赤ちゃんの後追いへの対処法。いつまで続くかや起こる原因、対応の工夫

赤ちゃんの後追い
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赤ちゃんの成長過程において、ママやパパが悩むことのひとつに「後追い」があるようです。なかには、「いつまで続くんだろう……」と頭を抱えている方もいるかもしれません。
まずは、この赤ちゃんの後追いとはどのようなものなのかや、後追いがいつからいつまで続くのかについて、ママ・パパたちの体験談をもとにまとめました。
そもそも後追いとは
「後追い」とは、ハイハイやつかまり立ちができるようになった赤ちゃんが、ママやパパが視界からいなくなったときに、泣いたり後を追いかけたりする行動を指すそうです。
後追いがはじまると、赤ちゃんによっては、どこにいても追いかけてくることがあるため、目が離せなくなり大変に感じる方もいるようです。
このような後追いは、ママやパパとの愛着や信頼関係ができ、特別な存在と認識することではじまるともいわれています。安心できるママやパパから離れることで不安を感じ、後を追いかけて回る行動をするようです。
後追いはいつからいつまで続く?
ママやパパたちに、赤ちゃんの後追いがいつからいつまで続いたか、聞いてみました。
後追いがいつからいつまで続くかは、それぞれの子どもによって違いがあるようです。ママのなかからは、預かり保育など一時的に離れる時間が長かった日は、しばらく後追いをして抱っこを求める機会が増えたという方もいました。
後追いがはじまる原因
では、なぜ後追いは起こるのでしょうか。ここでは、後追いがはじまる原因について、心とからだの発達の両面からみていきます。
不安を感じるため
生まれてしばらくの間、赤ちゃんは「自分とママは一体」という感覚を持っているといわれています。しかし、実際にハイハイなど自分自身が動くことで、ふたりの間に距離ができ、自分とママが別の存在だということがだんだんとわかってくるそうです。
つまり、自ら動けるようになることが、赤ちゃんに喜びや興奮をもたらす一方で、ママとの距離を不安に感じさせるようです。
動けるようになるため
ママやパパたちの声にもあるように、後追いが始まる時期は、早い子で生後半年頃からのようです。これは、そのくらいの頃から、自分で移動することが可能になることがきっかけかもしれません。
それまでは、ママを追いかけたくても追いかけられないため、泣いて欲求を訴えることが多いでしょう。後追いは、ハイハイなどの追いかける術があるからこそ実現できる、成長のあらわれといえるのかもしれません。
記憶力がつくため
記憶力の発達もまた、後追いに関係しているといわれています。
赤ちゃんが自分で動けるようになってくる頃は、だんだんと記憶を保持する力もつき、「よく知っている顔」と「記憶にない顔」を見分けられるようになるといわれています。いつも近くにいるママやパパを特別な存在と認識することで人見知りが起こり、後追いにつながるのかもしれません。
赤ちゃんの後追いで困ったときの対処法
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では、実際に赤ちゃんの後追いがひどいとき、どのように対処するとよいのでしょうか。ママ・パパたちに聞いた、赤ちゃんが後追いをして困ったときの対処法を紹介します。
声をかけてから行動する
後追いする子には、声をかけてから行動に移すことで「突然ママやパパがどこかに行ってしまった」と感じることを避けられそうです。ほかには、離れて泣いてしまったときも、「ここにいるから大丈夫だよ」など、常に声をかけて安心できるようにしたというママもいました。
家事は最低限にする
赤ちゃんが後追いしているときに、家事をするのは難しいこともあるかもしれません。夫婦で家事分担をして、できる限りママが赤ちゃんに寄り添えるように工夫したというパパの声も聞かれました。
おんぶや抱っこ紐を取り入れる
赤ちゃんをおんぶや抱っこすることで、家事に集中しやすくなるかもしれません。パパのなかからは、長時間おんぶしていると腰に負担があったので、使う時間や頻度を工夫したという声もありました。
ベビーサークルを利用する
子どもが後追いをして危ないと感じるときには、ベビーサークルを利用するのもひとつの方法かもしれません。ベビーサークルのなかで赤ちゃんが泣いて対応が難しいと感じたときは、赤ちゃんが気に入っているおもちゃや興味がもてるような目新しいおもちゃを置くことで、気持ちが切り替えられたというママもいました。
後追いに悩んだときの工夫
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どんなに対応しても、ひどい後追いにお手上げというシーンもあるかもしれません。ママ・パパたちに、赤ちゃんが後追いをして悩んだ時期に工夫できることを聞いてみました。
相談をする
後追いが大変だと感じたときは、家族だけで抱え込まず、保育園の先生や子育て相談窓口などに話を聞いてもらうことを検討してもよいでしょう。ほかには、同じ月齢の子どもがいるママ友に相談することで、悩みに共感してもらい「自分だけがつらいのではないんだ」と気持ちが落ち着いたママもいるようです。
ひとりの時間を作る
自宅で赤ちゃんとすごしているときに、わずかな時間でもひとりの時間を作るように工夫することも大切かもしれません。子どもが寝ている時間は、家事から離れて自分の好きなことでリフレッシュしたというパパの声も聞かれました。
赤ちゃんを預ける
後追いに疲れたときに、ベビーシッターサービスを活用してリフレッシュできたパパもいるようです。ベビーシッターサービスは、このような夫婦ともにリフレッシュの機会を作るのにも便利なサービスかもしれません。また、赤ちゃんの預かり先は、ベビーシッターサービス以外にも、ファミリー・サポート・センターや保育園の一時預かり事業などもあるため、利用しやすいサポートを活用してみるのもよいでしょう。
赤ちゃんの後追いに悩んだときは適切な対処法を
赤ちゃんの後追いは、ママやパパとの信頼関係ができてきたことであらわれる行動のひとつのようです。また、自分で動けるようになることや記憶力がつくこと、物理的な距離が不安をもたらすことが、赤ちゃんの後追いにつながっていることもわかりました。
後追いで困ったときの対処法としては、声をかけてから行動したり、家事は最低限にしたりするなどの声が聞かれました。後追いに悩んだときは、周囲への相談やサポートを依頼しながら、じょうずにリフレッシュできるような時間を作っていけるとよいでしょう。
赤ちゃんによって、後追いの大変さも異なるかもしれません。いずれにしても、それぞれのシーンによって適切な対応をすることが、後追いを乗り越えるコツのようです。赤ちゃんがすくすく育っている証拠だと捉え、あたたかく見守る姿勢をもっていたいですね。
ひとりの時間がほしいときは「キズナシッター」も
赤ちゃんが後追いをはじめると「子どもを預けてリフレッシュしたい」「育児をサポートしてもらいたい」といった要望をもつ家庭もあるようです。
そんなときは「キズナシッター」を検討してみてはいかがでしょうか。
キズナシッターは、保育士や幼稚園教諭、看護師といった国家資格を所有した方のみがベビーシッターとして登録しています。保育や看護の知識・経験を活かしたベビーシッターの方によるシッティングは、子どもの気持ちに寄り添ったものとして利用者からも好評です。
0歳の赤ちゃんから12歳の子どもまで、同時に3人まで預かりが可能なため、きょうだい育児をしている家庭にも利用しやすいでしょう。キズナシッターを利用して子育てのプロに子どもを預け、ママやパパの気持ちにゆとりがもてるような時間を作ってみてはいかがでしょうか。
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KIDSNAシッターのご利用方法
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審査を待つ間にシッターを探しておきましょう。アプリの検索画面からご希望条件・日時を設定し絞込検索ができます。お気に入りのシッターをアプリ上で保存しておくこともできます。
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(依頼確定)初めてのシッターとは1時間の面談を行い、お預かり内容や保育方針の確認をし、お子さまと慣れてもらいます。面談には1時間分の料金が発生します。面談依頼を送ると見積りが届くので、確認して依頼を確定します。
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見積りを待つ見積りを承認
(依頼確定)面談依頼を送ったら、続いてシッティング依頼を送ることができます。シッターから見積もりが届いたら、内容を確認して依頼を確定します。
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当日、シッターは5分~10分前を目安に到着するので、ご家庭のルール、お預かりの注意事項、鍵の扱い、緊急時の対応方法など必要事項をお伝えください。
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