シャフリングベビーとは。ハイハイや立ち上がる動作を取り入れる工夫や相談した相手
シャフリングベビーとは
シャフリングベビーとは、ハイハイや立ち上がる姿勢を嫌がり、座ったままの姿勢で移動する赤ちゃんのことを指すといわれています。日本では、「いざりっ子」や「いざり児」と呼ばれる場合もあります。足の筋肉が弱いことでおしりにより移動するような動きを行うと言われていますが、お座り姿勢からハイハイやつかまり立ちへと移行して、1人歩きへと進んでいく場合がほとんどのようです。シャフリングベビーは成長のひとつの形として見守っていけるとよいかもしれません。
ハイハイの動きを取り入れたいときに工夫したこと
シャフリングベビーの赤ちゃんは、ゆっくり成長することが特徴のひとつのようですが、ハイハイの姿を見届けたいと思う家庭もあるようです。ハイハイの動きを引き出したいと考えたときに工夫したことを、ママ・パパたちに聞いてみました。
うつぶせの姿勢で遊ぶ
「ハイハイの動きにつながるように、うつぶせの体勢での遊びを取り入れました。私が仰向けで寝転んだお腹の上に赤ちゃんをうつぶせにすると、身体が密着して安心できるのか普段より長い間うつぶせで遊んでくれました」(20代/8カ月の赤ちゃんのママ)
シャフリングベビーの赤ちゃんのなかには、うつぶせを嫌がる場合もあるため、うつぶせの姿勢で遊ぶことを取り入れた方がいるようです。うつぶせの赤ちゃんを抱えて、前後に揺らし飛行機のような動きを行うと、子どもが喜んでくれたという家庭もありました。
左右や背後から声をかける
「お座りで遊ぶことが好きなので、色んな動きを取り入れたいと考え左右や背後から声をかけてみました。手をついて左右に移動するうちに、膝をついて身体を動かすことも増えていったので続けていきたいです」(30代/9カ月の赤ちゃんのママ)
声のかける場所を工夫することで、赤ちゃんの身体の動きに変化を促すこともあるようです。他には、赤ちゃんの好きなおもちゃを使ってさまざまな方向から遊びに誘うと、お座りの姿勢から膝をずって移動するようになったとのパパの声も聞かれました。
ハイハイをやって見せる
「赤ちゃんに伝わりやすいように、ハイハイをやって見せました。おしりをずって進む娘のところをハイハイで追いかけたり、ハイハイをして逃げるそぶりをして遊んだりしています」(30代/10カ月の赤ちゃんのパパ)
実際にハイハイをする姿を見せることで、ハイハイをする意欲が引き出せるかもしれません。猫や犬、熊などの四足歩行の動物に見立てて身体を動かして遊んだというママの声もありました。
立ち上がる動きを取り入れたいときに工夫したこと
ママ・パパたちに聞いた、つかまり立ちを引き出したいと考えたときに工夫した内容をご紹介します。
腰を支えて遊ぶ
「座っている私の太ももや膝に赤ちゃんを腰かけさせ、足の裏が床についた状態で腰を支えて左右いっしょに揺れて遊びました。普段は、足をなかなか床につけてくれないので、よい刺激になっていたと思います」(30代/1歳児のママ)
赤ちゃんを膝の上に座らせて、足が床に付けられるようにサポートしたママがいるようです。赤ちゃんの腰を支えながら、下から上にゆっくり高い高いをして遊んだというパパもいました。
布団などをよじ登る
「布団を丸めて山を作ってよじ登る遊びを取り入れました。座った姿勢のままでは、うまく登れないようで、手や足を使ってがんばって登っていました」(20代/10カ月の赤ちゃんのママ)
少し高さのある物を乗り越えるような遊びは、足を動かすことにつながりやすいかもしれません。山に見立てたところから、紐をたらしてへびのように動かすと興味をもって追いかけるように登ってくれたとの声も聞かれました。
おもちゃを使う
「奥行きのあるテーブルに赤ちゃんの好きなおもちゃを置いて、立つ動作を促すようにしました。最初は、手を伸ばしているだけでしたが、続けていくうちにおしりを上げておもちゃを取れるようになってきたので、立ち上がるのもあと少しのように思います」(30代/1歳児と3歳児のママ)
おもちゃを使って立ち上がれるような工夫もできそうです。赤ちゃんによっては、立ち上がったタイミングで、バランスを崩して転倒してしまう場合もあるため、すぐに手を出して身体を支えてあげられるようにするとよいでしょう。
シャフリングベビーについて相談した相手
シャフリングベビーについて気になったときに相談した窓口を、ママ・パパたちに聞いてみました。
小児科
「日頃お世話になっている、小児科の先生に相談しました。赤ちゃんの状況を確認するために整形外科を紹介してもらい、より詳しく診てもらえたのでよかったです」(30代/1歳児のママ)
かかりつけの小児科で相談したママがいるようです。子どもが生まれたときから通っている小児科の先生だと、育児のなかで疑問に感じたことも気軽に相談がしやすかったとのパパの声も聞かれました。
地域子育て支援センター
「子育て支援センターで赤ちゃんの身体測定を行ってもらうときに、保健師さんに日頃の様子を聞いてもらっていました。子どもの成長をいっしょに見守ってもらうなかで、ハイハイやつかまり立ちができるようになっていったので嬉しかったです」(20代/2歳児のママ)
子育て支援センターで赤ちゃんの様子を定期的に話していたママもいるようです。地域によっては子育て支援センターのなかに、発育についての個別相談に対応している窓口もあるそうなので活用してみてもよいかもしれません。
保健福祉センター
「夫婦で悩んでいた時期は、どのように赤ちゃんに関わっていけばよいかわからなかったので、自治体の保健福祉センターに相談しました。シャフリングベビーについて詳しい専門家の方を紹介してもらい、お話が聞けたので気持ちが楽になったことを覚えています」(30代/2歳児と5歳児のパパ)
保健福祉センターを活用して、相談するのもひとつの方法のようです。ママのなかからは、なかなか相談するタイミングが掴めなかったが、乳幼児健診の際に話ができたとの声も聞かれました。
シャフリングベビーは成長の種類として見守っていこう
シャフリングベビーとは、ハイハイの時期を過ぎても、座った姿勢のまま移動する赤ちゃんのことといわれています。ハイハイや立ち上がる動きを取り入れたいときには、うつぶせの姿勢や腰を支えて遊ぶなど、普段の関わりのなかでさまざまな身体の動きを促せるように工夫していたママやパパがいました。シャフリングベビーは成長のひとつのかたちとして見守るなかで、気になることがあったときには、小児科や子育て支援センターなど相談しやすい窓口を活用してみてもよいですね。
赤ちゃんとの関わり方を工夫したいときには「キズナシッター」へ
赤ちゃんと過ごすなかで、「さまざまな運動遊びを取り入れたい」「家での過ごし方を工夫したい」といった要望をもつ家庭もあるようです。赤ちゃんとの関わり方を工夫したいときには「キズナシッター」を活用してみてはいかがでしょうか。
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シッティングは、事前に面談をしてから利用開始になり、ベビーシッターの方の人柄や相性を確認したうえで要望なども伝えやすいシステムとなるため、初めてでも利用しやすいでしょう。0歳の赤ちゃんから対応可能となっているため、サポートがほしいと感じたときにキズナシッターを気軽にご活用ください。
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