正社員共働き家庭が子育てと仕事を両立するコツ。「しんどい」と感じる理由と活用したいサポート

正社員共働き家庭の悩み
健二 中村 / stock.adobe.com
正社員共働き家庭のママやパパたちは、仕事や子育てに関することだけでなく、お金や時間の使い方などについての悩みも抱えているようです。
まずは、日々の生活においてどのようなことを感じているのか、正社員共働き夫婦に聞いてみました。
家庭と仕事の両立が難しい
子育て中はスケジュール通りに進まないこともあり、家庭と仕事を両立させるのが難しく感じることもあるかもしれません。子どもが「ひとりで留守番をするのが寂しい」と言ったことをきっかけに、育児と仕事のバランスを見直した方がよいのか悩むママもいました。
ていねいな育児ができない
毎日忙しくしているママやパパにとって、まさにあるあるな葛藤かもしれません。子どもと向き合いたいと願う一方、限られた時間しかないという現実に、胸が締めつけられるような気持ちになったというママの声もありました。
パートナーが協力的ではない
これは単に家事分担の問題だけでなく、精神的な負担や夫婦間のコミュニケーション不足が原因となっている部分もあるかもしれません。お互いの価値観や期待する役割が異なり、話し合いが平行線をたどっているという家庭もあるようです。
職場の理解がない
子どもの体調不良での急な休みや、キャリアへの影響、周囲からの孤立など、職場の理解がないことで生じる葛藤は、多くの共働き家庭が共感する現実的な悩みではないでしょうか。職場で子育ての悩みを打ち明けても理解されなかったり、「甘えている」と捉えられたりするという悩みを打ち明けてくれたパパもいました。
仕事の成果が出しづらい
正社員共働き夫婦の方にとって、限られた時間のなかで結果を出すことの難しさや、保育園などからの呼び出しによる突発的な中断など、仕事の成果が出しづらいと感じる場面は多いかもしれません。
働き方に悩む
夫婦で共働きをしながら子育てすることをイメージし、今後の働き方について迷うママがいるようです。現在正社員として働くママのなかからは、送迎の時間が作りにくく子どもが習い事を始められずにいるので、働き方を見直し始めたという声も聞かれました。
通勤時間が長い
子育てしながら共働きをしていると、通勤時間を短くしたいと考える方もいるようです。一方で、自宅で自営業を営む場合、通勤時間がないのでオンとオフの切り替えが大変だというパパの声もありました。
体調不良が続く
体調不良が続き仕事や家庭生活に深刻な影響を及ぼすことは、多くの正社員共働き夫婦にとって共通の悩みかもしれません。また、慢性的な体調不良から、仕事での集中力が続かなかったり、趣味やリフレッシュの時間が取れずにストレスが溜まったりすることもあるようです。
自分の時間が取れない
家に帰ってからも、食事の準備や子どものお風呂、寝かしつけ、翌日の準備など、やることが山積みという方は少なくないのではないでしょうか。このように、自分の時間が取れないことは、精神的なゆとりや充足感の欠如につながることもあるかもしれません。
お金の不安が尽きない
正社員共働き夫婦にとって「共働きなのに、なぜかお金が貯まらない」という悩みは、多くの家庭が直面する現実かもしれません。収入が増えても、支出も増えるのでは、将来への不安を感じるのも無理はないでしょう。
正社員共働き家庭ができる工夫
kapinon / stock.adobe.com
このように、子育てしながら正社員として共働きをしているママやパパたちは多くの悩みを抱えているようですが、少しの工夫で改善できることもあるかもしれません。
正社員共働き家庭のママやパパに聞いた、簡単にできる工夫を紹介します。
家事や育児の分担
夫婦どちらかに負担が偏らないように、家事や育児を分担した家庭があるようです。通勤時間や家事にかかる時間を考えたり、得意な分野の家事を担当したりとさまざまな工夫ができるのではないでしょうか。
時間の有効活用
時間を有効活用するために、夫婦でスケジュールを共有するのもよいかもしれません。通勤時間が長いママのなかからは、その時間に英語を勉強したり読書をしたりと自分の時間として有効活用しているという声も聞かれました。
自分へのご褒美
自分へのご褒美は、決して大きな出費を伴うものばかりではないでしょう。日々の頑張りを自分で認め、意識的に心を休ませる時間を作ることで、精神的なゆとりが生まれ、結果として仕事や家事、育児にも前向きに取り組めるようになるかもしれません。
「やらないこと」の明確化
食事や掃除において、すべてを完璧にこなそうと頑張っているママやパパも多いかもしれません。しかし、仕事で疲れているのに、毎日手の込んだ料理を作ったり、家中をピカピカに磨いたりするのは至難の業ではないでしょうか。こうした「やらないこと」を決めることで心にゆとりが生まれ、自分だけでなく家族の笑顔にもつながるかもしれません。
夫婦の絆づくり
共有カレンダーで予定や家事を可視化したという声や、小さなことでも「ありがとう」「助かるよ」と感謝と労いの言葉を伝え合うことを意識しているという声など、夫婦間のコミュニケーションに関する体験談が多く聞かれました。お互いの状況を知り、感謝を伝え、仕組みで支え合うことが、共働き夫婦がともに歩むためのカギなのかもしれません。
家計の「見える化」
生活費用の共通口座を作り、毎月決まった額をそこに入れるようにしたことで、使えるお金が明確になり、使いすぎを防げるようになったという声もありました。お金の見える化と具体的なライフプランの共有は、共働き夫婦の経済的な不安を解消するだけでなく、未来への安心感にもつながるでしょう。
「しんどい」と感じたときにできること
taka / stock.adobe.com
こうした工夫をしていても、仕事と子育ての両立を「しんどい」と感じたり、ときには「つらい!」「もう無理!」と限界を感じたりすることもあるのではないでしょうか。
ここでは「やっぱりしんどい」と感じたとき、まずやってみるべき行動を紹介します。冷静になって何をすべきか、何ができるのかを考えることで、自分の気持ちも整理できるかもしれません。
同じ境遇の人に相談する
ひとりで抱え込まず、同じ境遇の人と分かち合うことで、孤独感を乗り越えられそうです。家族以外の人とのコミュニケーションのなかで、自分がまだ気づいていない乗り切るためのヒントを見つけられることもあるかもしれません。
働き方を検討する
今の働き方にしんどさを感じたら、まずは夫婦で話し合い、会社や制度を調べてみましょう。自分たちにとってベストな働き方を見つけることが、ゆとりある共働き生活への第一歩になるかもしれません。
周囲にサポートを依頼する
正社員として働きながら育児をするとき、誰かのサポートが必要だと感じるシーンもあるようです。定期的に子育てや暮らしのサポートサービスを利用しているというママの声もありました。
正社員共働き家庭が活用したいサポート
polkadot / stock.adobe.com
周囲にサポートを依頼して、家庭と仕事をじょうずに両立している家庭もあるようですが、具体的にはどのようなサービスがあるのでしょうか。
正社員共働き家庭が、実際に利用した子育てや暮らしのサポートについて紹介します。
子育て支援制度や事業
厚生労働省の資料によると、「育児・介護のための所定外労働の制限」という制度があるようです。2025年4月1日からは、この対象が3歳未満から小学校就学前に拡大されました。ほかには、自治体が運営するファミリー・サポート・センター事業を利用し、習い事の送迎を依頼しているというパパの声もありました。
出典:育児・介護休業法 改正ポイントのご案内/厚生労働省家事代行サービス
家事代行サービスに掃除や料理などのサポートをしてもらったママもいるようです。赤ちゃんや幼児期の子どもの相手をしながらアイロンがけや水回りの掃除などを行うのは大変でしょう。このような場合も、家事代行サービスを活用すると便利かもしれません。
ベビーシッターサービス
子どもの預け先として、ベビーシッターサービスを定期利用しているパパがいました。夫婦の実家が遠方にあるなど周囲に子どもを預かってもらえる相手がいない場合でも、シッティングのプロに依頼することで、安心して仕事に臨めるかもしれません。
周りからのサポートを得ながら正社員と子育てを両立しよう
子育てをしながら正社員として共働きをする場合、家庭と仕事の両立が大変だというママやパパもいるようです。そのようななかで、心身ともにゆとりをもって生活するために、夫婦で偏りがないように家事や育児を分担したり、通勤時間をひとりですごす時間として有効活用したりと、さまざまなアイデアが聞かれました。
それでも、「しんどい!」「もう無理!」などと、限界を感じることがあるかもしれません。そんなときは周囲のサポートを得ることも必要でしょう。家庭のライフスタイルに合わせて、子育て支援制度や家事代行サービス、ベビーシッターサービスなどを検討してみてはいかがでしょうか。
ママとパパが仕事も子育てもポジティブに楽しめるよう、じょうずに工夫できるとよいですね。
正社員と子育ての両立が「しんどい」と感じたら「キズナシッター」へ
正社員共働き家庭では、「子どもを預かってほしい」「習い事の送迎をサポートしてもらいたい」と考えるシーンも少なくないでしょう。誰かに子育てをサポートしてほしいと感じたときは、「キズナシッター」を検討してみませんか。
キズナシッターは、登録しているベビーシッター全員が保育士や幼稚園教諭、看護師いずれかの国家資格を所有しています。0歳の赤ちゃんから12歳の子どもまでを対象としており、前日の利用依頼にも対応可能です。そのため、急な仕事や残業などで、子どもの預け先を探すときにも利用しやすいといえるでしょう。
働くママやパパの悩みや相談にもていねいに対応いたします。子育てのサポートとして、この機会にぜひ、キズナシッターのアプリをダウンロードするところから始めてみてはいかがでしょうか。
スマホ版・ベビーシッターさん検索はこちら
Click!詳しくはこちらお住まいのエリアからシッターさん検索が可能です♪
※実際のご予約依頼はアプリからお願いします。
KIDSNAシッターのご利用方法
ご利用の流れ
KIDSNAシッターのアプリより、保護者さまとお子さまの情報を登録します。事務局で確認後、審査結果をメール通知します。審査が完了したらシッターへの依頼ができるようになります。
シッター探し
審査を待つ間にシッターを探しておきましょう。アプリの検索画面からご希望条件・日時を設定し絞込検索ができます。お気に入りのシッターをアプリ上で保存しておくこともできます。
面談依頼を送る
面談依頼を
送るシッターの
見積りを待つ見積りを承認
(依頼確定)初めてのシッターとは1時間の面談を行い、お預かり内容や保育方針の確認をし、お子さまと慣れてもらいます。面談には1時間分の料金が発生します。面談依頼を送ると見積りが届くので、確認して依頼を確定します。
- 面談依頼を送るとメッセージのやりとりが可能になります。
シッティング依頼を送る
シッティング
依頼を送るシッターの
見積りを待つ見積りを承認
(依頼確定)面談依頼を送ったら、続いてシッティング依頼を送ることができます。シッターから見積もりが届いたら、内容を確認して依頼を確定します。
面談・シッティング当日
当日、シッターは5分~10分前を目安に到着するので、ご家庭のルール、お預かりの注意事項、鍵の扱い、緊急時の対応方法など必要事項をお伝えください。
完了後の決済/レビュー
面談・シッティング完了後、シッターからシッティング報告書が届きます。内容をご確認いただけましたら、決済ボタンを押してください。事前にご登録いただいたクレジットカードでのお支払いになります。
レビュー投稿にも是非ご協力ください。