子育て

産前産後ドゥーラとは?ドゥーラに依頼できるサポート内容やベビーシッターとの違い

妊娠中や出産後の方がいる家庭では、ドゥーラについて知りたいと考える方もいるのではないでしょうか。今回は、産前産後ドゥーラとはどのような方なのかやドゥーラにサポートを依頼できる時期、ドゥーラにサポートしたもらった内容と利用してよかったことを体験談を交えてお伝えします。

産前産後ドゥーラとは?

妊娠中や赤ちゃんを出産したとき、産前産後ドゥーラについて知りたいママやパパもいるのではないでしょうか。ドゥーラの語源はギリシャ語で「他の女性を支援する」「経験豊かな女性」という意味があるとされ、日本では「産前産後ケア」といわれることもあるそうです。核家族が少なくない現代の日本では、産前や産後に実家や周囲の方からサポートを受けにくい状況もあるのではないでしょうか。今回は、産前産後にケアをしてくれるドゥーラについてご紹介します。

ドゥーラにサポートを依頼できる時期

ドゥーラの方に自分や家族のサポートをしてもらいとき、いつからいつ頃まで依頼できるのか気になる方もいるようです。産前や産後、ドゥーラにサポートをしてもらった家庭に、依頼できる時期について聞いてみました。

産前

「私の場合は妊娠後期に依頼しました。夫が出張期間中に来てもらい、出産や育児について相談に乗ってもらえると、初めての出産で心細かった気持ちが落ち着いたように思います」(20代/1歳児のママ)

 

妊娠後期にドゥーラの方に来てもらったというママがいました。産前にドゥーラに依頼できる時期は、予定日が近い時期だけではなく、つわりで体調が優れないときや安静にしなくてはいけなときに、話し相手や家事のサポートをしてもらうこともできるそうです。

産後

赤ん坊の顔

iStock.com/kuppa_rock

 

「赤ちゃんを出産し、退院した3日後からドゥーラの方に1週間サポートしてもらったことがあります。新生児はまだ昼夜の区別がなく数時間毎のお世話が必要だったので、ドゥーラに手助けをして欲しいと思いました」(30代/5カ月の赤ちゃんと3歳児のママ)

 

病院から退院した後、赤ちゃんが新生児の期間中に産後ケアを依頼したママもいるようです。依頼する時期は家庭によってそれぞれ違ってくるようですが、里帰りから自宅に戻ったタイミングで利用するケースも少なくないかもしれません。

産前産後ドゥーラにサポートしたもらった内容

実際に、ドゥーラの方から産前産後ケアをしてもらった家庭に、サポート内容について聞いてみました。

育児

「我が家では赤ちゃんのお世話を中心としたサポートを依頼しました。昼夜問わずに育児をしている妻の負担が軽くなり、体を休める時間もできたのでよかったです」(40代/1歳児のパパ)

 

赤ちゃんのお世話をサポートしてもらった家庭があるようです。他にも、自分が赤ちゃんに授乳や寝かしつけをしている間、上の子の遊び相手をお願いしたというママの声もありました。

家事

「ドゥーラの方に家事も依頼できると聞いたので、食事の準備をお願いしました。買い物から調理、片付けまでしてもらえたので、その間私は赤ちゃんのお世話に専念できて嬉しかったです」(30代/9カ月の赤ちゃんのママ)

 

食事の準備や片付けを依頼したママがいました。自宅での安静期間があったというママのなかからは、自分の代わりに掃除機や雑巾がけをしてくれたときにありがたかったという声も聞かれました。

その他

「産後に退院する日が決まったとき、夫がどうしても仕事を休めない日だったのでドゥーラの方に付き添いを依頼しました。自宅まで荷物を持ってくれたり、帰宅後も子育ての相談や沐浴などを手伝ってくれたりと心強かったです」(20代/1歳児のママ)

 

退院時の付き添いをサポートしてもらったママもいるようです。他にも、妊娠や育児についての相談相手になってもらうなど、さまざまなケアをしてもらったというママたちの声もありました。

産前産後ドゥーラを利用してよかったこと

産前や産後にドゥーラの方も来てもらったという家庭では、利用したことでどのような変化を感じられたのでしょう。ママやパパたちに聞いた、産前産後ドゥーラを利用してよかったことをご紹介します。

ママの体を休められた

ソファーで寛ぐ女性

iStock.com/maroke

 

「家事や身の回りのことまでサポートしてもらえたので、産後の体を休められました。ドゥーラの方も出産経験があったので『産後に無理をすると後で大変だから、私が来ているときくらい休んでね』とやさしく声をかけてくれたことが嬉しかったです」(20代/3歳児のママ)

 

出産や赤ちゃんのお世話で疲れたママをサポートしてくれると、ママも体を休めやすいようです。ママのなかからは、昼間は1人で赤ちゃんのお世話をしていたが、ドゥーラにサポートを依頼してから仮眠をとる時間を作れたという声も聞かれました。

上の子と過ごす時間が作りやすかった

「下の子が生まれたときはドゥーラに赤ちゃんのお世話をしてもらい、私は上の子と過ごす時間を作りました。普段は赤ちゃんのお世話が生活の中心になってしまうので、ドゥーラが来てくれる日は上の子とたくさんスキンシップをとるように心がけた思い出があります」(40代/5カ月の赤ちゃんと4歳児のママ)

 

ドゥーラが赤ちゃんを見ていてくれると、上の子との時間も大切に過ごしやすいかもしれません。ママが赤ちゃんに授乳している間は、ドゥーラが上の子の気持ちに寄り添うように遊んでくれたことが好印象だったという声ありました。

子育てに前向きになれた

「妊娠中、初めての出産で心配ばかり考えていた私の気持ちに寄り添ってくれました。私の話を最後まで聞いてくれ、考え方を否定することなく受け止めてくれた後、自身の出産や育児の体験談を話してくれました。いろいろな形の出産があるのが普通だと考えると肩の荷が下りたように感じ、これから迎える子育てに前向きになれました」(30代/2歳児のママ)

 

ドゥーラの対応で子育てに前向きになれたと話すママもいました。自身の出産だけでなく、さまざまな方の出産や育児のケアをしてくたドゥーラだからこその、包み込むような暖かさがあるのかもしれません。

ドゥーラにサポートを頼む時期や内容はそれぞれ

年配の女性に抱っこされる赤子

iStock.com/JGalione

 

産前産後の女性の生活や育児をサポートしてくれるドゥーラという女性がいるようです。実家が遠方など周囲にサポートをお願いする相手がいない場合、必要だと感じる時期にドゥーラに身の回りのことをお願いするのもよいかもしれません。ドゥーラにサポートをしてもらった内容は、赤ちゃんのお世話や家事、話し相手や付き添いなど家庭によってさまざまなようです。産前や産後にサポートを受けたいと思ったときは、必要だと感じた時期にドゥーラに依頼できるとよいですね。

産後や上の子の子育てサポートとして「キズナシッター」の利用も

出産を控えている場合や産後間もない場合「出産の前後に上の子の相手をして欲しい」「近くにドゥーラがいないので、産後はベビーシッターにサポートしてもらいたい」という家庭もあるようです。赤ちゃんや上の子のお世話をサポートしてほしいときは「キズナシッター」を利用してみてはいかがでしょうか。

 

キズナシッターは、保育士や幼稚園教諭、看護師など国家資格を所有したベビーシッターのプロ集団です。0歳の新生児から12歳の子どもを対象とし、同時に3人のシッティングが可能なため、きょうだいがいる家庭からも利用しやすいとリピーターも増えています。

 

専用のアプリを活用し、会員登録からベビーシッター検索、シッティング依頼や利用料金の支払いまでを一括で行えるのも忙しいママやパパたちにとって魅力の1つかもしれません。産前や産後に子育てをサポートして欲しいと感じたときは、子育て支援サービスのひとつとしてキズナシッターを活用してみてはいかがでしょうか。

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