湯冷ましとは。作る前に意識したことや作るときに心がけたこと
湯冷ましとは
赤ちゃんが生まれてから湯冷ましという言葉を初めて聞いたという方もいるのではないでしょうか。湯冷ましとはどのようなものなのかご紹介します。
湯冷ましとは、水を沸騰させたお湯を冷ましたものを指すといわれています。湯冷ましは、赤ちゃんが汗をかいているときなど、母乳や粉ミルクの量が減らない程度に湯冷ましをあげることで水分補給の役割もあるとされているそうです。
湯冷ましを作る前に意識したこと
湯冷ましを作る前にどのようなことを気をつけたのか、ママ・パパたちに聞いてみました。
水の種類
「赤ちゃんが飲むものなので、水の種類を確認していました。水道水または軟水を選び、湯冷ましを作る場合に活用していたことを覚えています」(20代/2歳児のママ)
湯冷ましを作る前に、水の種類を意識していたママがいるようです。日頃からミネラルウォーターを飲んでいるパパのなかからは、赤ちゃん用に軟水のミネラルウォーターを購入して湯冷ましに取り入れたとの声も聞かれました。
量
「湯冷ましは1日しか保存できないので、作り過ぎないように気をつけています」(30代/1歳児のママ)
赤ちゃんが飲む量を意識して、1日に使い切れる量を作るとよさそうです。翌日に残っていたときは再沸騰せず、飲み切れなかった分は捨てていたというパパもいました。
保存容器
「湯冷ましを保存するときは、シンプルな構造の保存容器を使っていました。スポンジが入りやすい広めの口だと洗いやすく、清潔に保ちやすかったです」(30代/1歳児のママ)
洗いやすい保存容器を用意しておくと、洗うときの手間がなく活用しやすいかもしれません。魔法瓶に保存しておくと温度を保ちやすかったので、赤ちゃんに飲ませたいと思ったときに対応しやすかったという家庭もありました。
湯冷ましを作るときに心がけたこと
ママ・パパたちに聞いた、湯冷ましを作るときに心がけた内容をご紹介します。
加熱時間
「水道水を使う場合には、加熱時間が10分以上になるように気をつけていました。水道水の塩素が抜けるように、やかんの蓋は外していました」(20代/2歳児のママ)
沸騰するときに、十分な加熱時間を意識したママがいるようです。加熱時間が長くなるため、笛吹きタイプのやかんを使用する場合には、注ぎ口についている笛を外しておくと、沸騰時の音がうるさいといったトラブルが少なかったとの声も聞かれました。
冷まし方
「沸騰したお湯を冷ますときは、耐熱容器に入れた状態で涼しいところにおいておきました。早く冷ましたいときは、氷水を入れたボウルに、お湯の入った耐熱容器を入れて対応していました」(30代/1歳児と4歳児のママ)
冷ます場合は、直接氷などを入れないように気をつけたほうがよさそうです。熱いままストローマグに入れて冷ますと、赤ちゃんにあげるときに中身が飛び出して大変だったとの声も聞かれたので、十分冷ましてから蓋を閉めるとよいかもしれません。
温度
「赤ちゃんが口に含んだときに飲みやすいように、体温ぐらいの温度を意識して冷ましていました。赤ちゃんが飲むときに熱くないか、再度確認してから飲ませるようにしていたことを覚えています」(30代/2歳児のパパ)
赤ちゃんや子どもが飲んだときに熱すぎるといったトラブルがないよう、あげる前に直接確認することも大切かもしれません。湯冷ましとはどのくらいの温度がよいのか気になったというママのなかからは、デジタル温度計があると温度がわかりやすかったとの声が聞かれました。
量
「汗をかいているときや乾燥が気になるときに、湯冷ましをあげています。たくさん飲ませてしまうと、母乳を飲むときに影響があると感じたので口のなかを潤す程度にしました」(30代/10カ月の赤ちゃんのママ)
水分補給は母乳でも可能なため、授乳に影響がないような量を意識するとよさそうです。粉ミルクで授乳しているママのなかからは、粉ミルクは頻繁にあげると赤ちゃんに負担があると聞いていたので、湯冷ましで水分補給をしたとの声もありました。
湯冷ましは赤ちゃんや子どもの水分補給にも
湯冷ましとは、沸騰させたお湯を人肌の温度に冷ましたものを指すといわれています。湯冷ましを作る前は、水の種類の確認や清潔に保ちやすい保存容器の用意などをした方がいるようです。湯冷ましを作る際、加熱時間の他に、冷まし方や温度、量を赤ちゃんに負担のないように心がけたママやパパがいました。湯冷ましとはどのようなものが気になっていた方は、赤ちゃんや子どもの水分補給用として用意できるとよいですね。
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