笑うようになりました」(40代/3歳児のママ)

一般的には生後2カ月頃から生理的微笑ではなく社会的微笑が見られるようになると言われていますが、その時期や頻度には個人差があるようです。なかなか笑わない、笑うことが少ないという場合も、一人ひとりの成長スピードが異なるのが理由と言えそうです。気になる様子が見られるときは、かかりつけの小児科などで相談してみるとよいかもしれません。

生理的微笑が見られる赤ちゃんとのふれあいで意識したこと

stock.adobe.com/yamasan


ママやパパたちが、生理的微笑が見られる赤ちゃんとのふれあいで意識したことをご紹介します。

笑顔で話しかける

「私は赤ちゃんに笑顔で話しかけることを意識していました。そうすることで、いつか赤ちゃんが自分の笑顔を認識して、笑い返してくれるかもしれないと考えていました。実際に、3カ月を迎える頃にはよく笑ってくれるようになりました」(30代/2歳児と7カ月の赤ちゃんのママ)

ママやパパの笑顔は、赤ちゃんにとって愛情や信頼を感じるサインの一つです。生理的微笑が見られる時期から笑顔で話しかける習慣をつけておくことで、社会的微笑へとつながっていくかもしれません。

たくさんスキンシップをとる

「新生児の頃から、スキンシップを多くとることを心がけていました。生理的微笑を見た後は赤ちゃんへの愛おしさがさらに増したので、スキンシップの時間をより大切にできるようになりました」(20代/1歳児の赤ちゃんのパパ)

生理的微笑が見られる時期から、スキンシップをたくさん取り入れていたママやパパもいるようでした。赤ちゃんを寝かせながらマッサージしたり、抱っこして歌を歌ったりとスキンシップをとったことで、赤ちゃんが起きているときにも徐々に笑うようになったという声も聞かれました。

生理的微笑が見られる赤ちゃんとのひとときを大切に

生理的微笑は、生後間もない頃から2カ月頃までに見られる反射的な微笑みの表情とされています。赤ちゃんがウトウトしているときや、寝ている最中に見られることが多いようです。

生理的微笑が見られる赤ちゃんとのふれあいでは、笑顔で話しかけたりスキンシップを多く取り入れたりしていたママやパパたちもいました。生理的微笑は成長すると見られなくなるとされているので、そのときだけの赤ちゃんとの時間を大切にできるとよいですね。

いざというときの預け先に「キズナシッター」を

生理的微笑が見られる時期の赤ちゃんと暮らす家庭のなかには、「気持ちに余裕をもって、笑顔で赤ちゃんに接したい」「自分の時間も作りながら、楽しく赤ちゃんと過ごしたい」といった要望をもつ方もいるようです。気持ちや時間に余裕がないと感じたときは「キズナシッター」の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

キズナシッターは、保育士や幼稚園教諭、看護師といった国家資格所有者のみが登録しているベビーシッターサービスです。保育や看護の知識や経験を活かしたベビーシッターの方によるシッティングは、子どもだけでなくママやパパの気持ちにも寄り添ったものとして好評を得ています。

利用を希望する前日の予約にも対応しているため、赤ちゃんを預けて自分の時間を作りたいと感じたときにも利用しやすいでしょう。キズナシッターを上手に活用し、気持ちに余裕をもちながら子育てを楽しんでみてはいかがでしょうか。

スマホ版・ベビーシッターさん検索はこちら

https://sitter.kidsna.com/

お住まいのエリアからシッターさん検索が可能です♪
※実際のご予約依頼はアプリからお願いします。

キズナシッターアプリAppstore
キズナシッターアプリAndroid

ページ上部へ戻る
シッター希望の方向けの記事はこちら