子育て

新生児が泣く理由とは?考えられる原因とママやパパたちが試した対処法

新生児期の赤ちゃんが泣くとき、理由がわからずどのように対応してよいのかわからないママやパパもいるのではないでしょうか。中には、理由なく夕方の時間帯に激しく泣き続ける黄昏泣きをする赤ちゃんもいるようです。今回は、新生児がなぜ泣くのかやママやパパたちが試した対処法、黄昏泣きの特徴をご紹介します。

新生児が泣く理由

新生児は、自分の状態や要求を泣くことで伝えると言われています。泣く理由はさまざまあるとされていますが、その原因として考えられるものをご紹介します。

オムツが汚れている

新生児が泣く理由として代表的なものに、オムツが汚れていることがあげられます。この場合は、速やかにオムツを替えることで泣き止むかもしれません。

ただし、紙オムツの場合は新生児が気持ち悪さを感じにくいこともあり、泣かないこともあるようです。そのままオムツを替えずにいると、肌トラブルに発展する可能性もあるため、なるべくこまめにチェックして交換するとよさそうです。

お腹が空いている

新生児は「お腹が空いた!」と訴える代わりに泣くこともあるかもしれません。口に触れたものを吸い付くようなしぐさをすることがサインになることもあるようです。

新生児が授乳中に泣く場合は、授乳がうまくいっていないことも考えられます。向きを変えたり、抱き方を変えたりして、授乳方法を確認するとよいかもしれません。

授乳後にゲップが出ない

授乳後にゲップが出ない不快感も、新生児が泣く理由の一つとしてあげられます。赤ちゃんは自分でゲップができないため、お腹の苦しさから泣くこともあるようです。授乳後は背中をやさしくポンポンと叩いたり、さすったりしてゲップを促すとよいかもしれません。

眠いのに眠れない

眠いのに眠れない環境だと、新生児が泣くこともあるようです。部屋が暑すぎたり寒すぎたりしないかチェックして、快適な室温に調節するとよいかもしれません。また、明るすぎやうるさすぎといった原因から眠れないケースもあげられます。新生児がぐっすり眠れる環境を整えることがポイントの一つです。

体の具合が悪い

新生児がどこかにケガをしていたり、肌がかぶれたりしているのも泣く理由としてあげられます。発熱など体調不良の場合も同じようです。高熱や下痢によって泣いている場合や、顔色が悪いなどの様子が見られた場合は、病院を受診するとよいかもしれません。

新生児が泣いているときの対処法

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ママやパパたちに、新生児が泣いているときに試した対処法を聞いてみました。

オムツ替えや授乳をする

「赤ちゃんが泣いているときは、まずオムツ替えをしてから、授乳をしていました。多くの場合は、その方法で泣き止みました」(40代/3歳児と9カ月の赤ちゃんのママ)

まずは新生児の泣く理由として代表的な、オムツの不快感や空腹感を取り除くことで対処していたママやパパもいるようです。欲求が満たされて快適になれば、泣き止むこともあるかもしれません。

体の状態を確認する

「赤ちゃんが泣いているときは、おむつかぶれがないか、汗で服が濡れていないかなど、体の状態をよくチェックしていました。泣くときに呼吸が苦しそうな場合は、鼻の中にゴミが溜まっていないかも見ていました」(30代/1歳児のパパ)

体の不調を訴えることも新生児の泣く理由としてあげられるため、体の状態を確認していたママやパパもいました。肌着が汗で濡れていたため、着替えさせたら泣き止んだという声もありました。

赤ちゃんをあやす

「泣く理由がオムツでもミルクでもなかったときは、抱っこして背中をトントンしたり、おくるみで包んだりしてあやしていました。うちの子の場合は、子守歌を歌うと泣き止むことが多かったです」(20代/11カ月の赤ちゃんのママ)

新生児が泣いているときは、あやして落ち着かせることも一つの方法かもしれません。他には、赤ちゃんの耳元で「シー」という音を出したり、ビニール袋をクシャクシャさせる音を聞かせたりしてあやしていたというママやパパもいました。

赤ちゃんから少し離れる

「いろいろな方法を試してみても赤ちゃんが泣き止まないとき、どうしてもイライラしてしまうことがありました。そんなときは赤ちゃんをベビーベッドに寝かせてから、別室へ行って気持ちを落ち着かせていました。一息つくことで、また穏やかに赤ちゃんと接することができました」(40代/4歳児と2歳児のママ)

新生児がどうしても泣き止まず、イライラしたりつらくなったりしたら、赤ちゃんを安全な場所に寝かせてその場を離れていたママやパパもいるようです。家族やパートナーに抱っこを代わってもらい、少しの間離れてお茶を飲むなどしてリラックスすると、また落ち着いてあやすことができたという声もありました。

新生児が泣く理由がわからないときに考えたい「黄昏泣き」の可能性

新生児が生後2週間を過ぎた頃から、はっきりとした原因もなく夕方から夜にかけて泣くことを、黄昏泣き(コリック)と呼ぶようです。1日に3時間かそれ以上、または1週間に3日かそれ以上、激しく泣き続けるのが特徴とされています。いつまで続くかは個人差がありますが、一般的に生後6~8週間にピークを迎え、生後3~4カ月頃から徐々に落ち着いていくと言われています。

黄昏泣きに明確な理由はないとされていますが、生まれてから少し経ち、赤ちゃんが光や音の感覚を知覚できるようになったことが原因ではないかという説もあります。刺激に敏感になることで眠りにくくなったり、泣いてしまったりするようになると言われています。

新生児期に黄昏泣きを経験したママやパパたちに、どのような様子だったか聞いてみました。

夕方の時間に突然泣き出す

「うちの子は、まるで体の中に時計があるかのように、夕方の時間になると突然泣き出しました。生後3週間頃から始まり、6カ月頃まで続いたのを覚えています。その間は毎日のように続く黄昏泣きの対応に疲れていました」(20代/10カ月の赤ちゃんのママ)

夕方の時間になると、スイッチが入ったように泣き出すのも黄昏泣きの特徴の一つです。家族が家事や仕事で疲れている時間帯に泣き出すため、対応が大変だったというママやパパの声も聞かれました。

あやしても泣き止まない

「黄昏泣きをしているときは何をしても泣き止まないという状態でした。いろいろな方法を試してもダメなときは、抱っこして背中を
さすり続けていました」(40代/2歳児と7カ月の赤ちゃんのパパ)

黄昏泣きで泣いているときは、通常の泣きへの対応では泣き止まないこともあるようです。ママやパパの中には、普段のあやし方で泣き止まないときのために、音の出るグッズなどを用意していたという方もいました。

数時間単位で泣き続ける

「うちの子が新生児の頃、夕方から夜中まで4時間以上泣き続ける日がありました。夫と交代であやしして、なんとか夜間を乗り切っていました」(30代/11カ月の赤ちゃんのママ)

黄昏泣きは、3時間以上泣き続けることも特徴としてあげられます。長時間にわたって泣くときは、パートナーや家族と交代しながら抱っこしたりお世話をしたりしていたという声もありました。

新生児が泣く理由に悩んだときは誰かのサポートを

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新生児期に泣く理由として、オムツが汚れていたりお腹がすいていたりすることがあげられます。赤ちゃんが泣き始めたら、抱っこしてあやしたり、体の様子をチェックしたりするとよさそうです。原因がわからず泣き続ける場合は、黄昏泣きの可能性もあるかもしれません。泣く理由がわからないときは対応に困ることもあるかもしれませんが、誰かのサポートを受けることも検討しながら、新生児の泣きにつきあっていけるとよいですね。

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