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子育て

ジーナ式とは?育児法の特徴とやり方。ママたちに聞いたメリット・デメリットと疲れたときのリフレッシュ法

ジーナ式とはどのような育児法なのか気になるママやパパもいるのではないでしょうか。そこで今回は、ジーナ式の特徴ややり方、メリット・デメリット、育児に疲れたときのリフレッシュ方法などを、ママやパパたちの体験談を交えて紹介します。

ジーナ式とは

ジーナ式とは、イギリスの作家で元ナニー(乳母)であるジーナ・フォード氏が提唱する育児法です。赤ちゃんに授乳するタイミングや寝かせる時間などをスケジュール化し、赤ちゃんの生活リズムを習慣化していく育児メソッドとされています。

ジーナ式育児法の特徴には、

  • 母子別室で就寝すること
  • 赤ちゃんの寝室を真っ暗にすること
  • 寝かしつけるときに赤ちゃんを抱っこしないこと

などがあるようです。

このように、赤ちゃんの睡眠を整える育児法は、日本では「ネントレ」として知られているのではないでしょうか。このネントレは、ジーナ式育児法を取り入れた育児メソッドともいわれていますが、ジーナ式と比較するとやや緩めという特徴があるようです。

たとえば、ジーナ式の場合は、前述したように赤ちゃんとママ・パパが同じ部屋で寝ることは推奨していないようですが、ネントレの場合は、状況に応じていっしょに寝ることも可能だと考える方が多いでしょう。ジーナ式育児法とネントレは、ともに赤ちゃんの睡眠習慣を整え、スムーズに眠れるようにする点では同じですが、やり方には少し違いがありそうです。

ジーナ式育児法のやり方

polkadot / stock.adobe.com

 

実際に、育児にジーナ式を取り入れたママ・パパたちに、昼寝と授乳のやり方について聞いてみました。

昼寝

ジーナ式では、月齢別に1日の昼寝の合計時間が決まっています。我が家は新生児期からジーナ式を始めたので、1日5時間からスタートし、1歳児なった今は3時間程度にしています(30代/1歳児のママ)

ジーナ式では、赤ちゃんの1日の昼寝の合計時間を月齢別に設定しているそうです。ママのなかからは、昼寝の合計時間を守ることで夜間ぐっすりと眠れているという声も聞かれました。

授乳

ジーナ式のメソッドに習い、1日の授乳を7:00から19:00の間に行なっています。寝かしつけの30分前までに授乳を終わらせることも大切です(20代/8カ月の赤ちゃんのママ)

赤ちゃんに授乳をする時間帯にもルールがあるようです。授乳後はすぐに寝かせずに遊びなどの活動の時間を作るといった育児メソッドだと教えてくれたパパもいました。

就寝時の環境

ジーナ式では、パパやママと別室で就寝するため、添い乳での寝かしつけはしません。赤ちゃんがお腹いっぱいにならないと眠れなかったり、添い乳がないと眠れなかったりすることを防ぐためだそうです(30代/9カ月の赤ちゃんのママ)

赤ちゃんに眠くなったら寝る時間だということを認識させるために、夜だけでなく昼寝の時間も部屋を真っ暗にするのがジーナ式のやり方です(30代/1歳児のママ)

ジーナ式では、就寝時の環境にもいくつか特徴があるようです。ママやパパと別室で就寝させている方からは、部屋を暗くして赤ちゃんをひとりにしたあと、しばらく泣いていても、抱っこしたり添い寝をしたりせずに根気よく続けることが大事だというアドバイスもありました。

ジーナ式育児法はいつから始められる?

ジーナ式育児法が気になる方のなかには、はじめるタイミングを知りたい方もいるでしょう。

ジーナ式は、月齢が低いほど習慣化しやすく、新生児期の生後1週間頃から始められるようです。しかし、産後すぐに厳密なスケジュールをこなすのはなかなか難しく、1〜2カ月頃から始める人が多いようです。

以下に、ジーナ式育児法を取り入れられるかどうかのポイントをまとめました。気になる方は、チェックしてみてはいかがでしょう。

  • 赤ちゃんが出生時の体重まで戻っている
  • おっぱいやミルクをあげる間隔が3時間ほど空いている
  • 授乳後眠らず、ご機嫌ですごすことができる
  • 授乳の時間に起こすまでぐっすり寝ている

ジーナ式育児法のメリット

polkadot / stock.adobe.com

 

では、ジーナ式を取り入れることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。ママやパパたちにジーナ式育児法を取り入れてよかったことを聞きました。

寝かしつけが楽になる

以前は寝かしつけるために抱っこをし、腕が疲れても布団に寝かせられなかったのですが、ジーナ式を取り入れてから楽になりました。赤ちゃんが寝てから自分の時間が作りやすくなったのでよかったです(40代/11カ月の赤ちゃんと4歳児のママ)

ジーナ式を取り入れたことで、寝かしつけが楽になったと感じるママやパパも少なくないようです。ほかには、生活リズムが整ったと感じるママの声や、夜泣きが減ったというパパの声もありました。

ストレスが軽減される

赤ちゃんがスケジュール通りにすごしてくれることで、自分自身も赤ちゃんに接するのが楽に感じるようになりました(40代/5カ月の赤ちゃんと3歳児のママ)

育児は、思い通りにならないことばかりでストレスになることも少なくないでしょう。同じ生活リズムで毎日すごすことは、最初は大変かもしれませんが、ママやパパとの信頼感が築かれることで、赤ちゃん自身も安心感に包まれてすごせるようです。

赤ちゃんがご機嫌でいてくれる

決まったスケジュールで生活リズムを作ると、不思議と赤ちゃんもご機嫌でいてくれるようになったと思います(30代/2歳児と7歳児のママ)

ジーナ式育児法では、スケジュール通りにすごすことで、お腹が満たされる時間や眠れる時間が子どものなかで認識されるようになり、いつでもご機嫌でいてくれると言われているようです。赤ちゃんの機嫌に悩まされている方も、このジーナ式育児法を参考にしながら、1日のスケジュールを考えてみるとよいかもしれません。

ジーナ式育児法のデメリット

一方で、このジーナ式を取り入れることで、大変だと感じることはあるのでしょうか。ジーナ式のデメリットに関するママたちの声を紹介します。

根気が必要になる

ジーナ式のスケジュールに慣れるまでは大変でした。寝かしつけ時に赤ちゃんが泣いても抱っこできないので、心が折れそうなこともありました(30代/7カ月の赤ちゃんのママ)

赤ちゃんとママやパパがジーナ式に慣れるまでの期間を大変だと感じた方もいるようです。ママのなかからは、生活リズムを守るために急な予定変更に対応しにくいという声や、外出がしづらいという声も聞かれました。

理解を得づらい

義理の両親の実家へ帰省したとき、スケジュールや決まりを重視する育児法に疑問を持ったようでした。赤ちゃんが泣いていたらすぐに抱っこしてあやすのが普通だと言われました(30代/2歳児のママ)

ママやパパの両親や友人だけでなく、近所の方の理解が得られないこともあるかもしれません。住宅密集地では、寝かしつけの際に赤ちゃんがずっと泣いているので、迷惑にならないか不安になったという声も聞かれました。

育児に疲れたときのリフレッシュ方法

miya227 / stock.adobe.com

 

このように、ジーナ式育児法が定着するまでは、疲れを感じるという方も少なくないようですが、実際にママやパパが育児に疲れたときは、どのような方法で息抜きをしているのでしょうか。聞いてみました。

好きなものを食べる

ジーナ式を始めた頃は、なかなか思い通りにいかないことで疲れを感じました。食事に好きなメニューを取り入れたり、好物のお菓子を食べたりして息抜きすることも大切です(40代/2歳児と5歳児のママ)

疲れたときに好きなものを食べるとよいリフレッシュになったというママがいました。ジーナ式に慣れるまでの期間、昼食はお気に入りのパン屋さんへ行き、毎日違うパンを食べることが楽しみだったというママの声もありました。

話を聞いてもらう

育児に疲れたときは妻と話をするとよい気分転換になります。大変だと感じることを聞いてもらったり、今後の楽しみの話をしたりすると、また前向きになれました(20代/4カ月の赤ちゃんのパパ)

家族や友人と話すこともリフレッシュ方法のひとつといえるでしょう。ママのなかからは、同じ月齢の赤ちゃんと暮らすママ友と寝かしつけの話をしたときに、大変なのは自分の家庭だけではないと感じて心強かったとの声も聞かれました。

1人の時間を作る

赤ちゃんのお世話で疲れたときは、赤ちゃんを預けて1人の時間を作っています。ジーナ式のやり方を継続していくために、自分の心や身体が健やかでいることが大切だと感じました(30代/5カ月の赤ちゃんのママ)

毎日の育児で疲れたときは、1人の時間を作ることも大切かもしれません。一時保育やベビーシッターサービスなどを活用し、休息や趣味の時間を作ったというママやパパの声もありました。

自分の家庭に合うと感じたらジーナ式を取り入れても

maroke / stock.adobe.com

 

ジーナ式とは、イギリスのジーナ・フォード氏が提唱している育児法のひとつです。実際にこのジーナ式を取り入れたママのなかには、授乳や寝かせる時間などの生活リズムを習慣化していくことで、寝かしつけが楽になったという声もありました。一方で、ジーナ式に慣れるまでの期間は大変だと感じる方もいるそうなので、息抜きをしながら取り組むとよいかもしれません。ジーナ式の特徴を知ったうえで、育児に取り入れるかを夫婦で相談できるとよいですね。

1人の時間を作りたいときは「キズナシッター」へ

赤ちゃんと暮らすママやパパのなかには、「たまには自分の時間もほしい」「周囲に赤ちゃんの預け先がない」という方もいるようです。赤ちゃんを預けたいときは、「キズナシッター」を利用してみてはいかがでしょうか。

キズナシッターには、保育士や幼稚園教諭、看護師いずれかの国家資格所有者のみがベビーシッターとして登録しています。専門知識や経験の豊かさから、保育の質が高いと利用者に好評です。

0カ月の赤ちゃんからシッティング可能なため、産後の疲れた身体を休めたいときにも活用いただけます。実家が遠方などで周囲に赤ちゃんの預け先がないときは、キズナシッターを検討してみてはいかがでしょうか。

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    面談依頼を送ったら、続いてシッティング依頼を送ることができます。シッターから見積もりが届いたら、内容を確認して依頼を確定します。

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    当日、シッターは5分~10分前を目安に到着するので、ご家庭のルール、お預かりの注意事項、鍵の扱い、緊急時の対応方法など必要事項をお伝えください。

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